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【本紙前ソウル支局長公判】
朴槿恵氏元側近「朝鮮日報と産経は違う。産経は断定した」 第3回公判詳報(2)
証人「イ・サンモクという人とは時々、月に1、2度食事をしようと誘われるので、もしかしたらその日も行っていたのではないかという風に思いました。ですので確認しました。そしたら、それは4月16日でした」
検察「検察からの電話を受けてから、イ・サンモクと電話をしましたか」
証人「はい。電話しました」
検察「電話で、イ・サンモク氏は証人になんと言いましたか」
証人「むしろ、どうして覚えていないのかと言われました。私は4カ月前のことだし、当時は一切外に出ていなかったので覚えられていなかったと話しました」
検察「セウォル号の事故は国家的に大きな事故でした。そんな日に自身がどこで何をしていたのかはすぐに思いつくと思いますが」
証人「今から思い返してみると、当時午前中はセウォル号事件が大きくは問題視されていませんでした。午前中は、全員救出したという簡単なニュースのみが流れていました」
検察「イ・サンモクとの昼食は、どれくらい頻繁にありましたか」
証人「1カ月に1、2回くらいです」
検察「イ・サンモク氏に会うときはどこであって、何を主にしていましたか」
証人「一度も外で会ったことはありません。その人の家で昼食をとります」
検察「では、結果的にセウォル号発生当日にもイ・サンモク氏とともに昼食をとって話した後、帰宅したのですか」