今週の軍事関連ニュース (2015/01/29)
 

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一般ニュース

今日のニュースいろいろ
  • チェコ国防省が、総額 105 億コルナ (4 億 2,500 万ドル) を投じる装備調達構想を明らかにした。内容は、ヘリコプター×18 機 (50 億コルナ)、装甲車×92 両 (20 億コルナ)、レーダー×10 (35 億コルナ)。Martin Stropnicky 国防相によると、これは国内防衛産業基盤の育成を図るもので、大半は競争調達にするとのこと。(DefenseNews 2015/1/27)
  • ポルトガル軍は、兵舎を数ダース、さらに飛行場や 3 ヶ所の医療施設など、合計 60 ヶ所の資産売却によって 1 億 7,200 万ユーロ (1 億 9,500 万ドル) を得る考え。まず 2015 年に 3,200 万ユーロ (3,600 万ドル)、その後 7 年間は毎年 2,000 万ユーロ (2,200 万ドル) 分ずつ、との目論見。(DefenseNews 2015/1/27)
  • Tom Udall 米上院議員 (D-NM) の広報担当を務める Jennifer Talhelm 氏が、「米太平洋軍 (USPACOM : US Pacific Command) 管内の地元国と調整を済ませるまで、CV-22A×4 機を Kirtland AFB に暫定配備する」と発言。これが実現すると、Kirtland AFB に配備する CV-22A は 11 機に増えるほか、人員も 75 名の増加になる。(Albuqurque Journal 2015/1/27)

今日のニュースいろいろ (2)
  • 2015/2/16-3/9 にかけてチャドの N'Djamena で、演習 "Flintlock 2015" が行われる。チャド、ナイジェリア、ニジェール、カメルーン、チュニジアといったアフリカ諸国から 673 名、アメリカから 255 名、その他の NATO 諸国から合計 365 名が参加する予定。チャドが 2014 年に受け入れを決めていたもので、アメリカの西アフリカ向け特殊作戦前線司令部が説明するところによると、相互運用性・通信・人道支援対処といった分野の改善を企図している。"Flintlock" 演習は 2014 年にも 1,000 名規模で実施しており、ブルキナファソ、チャド、カナダ、フランス、モーリタニア、オランダ、ナイジェリア、セネガル、イギリス、ニジェールが参加した。(DefenseNews 2015/1/25)
  • 米空軍が、Raytheon Co. の採用を決めていた 3DELRR (Three Dimensional Expeditionary Long-Range Radar) の担当について再考を決めたと報じられたが、今度はその Raytheon が 2015/1/26 に米連邦請求裁判所(US Court of Federal Claims) への異議申立を発動した。(DefenseNews 2015/1/25)
  • 第 7 艦隊への前方展開で佐世保への配備が決っている米海軍のドック型揚陸輸送艦・USS Green Bay (LPD-20) が、2015/1/26 に San Diego を出航した。退役する USS Denver (LPD-9) の代わり。(US Navy 2015/1/26)
  • スペイン政府は 2015/1/23 に、アメリカ政府との間で米海兵隊の常駐に関する折衝を開始したことを明らかにした。アフリカに派遣するための海兵隊をスペイン・Seville 近くの Moron de la Frontera に常駐させるという趣旨。(SpaceWar 2015/1/23)
  • ナイジェリアがイスラエルから AH-1 攻撃ヘリを入手しようとしたところ、アメリカが拒否して商談は不成立。件の機体はイスラエル空軍 (IAF : Israel Air Force) が運用していたが、2013 年に退役したもの。(Haaretz 2015/1/25)

