まともに公開できるような物を作ってなかったのと、なんだかんだで更新出来ておりませんでした。
なんか、高専でレポートを書くようになって、自分の作ったものでもよっぽどの自信がないとまとめる気も起きなくなりましたね(
で、今回作ったのがこちらです。試験管の中にドットマトリクスLEDと、マイコン、バッテリーもろもろを収めて時計にしました。カレンダー表示や温度計、懐中電灯もついてますよ~。
いやはや、ちょっとまえまでArduinoじゃないとなにも作れなかったんですけど、だんだん小さいのも作りたくなって、Arduinoの開発環境でAVRをプログラムしてたんですよ(参考)
でも、Arduinoの関数って基本的にでかくて、小さなマイコンはすぐ一杯になっちゃうんですw それで、まえH8でやってたみたく、ポートへの書き込みで設定を変えるようにしました。
で、そこまでやって、そこそこ大きいのを作るようになった時に先輩に「それ普通にAVRの環境で作ったほうがはやくね」といわれて、やってみたら案外できちゃったってやつです((
道のりは遠かったですが、まぁ、Arduinoのお陰でAVRをプログラム出来るようになったとも言えますかね(
例のごとく、動画をアップロードしたのでみてってください!
ニコニコ動画にも動画上げてますが、ここではURLは控えときます
今回試験管の中に時計を入れてみようと思ったのは、ニキシー管に憧れて、ですねw
アニメのお陰で今は人気ならしいんですが、そのアニメは見てないんですよね(
でもあのジワーっとひかる暖かな数字に一目惚れしてました。
ガラス管の中の光にインスピレーションを受けましてね、そんな時ふと、化学の先生から譲ってもらった大量の(諸々あって捨てられる予定だった新品の)実験器具と、懐中時計を愛用している友人を思い出して、これができました
旋盤でキャップを作り、スイッチを埋め込んで外側は完成。
友人と送料を割勘してLEDやシフトレジスタを発注、シフトレジスタとLEDをそれぞれ別の基板に作り、両面テープでLEDの基板のちょうど裏側に貼り付けました。その状態で配線をして、表示部を作りました。
で、ブレッドボードで表示部の動作試験と、プログラム制作を行い、最後にマイコンの基板を作り、完成です!
これが横から見た写真。表示部は二段の基板でできてますね。
なんといっても省電力のためにクロックを低くし、その周波数のまま表示部をダイナミック点灯(素早く点滅させることで人間の目には画面全体が光っているように見せる方法)させるのが大変でした。ちょっとプログラムが複雑になると表示が暗くなったり、カクカクしたりするんですよ… でもこの辺り工夫するのが組み込みプログラミングの面白いところ!!というのを実感しましたね。
あと、こういうの作る時フォントを作るのが大変だったりしません?
僕はですね、excelをつかって作ります!LEDを点灯させるところに数字を書き込んで、計算してフォントの変数(?)をつくってます。これはちょっとナイスアイディアだと思いませんか?
回路図、プログラム、例のフォントづくりエクセルシートなどはこちらでダウンロードできます。大変な半田付け作業となりますが、挑戦者は頑張ってください!(
そのうちマジでニキシー管には挑戦したいと薄々考えております(
では、roboでした!
1 件のコメント:
遅くなりましたがあけおめです
デザインいいですね!しかも高機能ですばらしいですー
MFTとかで販売とか出来そうですね
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