高浜行人
2015年1月31日01時02分
2013~14年度、小中高校など全国の262校で、校内の人事が教職員自身による選挙や委員会で決められていた。文部科学省が30日、そんな調査結果を発表した。校長の人事権を定めた学校教育法の趣旨に反するとして、昨年6月に是正を求める通知を出すとともに、調査していた。
調査は、昨年4月、大阪市や神戸市の学校で実質的に教職員が人事を決めていたことが問題視され、全国の公立学校を対象に実施した。現在は、こうした実態は解消されているという。
選挙で「教務主任」や「進路指導主事」といった校内の配置を決めていたのは、高校181校、中学校55校、特別支援学校25校、小学校1校だった。都道府県別では、大阪が159校で最も多く、51校の長野、19校の和歌山が続いた。また、教職員が「人事委員会」を設置し、人事案を決めていたのは211校。うち大阪は93校、長野は85校だった。
いずれも、明文化された規定が存在する事例もあったという。文科省の担当者は「関西圏など特定の地域で、以前からあった慣習がそのまま残っていたのではないか」と話す。(高浜行人)
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