今日のニュースいろいろ (1)
  • Barack Obama 米大統領は 2015/1/24-27 にかけてインドを訪問、25 日に Narendra Modi 印首相との間で軍事協力に関する枠組み合意 (Defence Framework Agreement) の更新を決めた。両国間の軍事的関係で新たな章を開くとともに、両国間の戦略的パートナーシップにおいて重要なマイルストーンになる、というのが米国防総省の声明。海洋分野に加えて科学技術面での協力も深度化、教育分野のパートナーシップも新設するとの説明。また、DTTI (Defense Technology and Trade Initiative) の下、両国がパートナーとして、空母関連技術の共有や設計、ジェットエンジン分野の協力模索、産業分野のパートナーシップ形成といった作業を進めるとしている。暗礁に乗り上げていた原子力協定をめぐる折衝でも、デッドロックを突破したとの報道がある。(DoD 2015/1/23, IHS Jane's 360 2015/1/25, SpaceWar 2015/1/25)
  • イギリスは、Vanguard 級 SSBN に搭載している核弾頭の削減を実施した。議会で明らかにされたもので、1 隻あたりの搭載数を 48 発から 40 発に、総数を 120 発に削減したとの説明。ただし、SSBN による核抑止へのコミットメントは維持するとしている。(UK Forces TV 2015/1/21)
  • 独 Bild 紙 (2015/1/25 付) が「ドイツは "地域的不安定" に鑑み、サウジアラビア向けの武器輸出を差し止める決定を下した」と報じた。「単純に却下」するケースと、「さらなる検討を行う」ケースに分けられるとしている。この決定がなされたのは、2015/1/21 に Angela Merkel 首相や Sigmar Gabriel 副首相、その他の閣僚が出席して開いた国家安全保障会議の席上とのこと。サウジアラビアに対してドイツは 2013 年に、総額 3 億 6,000 万ユーロ (4 億ドル) の大口武器輸出を承認していた。(DefenseNews 2015/1/25)
  • Dagens Industri 紙が報じたところによると、昨年にスウェーデン近海に出現した不審潜について、スウェーデン軍では「3-4 隻の外国潜水艦がいた」と考えている由。Sverker Goransson 司令官は「小型潜水艦 1 隻の侵入は確認できたが、実際にはもっといた可能性がある」と説明。(Radio Sweden 2015/1/25)
  • オランダは、NATO の任務として実施していたトルコ向けの Patriot 地対空ミサイル部隊派遣を終了した。トルコ政府からの要望を受けて、2013 年 1 月から 2 個高射隊を派遣していたもの。派遣期間中に、実際にミサイルを発射する事案は発生せず。(DoD 2015/1/22)

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産業・装備・調達

最近のニュースいろいろ
  • Finmeccanica Sp.A は、2008 年に 52 億ドルで買収した DRS Technologies Inc. について、事業の一部を 2 億ユーロ (2 億 2,400 万ドル) で売却する意向を明らかにした。ただし、どの事業を売却するかは不明。2014 年の夏に CEP の Mauro Moretti 紙が全面売却に言及したほか、部分売却の話が出たこともある。(DefenseNews 2015/1/27)
  • パキスタン空軍は 2015/1/26 に、戦闘指揮官学校 (CCS : Combat Commanders' School) に JF-17 Thunder を配備した。これにより、戦闘機パイロットの戦闘訓練を強化できるとしている。(The Dawn 2015/1/27)
  • ASC Signal Corp. が独 Page Europa から、短波 (HF : High Frequency) 用のアンテナを受注した。Page Europa は NCIA (NATO Communications and Information Agency) から契約を得て、ポーランドで BRASS (Broadcast, MRL, and Ship-shore) なる施設の建設を進めており、そこで使用するためのもの。(SpaceWar 2015/1/26)
  • チリ海軍が、Cessna O-2A Skymaster を代替する沿岸監視用哨戒機×7 機の調達に乗り出した。計画名称は Project Piquero、予算は 440 万ドル、2016 年に 1-2 号機、2017 年に 3-7 号機をデリバリーすることとしている。(Forecast International 2015/1/22)
  • Defence IQ International Military Helicopter Conference の席上、フィンランド陸軍の Tuure Lehtoranta 中佐が、フィンランド陸軍で使用している NH90 の平均可動率が 40% しかないことを明らかにした。原因のひとつにスペアパーツ不足を挙げている。ただし、今後の数年間で可動率を 50% に引き上げたいとのこと。なお、未納の機体も数週間以内にデリバリーして 20 機が出揃う予定とのこと。NH Indistries の Vincent Dubrule 社長によると、500 機あまりを受注しているうち累計納入は 232 機、2014 年のデリバリーは 53 機。2015-2016 年も年間 50 機ペースでデリバリーしたいとしているほか、スペアパーツ供給や整備体制の強化も考えているとの説明。(FlightGlobal 2015/1/22)
  • Air Force Plany 42 (Palmdale, CA) で 45 万平方フィートのスペースを借りて F-35 の中央部胴体製作を行っている Northrop Grumman Corp. だが、まだ空きスペース 100 万平方フィートがあることから、追加借り受けを検討中。この施設は GOCO (Government-Owned Contractor Operated) 方式で運用している。(DefenseNews 2015/1/22)

