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韓国競泳のパク選手 ドーピング検査で陽性
1月27日 20時33分

韓国の競泳初のオリンピック金メダリスト、パク・テファン(朴泰桓)選手が、去年のアジア大会の前に受けたドーピング検査で陽性反応が出ていたことが分かり、韓国メディアはアジア大会で獲得したメダルが剥奪される可能性もあると伝えています。

これは、韓国の水泳連盟とパク・テファン選手の所属事務所が27日明らかにしたものです。
それによりますと、去年9月にインチョン(仁川)で開かれたアジア大会の前に行われたドーピング検査で陽性反応が出たことが11月に分かり、パク選手は、来月末ごろ、国際水泳連盟の反ドーピング委員会の聴聞会に出席するということです。
パク選手側は、アジア大会前に韓国の病院で打った注射が原因で、事前に禁止薬物が入っていないことを医師に確認したにもかかわらず、実際には入っていたとして病院を検察に告訴しました。
聴聞会について韓国の水泳連盟は、禁止薬物の服用が故意だったのかが処分内容を左右するものの、一定期間、競技への参加資格が停止されるなど、何らかの処分は免れないだろうと話しています。
パク選手は、北京オリンピックで韓国の競泳初の金メダリストとなり、韓国内で絶大な人気を集めています。
アジア大会では銀1つ、銅5つの6つのメダルを獲得しており、韓国メディアは、剥奪される可能性もあると伝えています。

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