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「新幹線走っても、寝台特急残して」 沿線道県がJR東に要請

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「新幹線走っても、寝台特急残して」 沿線道県がJR東に要請

 上野-札幌間の寝台特急「カシオペア」と「北斗星」が通る北海道と青森、岩手両県は29日、平成28年春に予定される北海道新幹線の開業後も寝台特急の運行を続けるようJR東日本に要請した。北斗星は今年8月に完全引退することが決まっている。

 青函トンネルの電圧が新幹線用に変更されるのに伴い、現在使用している寝台特急の機関車は走行できなくなるため、JR東やJR北海道などは今後、カシオペアの運行について検討する。

 両寝台特急は第三セクターの青い森鉄道(青森市)とIGRいわて銀河鉄道(盛岡市)の路線も通り、両社の旅客収入の約2割を占める。3道県は、北斗星廃止について「会社の経営や観光への影響は避けられない」とし、国土交通省に同日、両社への新たな支援を求めた。

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