オーストラリア向け FMS (DSCA 2015/1/26)
米国防安全保障協力局 (DSCA : Defense Security Cooperation Agency) は議会に対して、オーストラリア向けに FMS (Foreign Military Sales) 経由で M88A2 HERCULES (Heavy Equipment Recovery Combat Utility Lift Evacuation System) 戦車回収車を輸出すると通告した。総額は 4,700 万ドル。内訳は以下の通り。
  • M88A2 HERCULES×6
  • FBCB2/BFT (Force XXI Battle Command, Brigade and Below / Blue Force Tracker)×7
  • AN/PSN-13(V) DAGR (Defense Advanced Global Positioning System Receiver)
  • AN/VAS-5 DVE (Driver Vision Enhancer)
  • AN/VRC-92F (w/RT-1523F) SINCGARS (Single Channel Ground and Airborne Radio System)
  • 車長用ウェポン ステーション アセンブリ
  • リモート熱線サイト
  • M239 擲弾発射機
  • 整備支援機材、渡渉用キット (Deep Water Fording Kit)、スペアパーツ、補修用パーツ、支援機材、試験機材、訓練、訓練機材、文書類、技術/兵站支援業務
担当メーカーは BAE Systems (York, PA)。オフセットの設定はなし。

F-35 関連のあれこれ
  • 英議会で明らかにされたところによると、英空軍 (RAF : Royal Air Force) は 2019 年に RAF Marham で、F-35B 担当の OCU (Operational Conversion Unit) を立ち上げるとのこと。それまではアメリカで、米海兵隊の協力を得ながら転換訓練を実施する。(FlightGlobal 2015/1/26)
  • Lockheed Martin Corp. は 2015/1/13 に、米海兵隊向け F-35C の初号機をデリバリーした。VMFAT-501 の分遣隊指揮官・J.T. "Tank" Ryan 海兵隊中佐が操縦して Eglin AFB に飛行したとのこと。(Lockheed Martin Code One 2015/1/23, USAF 2015/1/23)
  • Lockheed Martin と米海軍海洋システム軍団 (NAVSEA : Naval Sea Systems Command) が、2015-2016 年に WSMR (White Sands Missile Range) で、F-35 を NIFC-CA (Naval Integrated Fire Control-Counter Air) の外部センサーとして使用するデモンストレーションを計画している由。(Foxnews 2015/1/22)

