こんにちは。
1月21日水曜日、情報ライブミヤネ屋です。
恐れていたことが現実になってしまいました。
きのう、インターネット上で公開された衝撃の映像。
イスラム過激派組織イスラム国と名乗るグループが、日本人2人に対して、日本円で237億円もの身代金を要求。
72時間以内に従わない場合は、殺害すると警告しています。
日本政府は厳しい対応を迫られることになりました。
果たして解決の糸口はあるんでしょうか。
衝撃の一報が伝えられてから、一夜が明けた。
苦境に立たされた日本政府。
総理官邸は、緊迫している。
2人の日本人男性に突きつけられたナイフ。
イスラム国の殺害警告、その猶予は72時間。
卑劣なテロは、いかなる理由でも許されない。
断固として非難します。
安倍総理は、訪問先の中東から、急きょ日本へ。
ヨルダンの日本大使館です。
こちらに外務副大臣が入って対応を協議しているもようです。
シリアの隣国、ヨルダンの対策本部には、外務副大臣が詰める。
海外も注視する今回の殺害警告。
これまで欧米諸国の人質を次々殺害。
残虐行為を見せつけてきたイスラム国。
ついに日本が標的に。
そのねらいとは一体。
卑劣な脅迫に、日本政府はどう立ち向かうのか。
72時間の期限は刻々と迫っている。
きのう、インターネット上に公開された衝撃的な映像。
刃物を持ち、イスラム過激派組織イスラム国を名乗る覆面姿の男。
その両脇にひざまずく2人の日本人男性。
映像には、ハルナ・ユカワ、ケンジ・ゴトウの字幕。
2人は千葉県在住の湯川遥菜さんとフリージャーナリストの後藤健二さんであることが確認された。
男は日本に対し、合わせて2億ドル、日本円で237億円もの身代金を要求。
72時間以内に従わない場合は、2人を殺害すると警告したのだ。
この事態を受け、政府は、直ちに対策室を設置。
さらに中山外務副大臣をヨルダンに派遣し、大使館に現地対策本部を立ち上げた。
ヨルダンは、イスラム国の勢力圏であるシリアとイラクの両方に隣接しており、中山副大臣はここで、2人の人質に関する情報収集など、現地で指揮を執ることになる。
そして、訪問先のイスラエルで安倍総理は。
人命を盾に取って脅迫することは、許し難いテロ行為であり、強い憤りを覚えます。
2人の日本人に、危害を加えないよう、そして直ちに解放するよう、強く要求します。
今回、イスラム国の人質となった2人の日本人男性。
そのうちの一人は、去年8月に、イスラム国に拘束された湯川遥菜さんだ。
インターネット上に投稿された動画には、胸元に刃物を突きつけられ、頭から血を流す湯川さんと見られる男性の姿が映し出されていた。
湯川さんは去年1月に、紛争地でビジネスを行う会社を設立。
その下調べのため、去年4月、シリアを訪れていた。
今回、私は内戦が続いているシリアに来ています。
護身用に銃のほうを持っています。
去年7月下旬になって、湯川さんは隣国のトルコから再びシリアへ入国。
反体制派組織と行動を共にし、イスラム国との間で激しい戦闘を行っている地域に入ったときにも同行していたという。
そして。
この直後、イスラム国に拘束されたと見られる湯川さん。
その後、解放に向けた交渉も進められていたが、消息はつかめていなかった。
きのう、湯川さんの父親は。
何かお話お聞きになっていませんか?
