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第3四半期決算を発表
東芝、インフラ部門など好調で719億円の黒字も映像事業の収益は悪化
ファイル・ウェブ編集部
2015年01月29日
東芝は、2014年度第3四半期決算を発表。2014年4月から12月までの9ヶ月間における東芝グループとしての売上高は、前年同期比1,842億円増の4兆7,162億円、営業損益は同96億円増の1,648億円と、第3四半期累計期間(4月〜12月)における過去最高益を達成した。なお、テレビ等の映像事業の収益は悪化しており、北米テレビ事業の自社開発・販売を終息することを別途発表している(関連ニュース)。
当期純利益は、前年同期比332億円増加の719億円。電力・社会インフラ部門の大幅な増収増益、コミュニティ・ソリューション部門、ヘルスケア部門、電子デバイス部門も増収となったことなどが影響しているという。
テレビなどの映像事業とパソコン事業が含まれるライフスタイル部門は、売上高が前年同期比818億円減となる8,864億円で、営業損益は同246億円減となる635億円の赤字。パソコン事業と映像事業が販売地域絞り込み等により減収となり、部門全体としても減収となった。
損益面では、映像事業は悪化したが、パソコン事業は460億円の構造改革費用を除くと3四半期連続で黒字を確保。これらの結果、構造改革費用を除くと部門全体として改善した。
なお、第3四半期単独でのグループ全体の売上高は1兆6,078億円(前年同期比765億円増)で、営業損益が497億円(同14億円増)、純損益が411億円(同239億円増)の利益。ライフスタイル部門は、売上高3,042億円(同526億円減)で、営業損益は342億円(同305億円減)の赤字だった。
四半期単独での売上高については、ライフスタイル部門が販売地域の絞り込み等により減収となったが、電力・社会インフラ部門、電子デバイス部門が大幅な増収となり、コミュニティ・ソリューション部門、ヘルスケア部門も増収となった結果、全体としても増収だったと説明。営業損益では、特に電子デバイス部門は第2四半期に続き、四半期における過去最高益を達成した。
通期の見通しについては2014年9月に発表した予想から変更していない。グループ全体として売上高6兆7,000億円、営業損益3,300億円、1,200億円の純利益を見込む。なお、ライフスタイル部門では、売上高が1兆2,000億円、営業損益は構造改革費用等の影響により480億円の赤字と予想している。
当期純利益は、前年同期比332億円増加の719億円。電力・社会インフラ部門の大幅な増収増益、コミュニティ・ソリューション部門、ヘルスケア部門、電子デバイス部門も増収となったことなどが影響しているという。
テレビなどの映像事業とパソコン事業が含まれるライフスタイル部門は、売上高が前年同期比818億円減となる8,864億円で、営業損益は同246億円減となる635億円の赤字。パソコン事業と映像事業が販売地域絞り込み等により減収となり、部門全体としても減収となった。
損益面では、映像事業は悪化したが、パソコン事業は460億円の構造改革費用を除くと3四半期連続で黒字を確保。これらの結果、構造改革費用を除くと部門全体として改善した。
なお、第3四半期単独でのグループ全体の売上高は1兆6,078億円(前年同期比765億円増)で、営業損益が497億円(同14億円増)、純損益が411億円(同239億円増)の利益。ライフスタイル部門は、売上高3,042億円(同526億円減)で、営業損益は342億円(同305億円減)の赤字だった。
四半期単独での売上高については、ライフスタイル部門が販売地域の絞り込み等により減収となったが、電力・社会インフラ部門、電子デバイス部門が大幅な増収となり、コミュニティ・ソリューション部門、ヘルスケア部門も増収となった結果、全体としても増収だったと説明。営業損益では、特に電子デバイス部門は第2四半期に続き、四半期における過去最高益を達成した。
通期の見通しについては2014年9月に発表した予想から変更していない。グループ全体として売上高6兆7,000億円、営業損益3,300億円、1,200億円の純利益を見込む。なお、ライフスタイル部門では、売上高が1兆2,000億円、営業損益は構造改革費用等の影響により480億円の赤字と予想している。
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