今日の米軍調達 (Contracts 2015/1/27)
DISA (Defense Information Systems Agency)
  • NCR Government Systems LLC (Germantown, MD) : DeCA (Defense Commissary Agency) のリセール部門を対象とする業務近代化作業を $256,005,000 で。基本契約 5 年間、2020/1/28 まで。さらに 5 年間のオプション契約を設定、2025/1/28 まで。まず delivery order 0001 として $20,459,408 分を発注。Defense Information Technology Contracting Organization, Scott AFB, IL (HC1028-15-D-0004)
DLA (Defense Logistics Agency)
  • Reinhart Foodservices (Bowling Green, KY) : ケンタッキー州とテネシー州で実施する給養業務のプライム ベンダー契約を、$37,500,000 (価格修正条項付き) で。陸軍・空軍・州兵航空隊 (ANG : Air National Guard) 向け、2017/1/28 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA (SPE300-15-D-3132)
  • Sysco Louisville Inc. (Louisville, KY) : ケンタッキー、ウェストヴァージニア、オハイオの各州で実施する給養業務に関するプライム ベンダー契約を $30,000,000 (価格修正条項付き) で。陸軍・空軍・州兵航空隊 (ANG : Air National Guard) 向け、2017/1/28 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA (SPE300-15-D-3131)
  • Bronze Star Apparel Group Inc. (San Juan, Puerto Rico) : 海軍向けの作業服上下について、オプション 1 契約分を $11,111,611 で。2016/1/30 まで。DLA (Defense Logistics Agency) Troop Support, Philadelphia, PA (SPE1C1-14-D-1014/P000007)
ARMY
  • Logic2 (Huntsville, AL) : SAP 製 ERP (Enterprise Resource Planning) 製品を対象とする技術/管理サポート業務について、修正契約を $13,402,429 で。2015/1/27 まで。Army Contracting Command, Rock Island Arsenal, IL (W52P1J-14-F-0028/P00007)
  • Caelum Research Corp. (Rockville, MD) : IT サービスに関する増額修正契約を $12,000,000 で。2015/11/30 まで。Army Contracting Command, Warren, MI (W56HZV-11-D-L501/P00009)
NAVY
  • CoSTAR Services Inc. (San Antonio, TX) : 以下の施設で実施するベース オペレーション業務について、オプション 2 契約分を $10,163,830 で。
    • NAS (Naval Air Station) Jacksonville, FL
    • NS (Naval Station) Mayport, FL
    • NOSC (Naval Operational Support Center) Atlanta, GA
    • NOSC Augusta, GA
    • NOSC Columbus, GA
    • NOSC Bessemer, AL
    • NOSC Greenville, SC
    • NOSC Miami, FL
    • NOSC Tallahassee, FL
    • NOSC West Palm Beach, FL
    • Marine Corps Reserve Center Jacksonville, FL
    累計受注額は $25,587,216。2016/1 まで。NAVFAC (Naval Facilities Engineering Command), Southeast, Jacksonville, FL (N69450-13-D-7700)
  • Northrop Grumman Systems Corp. (Melbourne, FL) : E-2/C-2 の中央翼セクションの構造ならびに補修コンセプトについて、開発・分析・試験・文書化作業を $11,655,489 で。2016/12 まで。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-10-G-0004/#0062)

今日の報道発表 (北米編)
  • Harris Corp. は、米州兵航空隊向けの車載通信システムを受注した。AN/PRC-117G Falcon III マルチバンド通信機、RF-7800I インターコム、Unity XG-100M マルチバンド通信機で構成する 5 チャンネルの空地通信用。(Harris 2015/1/27)
  • Northrop Grumman Corp. は米ミサイル防衛局 (MDA : Missile Defense Agency) に対して、CCRI (Command Cyber Readiness Inspection) 実施の際の支援を提供した。対象となったのは、MDIOC (Missile Defense Integration and Operations Center, Schriever AFB, CO) のネットワーク。目的は、情報保全ポリシーやネットワーク防衛、ネットワーク構成標準が国防総省の指針通りになっていることの検証。5 日がかりで実施した。なお、同社は MDIOC で CERT (Computer Emergency Response Team) の管理・運用も担当している。(Northrop Grumman 2015/1/27)
  • Exelis Inc. は米海軍 NSWC (Naval Surface Warfare Center) から、AN/ALQ-99 電子戦装置を対象とする再設計作業の契約を 1,530 万ドルで受注した。ユニバーサル エキサイターを構成する SRA (Shop Replaceable Assembly) の 3 モジュールが対象で、プログラマブルな新型に変更するとともに、信頼性や能力の向上を図る。オーストラリア向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件も含むが、これは初めてのこと。2017 年 6 月に完了予定。(Exelis 2015/1/26)
  • BAE Systems は米海軍航空システム軍団 (NAVAIR : Naval Air Systems Command) から、陸上・洋上で使用しているコンピュータ、通信システム、戦闘システム、ISR (Intelligence, Surveillance and Reconnaissance) システムなどを対象として実施するライフサイクルのエンジニアリング/テクニカル サポート業務契約を受注した。5 年間の契約で、初期分は 2,840 万ドル、全体で 1 億 4,670 万ドルの案件。(BAE Systems 2015/1/26)
  • DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) から ACTUV (Anti-Submarine Warfare Continuous Trail Unmanned Vessel) の契約を受注している Leidos は、製作した無人艇のプロトタイプがミシシッピー州の Gulfport から Pascagoula まで初の自律航行を実施した、と発表した。本番用の艇の代用品として自律航行用の機材を組み込んだもので、全長 42ft。センサー・機動・ミッション機能の試験に供して、ソフトウェアやセンサーを試すために使う。(Leidos 2015/1/27)
  • CAE Inc. は、Bombardier の Military Aviation Training を買収するとの合意をまとめた。買収額は 1,980 万カナダドル、諸手続が順調に行けば 2015 年中に買収完了の予定。これにより、訓練システム分野の業容を強化するとしている。(CAE 2015/1/26)

