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女子名大生 遺体放置して帰省

 殺人容疑で逮捕された名古屋大の女子学生(19)は、宗教の勧誘で知り合った森外茂子さん(77)を殺害した翌日に東北地方の実家に帰り、自宅アパートに遺体を1カ月以上放置していたとされる。名古屋市に戻ってきた後は県警の事情聴取にすんなり応じており、事件の計画性の有無や動機などいくつかの疑問点が残る。

 捜査関係者によると、森さんについては「宗教の勧誘が煩わしかった」と供述。一方で事件前、2人の仲は良かったという証言もあることから、県警は森さんが狙われた経緯に関して慎重に捜査を進める方針だ。

 森さんには頭部におので殴られた痕があり、首にはマフラーで絞められた痕もあった。「殴ったり、首を絞めたりしたら、どうなるかを知りたかったのではないか」とみる捜査員もいる。

 事件に不可解な点があるため、ある捜査幹部は「本人の刑事責任能力はしっかり調べなければならない」と話している。

 森さんの夫から捜索願を受理した千種署は、最後に会っていた人物として女子学生から話を聴こうとしたが、本人が帰省していることが判明。電話でのやりとりには応じたことから、聴取は名古屋市に戻った後に設定。

 女子学生も27日に千種署での聴取に応じた。署員も、あくまで森さんの「知人」という位置付けで話を聴いていたが、自宅に行くことを拒むそぶりを見せたため、一緒にアパートに赴くと、浴室から森さんの遺体が見つかったという。(共同)

 [2015年1月28日11時38分]

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