沖縄県のニュース
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名護市議会が海保・警察に抗議
普天間基地の移設先とされている名護市辺野古沿岸部で、海上保安庁や警察がとっている抗議活動への対応について、地元の名護市議会は、「過剰な警備だ」として抗議する意見書を可決し、近く関係先に提出することにしています。
名護市辺野古沿岸部では、移設計画に反対する市民グループなどが移設に向けた作業に抗議する活動を続けていますが、海上保安庁や警察が「安全確保のため」として、強制的に立ち退かせています。
これについて、29日開かれた名護市議会の臨時議会に与党側から抗議する意見書案が提出されました。
意見書案では、「選挙などで移設反対の民意が示されたにも関わらず、政府は作業を強行しており、県民の抗議は当然だ。海上保安庁と警察の過剰な警備により、負傷者も出ていることは断じて許されない」としています。
これに対し野党側は「対応が過剰かどうかは、法律にもとづいて解決されるべき問題だ」などとして、反対意見を述べました。
採決の結果、意見書案は与党側と公明党の賛成多数で可決され、近く海上保安本部や警察など関係先に提出されることになっています。
一方、辺野古沿岸部では、海上作業が続けられ、きょうは大型の作業船がこれまでよりも沖合に出てフロートの固定に使うコンクリートブロックを沈めるのが確認されました。
01月29日 18時57分