今日の報道発表 (その他編)
  • Northrop Grumman Corp. は、イギリス政府からサイバー セキュリティ ソリューションに関する契約を受注したことを明らかにした。ただし、具体的な内容や契約額は明らかにしていない。同社では、イギリスのサイバー セキュリティ能力育成や専門家の育成に投資している、と説明。(Northrop Grumman 2015/1/27)
  • 英国防省が明らかにしたところによると、英海軍艦隊補助部隊 (RFA : Royal Fleet Auxiliary) 向け Tide 級補給艦×4 隻について A&P Marine (Falmouth, Cornwall) が担当する作業の契約額は、1,500 万ポンドとのこと。イギリス仕様の機材を搭載する作業を担当する案件で、Falmouth の同社事業所では 350 名の雇用維持と 16 名の新規雇用につながる由。(MoD UK 2015/1/27)
  • Rostec は、開発中の UAV・Chirok について「初飛行に向けた準備が整った」と発表した。2014 年に Yekaterinburg で開催した Innoprom Expo において、1/5 スケールの模型展示を実施した機体。開発担当は Moscow Radio Engineering Research Institute で、実機の翼幅は 10m、最大離陸重量 700kg、ペイロード 300kg、電子光学センサーを持ち、用途は陸上・洋上の監視や貨物輸送だとしている。今夏の MAKS 航空ショーにも持ち込む予定。(Rostec 2015/1/23)

