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後藤さんの妻「イスラム国」に要求されメッセージ
1月30日 1時00分

イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束されている後藤健二さんの妻はロイター通信を通じて音声メッセージを発表し、組織からヨルダンで収監中の死刑囚の釈放を世界に訴えるよう要求されたことを明らかにしました。

「イスラム国」とみられる組織に拘束されている後藤健二さんの妻がロイター通信を通じて発表した音声メッセージでは、はじめに「私は、シリアで組織に拘束されている後藤健二の妻です」と話しています。
妻は、「先月2日、組織からメールが送られてきて夫が何らかのトラブルに巻き込まれたことを知った」としています。
そして、今月20日に「イスラム国」とみられる組織が後藤健二さんを拘束したとする映像をインターネット上に投稿して以降、この組織から数回にわたってメールが送られてきたことを明らかにしています。
今回、初めて自分からメッセージを発表した理由として「この20時間の間に、夫を拘束した組織から最新でかつ最後とみられる要求が送られてきた」ためだと説明しています。
そのうえで、この組織から送られたとされるメールを読み上げました。
その内容は、「次のメッセージを世界のメディアに公開せよ。さもなくば、健二が次だ。もし、リシャウィ死刑囚が健二と引き換えに、トルコ国境に現地時間の29日の日没までに連れてこられなければヨルダン軍のパイロットは直ちに殺害される」というものだったということです。

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