ヘッジファンドがDMG MORIの5位内の株主に-関係者
(ブルームバーグ):資産家ポール・シンガー氏が率いるヘッジファンドのエリオット・マネジメントはドイツの工作機械メーカー、DMG MORI SEIKI の株式を取得し、上位5位内に入る株主となっている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。筆頭株主のDMG森精機によるDMG MORIのTOB(株式公開買い付け)を受けたものだという。
エリオットはDMG森精機 が買い付け価格を引き上げた場合や、経営統合後に株価が上昇した場合の利益確保を狙っている。情報は非公開だとして関係者が匿名で語った。エリオットは今週中にも株式保有を開示する可能性があるという。
DMG森精機が提示している買い付け価格は1株27.50ユーロで、買い付け規模は最大で約16億ユーロ(約2100億円)としている。DMG森精機が今月提出した報告書によれば、同社はDMG MORIの発行済み株式総数の50%超取得を目指している。ブルームバーグのデータによると、現在の出資比率 は26.5%。
DMG MORIの28日の株価終値は28.49ユーロで、時価総額は22億5000万ユーロ。投資家が買い付け価格の引き上げを予想していることを示唆している。
DMG MORIには営業時間外に電話と電子メールで取材を試みたが連絡は取れなかった。エリオットの広報担当者とDMG森精機の広報担当、波多野雅美氏はいずれもコメントを控えた。
原題:Elliott Said to Build Holding in German Toolmaker DMG Mori (1)(抜粋)
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更新日時: 2015/01/29 12:47 JST