今日の米軍調達 (Contracts 2015/1/26)
NAVY
  • 以下の各社は、Intelligence Exploitation and Targeting Systems のプロトタイプを開発・配備する作業を総額 $45,044,669 (not-to-exceed) で。
    • BAE Systems Information Solutions Inc. (San Diego, CA) : N68936-15-D-0007
    • Information Systems Laboratories Inc. (San Diego, CA) : N68936-15-D-0008
    タスク オーダーごとにコンペティションを実施。2020/1 まで。NAWC-WD (Naval Air Warfare Center Weapons Division), China Lake, CA
  • General Atomics (San Diego, CA) : レールガンのパルス パワー コンテナで使用する統合電力供給システムについて、研究開発作業の修正契約を $36,468,962 で。2016/12 まで。NAVSEA (Naval Sea Systems Command), Washington Navy Yard, Washington DC (N00024-12-C-4222)
  • Oracle America Inc. (Redwood City, CA) : GCSS-M (Global Combat Support System - Marine Corps) Increment 1 を対象とする、導入後のシステム サポート業務について、オプション 1 契約分を $19,050,000 で。2015/9 まで。オプション 2 契約分まで実現した場合の総額は $68,500,000、2016/9 まで。SSC (Space and Naval Warfare Systems Center) Atlantic, Charleston, SC (N65236-13-D-2157)
  • Raytheon Co., Missile Systems (Tucson, AZ) : AIM-9X ブロック II+ CATM (Captive Test Missile) のプロトタイプ×5 発を更新するために必要なハードウェアについて、納入・導入作業に関する修正契約を $8,300,000 で。2016/6 まで。NAVAIR (Naval Air Systems Command), Patuxent River, MD (N00019-12-C-2002)
AIR FORCE
  • PAE Applied Technologies LLC (Fort Worth, TX) : Keesler AFB で実施するベース オペレーション業務のオプション契約分を $31,044,959 で。2015/1/31 まで。81st Contracting Squadron, Keesler AFB, MS (FA3010-13-C-0007/P00063)
  • Rockwell Collins Inc. (Cedar Rapids, IA) : GPS (Global Positioning System) 用のユーザー機材・MGSE (Military GPS User Equipment) に関する修正契約を $21,744,444 で。前プロトタイプ型カードの追加調達と試験サポート業務の実施により、計画加速を図るもの。2016/9/30 まで。SMC (Air Force Space and Missile Systems Center), Los Angeles AFB, CA (FA8807-12-C-0013/P00019)
  • Cessna Aircraft Co., Wichita, Kansas) : Cessna Citation 550 Bravo の中古機・1 機の負傷者後送用への改修と、負傷者後送用 Cessna 208B Grand Caravan EX×2 機を $10,870,228 で。2 年間の維持サポート パッケージ (スペアパーツ、工具類、試験機材) とパイロットや整備要員の訓練も契約に含む。アルゼンチン陸軍向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件、2015/6/30 まで。AFLCMC (Air Force Life Cycle Management Center), Wright-Patterson AFB, OH (FA8625-15-C-6460)
ARMY
  • Boeing Co. (Mesa, AZ) : AH-64E×8 機を $295,866,116 で。インドネシア向けの FMS (Foreign Military Sales) 案件、2018/2/28 まで。Army Contracting Command, Redstone Arsenal, AL (W58RGZ-15-C-0025)
MDA (Missile Defense Agency)
  • Lockheed Martin Mission Systems and Training (Moorestown, NJ) : 艦載システムのインテグレーション・試験・兵站支援 (ILS : Integrated Logistics Support)・訓練業務について、FY2015 分に関する修正契約を $7,311,712 で。2016/3/27 まで。MDA (Missile Defense Agency), Dahlgren, VA (HQ0276-10-C-0001)

今日の報道発表 (北米編)
  • 米陸軍はオクラホマ州の Fort Sill に、THAAD (Theater High-Altitude Air Defense) の訓練施設・THAAD Instructional Facility を 2015/1/23 付で開設した。これまでメーカーに依存していた THAAD 要員の訓練を、自前で行うためのもの。(US Army 2015/1/23)
  • 米海軍に残っていた最後の O.H. Perry 級ミサイルフリゲート、USS Rodney M. Davis (FFG-60) の退役式典が、2015/1/23 に Naval Station Everett で行われた。(US Navy 2015/1/26)
  • Raytheon Co. は、情報機関や特殊作戦部隊向けに UAS (Unmanned Aircraft System) によるソリューションを提供している Sensintel Inc. (Tucson, AZ) を買収した、と発表した。今後は Missile Systems 部門の下で事業を継続する。(Raytheon 2015/1/26)

