西日本入国管理センター廃止へ01月29日 06時30分
2005008381_20150129070530.mp4
不法滞在の外国人が減っていることに伴い、国内の3か所にある法務省の入国管理センターのうち大阪・茨木市にある施設がことし9月末で廃止されることになりました。
廃止になるのは大阪・茨木市にある法務省の「西日本入国管理センター」です。
入国管理センターは、不法滞在の外国人を母国に送還するまでの間一時的に収容したりする施設で、茨城県牛久市と長崎県大村市、それに茨木市の3か所に設けられています。
法務省によりますと、不法滞在の外国人は入国審査の強化などによってピークだった平成14年1月のおよそ22万4000人から、去年1月にはおよそ5万9000人に減少しました。
これに伴い、西日本入国管理センターの、ことし9月末での廃止が決まったもので、1月25日時点で21人いた収容者は、ほかのセンターに移されるということです。
法務省は廃止後のセンターの建物の利用方法について検討するとしています。