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【本紙前ソウル支局長公判】
朴槿恵氏元側近「朝鮮日報と産経は違う。産経は断定した」 第3回公判詳報(2)
検察「イ・サンモクの自宅の平倉洞を出てから、ずっと江南エリアにいましたか」
証人「はい。そうです」
検察「証人は、江南エリアにいながら朴槿恵大統領に会った事実がありますか」
証人「ありません」
検察「証人は、2014年8月15日ごろに、本件に関する参考人の立場で検察で取り調べを受けた事実がありますね」
証人「はい。あります」
検察「当時、検察の取調べで作成された供述調書によると、セウォル号事故発生当日、午前中はとくに何もせず家におり、当日午後6時ごろにソウル江南区にあるレストランに行って友人3人と夕食をとり、夜10時ごろに帰宅したと供述していたのですが、取調べ当時、イ・サンモクと一緒に昼食をとったという事実を供述しなかった理由はなんですか」
証人「その理由は4カ月前のことですので、思い出せなかったので。私は検事に携帯電話の通話記録を持っていきました。それで、私の携帯電話で位置情報を追跡してくださいと話して、調書にもそう書かれていると思います」
検察「証人は検察に出頭し、取調べを受けた際に、本人の携帯電話の通話記録を提出した事実がありますね」
証人「はい。あります」