今日の報道発表 (その他編)
  • Babcock は Devonport で、英海軍 (RN : Royal Navy) の Trafalgar 級 SSN・HMS Trenchant を対象とする入渠整備 (RAMP : Revalidation and Assisted Maintenance Period) を実施しているが、16 ヶ月間に渡るドックでの作業が終わり、同艦は再び浮揚した。この時点での工程進捗率は 70% とのこと。舵をコンポジット型に換装したほか、魚雷発射管や船殼の検査、Sonar 2076 フランク アレイの検査とオーバーホール、溶接部の非破壊検査などを実施。(Babcock 2015/1/26)
  • オーストラリア国防軍 (ADF : Australian Defence Force) のヘリ搭乗員訓練施設・HATS (Helicopter Aircrew Training System) で使用する新型練習ヘリ・EC135T2+ の初号機 (S/N 1179) が、ドイツの Donauworth で初飛行を実施した。HATS の主契約社は BDA (Boeing Defence Australia)、シミュレータ担当は Thales Australia という図式。機体担当の Airbus Helicopters は EC135T2+×15 機を用意する。(Airbus Helicopters 2015/1/26)
  • Antonov JSC は 2015/1/22 に、ウクライナ軍向け An-70 の量産承認が降りたことを明らかにした。合同国家試験 (Joint State Tests) の結果 (2014/6/11 に承認済み) を受けて決まったもの。(Antonov 2015/1/23, IHS Jane's 360 2015/1/26)
  • Navantia は 2015/1/22 に、ペルー海軍 (MGP : Marina de Guerra del Peru) の工廠・産業サービス部門・SIMA (Servicios Industriales de la Marina) との間でパートナーシップ合意に調印した。ペルー海軍の艦艇を代替あるいは近代化改修するための、協力実現に向けた枠組みについて規定するもの。設計・建造・近代化改修・ライフサイクル サポートといった分野を対象とする。(Navantia 2015/1/22)
  • スペインの閣議は、SEPI (Sociedad Estatal de Participaciones Industriales) が Navantia 経由でブラジルに現地持株会社を設立する兼を承認した。設立する会社の名前は Navantia Brasil Ltda. Projetos Navais で、Navantia が 90%、Navantia Australia が 10% を出資する。無論、ブラジル海軍からの受注獲得が狙い。(Navantia 2015/1/26)
  • Airbus Helicopters はボツワナ警察の航空部門から、AS350 B3e Ecureuil×3 機を受注した。(Airbus Helicopters 2015/1/26)

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人事・組織

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戦争・紛争

最近のニュースいろいろ
  • 2015/1/27-28 にかけて "Operation Inherent Resolve" の下、ISIL (Islamic State of Iraq and the Levant) に対する航空攻撃を、シリアで 13 回、イラクで 6 回、それぞれ実施。シリアでは Kobani で 13 回 (敵部隊、車両、建物、陣地、集結地帯) の攻撃を実施。アメリカ以外に、サウジアラビア、アラブ首長国連邦 (UAE : United Arab Emirates)、ヨルダン、バーレーンの機体も参加。イラクでは Al Asad で 1 回 (敵部隊、建物)、Kirkuk で 1 回 (敵部隊)、Mosul で 2 回 (検問所、コンテナ、陣地)、Sinjar で 1 回 (敵部隊、建物、重火器)、Tal Afar で 1 回 (敵部隊、車両) の攻撃を実施。アメリカ以外に、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フランス、オランダ、イギリスの機体も参加。(DoD 2015/1/28)
  • 米国防総省報道官の John Kirby 海軍少将は、イラク軍とクルド人武装組織が ISIL (Islamic State of Iraq and the Levant) から奪還した土地がイラク北部の 700 平方キロに過ぎず、まだ ISIL は 55,000 平方キロの土地を確保していることを明らかにした。つまり全体の 1% 足らずを奪還しただけ、との説明。(SpaceWar 2015/1/23)
  • 2015/1/25-26 にかけて "Operation Inherent Resolve" の下、ISIL (Islamic State of Iraq and the Levant) に対する航空攻撃を、シリアで 21 回、イラクで 13 回、それぞれ実施。シリアでは Qaim と Dayr az Zawr でそれぞれ 1 回 (装甲車)、Raqqah で 2 回 (装甲車とその他の車両)、Kobani で 17 回 (敵部隊、陣地、車両、集結地帯) の攻撃を実施。アメリカ以外に、サウジアラビア、アラブ首長国連邦 (UAE : United Arab Emirates)、ヨルダン、バーレーンの機体も参加。イラクでは Fallujah で 1 回 (土木機械)、Haditha で 1 回 (敵部隊)、Mosul で 4 回 (敵部隊、掩蔽壕、車両)、Tal Afar で 7 回 (敵部隊、迫撃砲陣地、自動車爆弾、車両、検問所、陣地) の攻撃を実施。アメリカ以外に、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フランス、オランダ、イギリスの機体も参加。(DoD 2015/1/26)

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こぼれ話

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AFPS : American Forces Press Service
JDW : Jane's Defence Weekly
DID : Defence Industry Daily

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