Confirmation / Charlie Parkerのアドリブはどうすればいいのでしょうか？

この曲のコードチェンジは複雑なように見えますが、転調するⅡ－Ⅴ－I だけでできていると考えていいです。最初はDｍトニックの、次はCmトニックの、続いてB♭トニックの（７ｔｈなのでトニック感は弱い）、そしてGトニックの（同様に７ｔｈ）、８小節目は９小節目のFをトニックとするⅡ－Ⅴとなり原調のFに戻ります。１６小節目までは似たようなチェンジなので説明を省きます。サビですが、最初の４小節は、B♭トニックのⅡ-Ⅴ－Ⅰ、続く３小節はD♭のⅡ－Ⅴ－Ⅰで、サビの最後の小節は原調FのⅡ－Ⅴです。
どうでしょう？ シンプルな構造でしょう？全部Ⅱ－Ⅴ－Ⅰなんです。しかも各Ⅰは次の調のⅡを兼ねているんですよ。
そして、Ⅱ－Ⅴを演奏する時には導音はとても重要なので、Key in Dmの部分ではC#の音、Key in G とかGmの部分ではF#の音をというように各キーの導音を効果的に使ってみるといいです。ピアノならトミーフラナガンがジョージムラーツ（ｂ）とかと演奏しているのが参考になるかなあ？
ちなみに、この曲のサビ以外のコード進行は、TOKIOのAmbitious JapanのAメロ、一青窈のハナミズキのサビとほぼ同じです。だから、今日では、親しみ易いポピュラーなチェンジとも言えます。
もし、さらに興味があれば、『神楽坂OKスタジオ』を検索して、井藤 好まで、連絡ください。来てくれれば無料で演奏して教えます。30分以内だけど（笑）。