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ローソンの100円店と小型スーパー 一部閉店へ1月29日 14時54分
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大手コンビニチェーンの「ローソン」は、都市部を中心に展開している100円ショップと小型スーパーについて、各社との競争で売り上げが伸び悩んでいるとして、およそ300店舗を閉店する方針を明らかにしました。
ローソンが閉店するのは、税抜き価格が100円の商品を多く販売している「ローソンストア100」と、小型スーパーの「ローソンマート」です。
会社によりますと、ローソンストア100とローソンマートは、東京や大阪などの都市部で合わせて1100店舗余りを展開していますが、各社との競争で売り上げが伸び悩んでいるとして、平成27年度中に、全体の25%に当たるおよそ300店舗を閉店する方針です。
このうちローソンマートは、39店舗すべてを閉店することにしていて、小型スーパーの事業から撤退することになります。
コンビニ業界では、各社による大量出店が続く一方、これまで郊外の大型店が中心だったほかの流通大手も低価格の小型スーパーを市街地に出店するなど競争が激しくなっています。
ローソンは閉店する300店舗のうちおよそ100店舗は、医薬品を扱うコンビニなどに改装して集客力を高めたいとしています。