韓国・李前大統領「就任前から竹島訪問の意思」 回顧録で明かす

01/29 13:50
韓国の李明博(イ・ミョンバク)前大統領が、2月に出版する回顧録の中で、「大統領に就任する前から、竹島を訪問するつもりだった」などと考えていたことを明らかにした。
韓国メディアなどによると、李前大統領は、2012年8月の竹島上陸について、「就任前から任期中に訪問する意思を持っていた」、「静かな外交はこれ以上意味がない」、「わが領土という事実を、国際社会に刻みつける行為が必要だった」と、計画的だったことを強調した。
また、いわゆる「従軍慰安婦」問題については、2012年11月のASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議の際に、野田前首相との首脳会談を開いて、最終解決を目指していたが、その直前に衆議院解散があり、立ち消えになったと明らかにした。
回顧録では、そのほか、南北関係において、北朝鮮の故・金正日(キム・ジョンイル)総書記側から5回以上にわたり、南北首脳会談の開催を要請されたが、米などの経済支援を前提条件としていたため断ったなどとしている。
李前大統領は、2年前に退任したあと、長い期間を執筆活動にあてていたという。

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