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 過激派組織「イスラム国」が支配するシリア北部と接するトルコ南部には、今も外国から戦闘員が集まっているという。フリージャーナリスト後藤健二さん(47)とサジダ・リシャウィ死刑囚の交換場所に指定されたのもトルコ国境だ。なぜ、トルコは「玄関口」に使われるのか。

 トルコ南部の中心都市、人口約140万人のガジアンテップ。空港には、国際便のハブになっているイスタンブールの2空港から1日15便、ドイツからの直行便もある。

 空港を拠点に勤続約30年というタクシー運転手が、「『イスラム国』の戦闘員らしき外国人を4度ほど乗せたことがある」と証言した。

 いずれも20代か10代後半で、1人で行動するか、多くても3人ほど。男はいずれも長髪であごひげを長く伸ばし、女は目元以外の全身を黒い布で覆う「ブルカ」を着ていた。トルコ人もイスラム教徒が大半を占めるが、西洋風の装いを好む人が多く、異様に映ったという。