テレビ報道なんかやってるようで、ちょっと、分かりません。
ちょっと混乱しております。
大変申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
そして拘束されたもう一人は、フリージャーナリストの後藤健二さん。
後藤さんは1996年に映像通信会社を立ち上げ、イラクやシリアなど、中東の紛争地の取材を数多く経験していた。
去年4月、シリアを訪れた際には、反体制派組織から湯川さんを紹介されたという。
湯川さんが行方不明となった去年8月には、こう語っていた。
彼はまだやっぱりまだ経験がまだないので、今、また戦いが激しくなっている、新しい局面を迎えつつあるシリアに行くっていうことは、危ないというふうに、アドバイスはしてたんですよね。
湯川さんの解放に向けて動いていきたいとも話していた後藤さん。
その後、10月2日のツイッターには、シリア取材に入りますと記されている。
これは10月初旬、後藤さんがシリアに入った際に撮影した映像だ。
シリア、クルドの町、コバニのすぐ郊外に来ています。
コバニから逃げてきた人たちがここで心配そうに、戦況を見守っています。
すぐ向こうに、イスラム国の戦車が見えるんですけれど、空爆の様子は、全く朝からありません。
後藤さんは、この取材のあと、いったん帰国。
10月下旬に再びシリアに入り、取材を続けていたと見られている。
後藤さんのツイッターは、10月23日を最後に、更新は止まったままだ。
後藤さんのシリア入りを手助けしたシリア人男性は。
その後、後藤さんはシリア北部の町、マレアからイスラム国の拠点、ラッカへ向かったが、連絡が途絶えたという。
日本人男性2人を人質にし、身代金を要求する、イスラム過激派組織イスラム国。
戦闘員の数は2万人から3万人を超えるともいわれ、敵対する勢力を容赦なく処刑する残虐なやり方などで、シリアやイラクで支配地域を拡大している。
これは去年8月、イスラム国が公開した映像。
アメリカによるイラク空爆の報復として、アメリカ人ジャーナリストと見られる人物をひざまずかせ、殺害する映像を公開した。
さらにその2か月後には、イギリス人男性を殺害する映像をネットに掲載。
イギリス議会が、イスラム国への空爆を決定した代償だと主張した。
イスラム国はこれまで、アメリカ人とイギリス人合わせて5人を殺害したとしている。
残虐行為はさらにエスカレートし、去年11月には、敵対するシリア軍の戦闘員とされる男性らを、同時に殺害する映像を公開した。
こうしたジャーナリストなどの誘拐で、去年だけで20億円以上の身代金を得ているとされるイスラム国。
そんなイスラム国の戦闘員だったという男が、収監されている刑務所で、その驚くべき実態を語った。
内情を知らされず、命令されるがまま犯行を行ったという男。
メンバーを脅迫し、テロや戦闘に参加させるイスラム国の実態がそこにはあった。
そして今回、初めて殺害警告の標的となった日本人。
なぜ2人は狙われ、2億ドルの身代金を要求されたのか。
その背景には。
中東の安定は、世界にとって、もちろん日本にとって、言うまでもなく平和と繁栄の土台です。
テロや大量破壊兵器を当地で広がるに任せたら、国際社会に与える損失は、計り知れません。
実は、先週金曜日から中東を訪問している安倍総理が、イスラム国対策として、中東諸国に2億ドル相当の支援を行うと表明。
まさに今回、その安倍総理の支援額と同じ額の身代金が要求された形となったのだ。
つまり、ビデオメッセージは、安倍総理の表明に反発したものともとれる。
公開された映像を、改めて見てみると。
冒頭、NHKの海外ニュースなどを引用し、安倍総理の中東諸国への援助を発表したことなどを伝える映像を流していた。
そして。
イスラム国に敵対するとして、名指しされた安倍総理は。
総理の方針に挑戦するかのような、イスラム国の対応について、どのようにお考えになるか?
国際社会からも高く評価されているこの支援を、しっかりと行っていく。
この姿勢には全く変わりはありません。
日本は今後とも、非軍事分野において、積極的な支援を行ってまいります。
あくまで支援を行っていくという、テロに屈しない姿勢を見せた。
一夜明けたきょう。
2名の男性については、ご家族による画像確認、さらに諸情報を総合的に勘案をすれば、湯川遥菜氏、および後藤健二氏であるものと考えております。
政府が情報を把握してから20時間以上がたち、公開された映像に映っている人物は、湯川遥菜さんと後藤健二さんであると確認された。
しかし。
動画がアップされた以外に、イスラム国側からの日本政府への接触というのはありますか?
ありません。
事態打開への大きな進展は語られなかった。
岸田外務大臣は訪問先のイギリスで、アメリカのケリー国務長官、フランスのファビウス外相と相次いで電話会談を行い、日本人解放に向けた協力を要請。
これにケリー長官らは全面的に協力すると応じたという。
また、アメリカのオバマ大統領は。
と、イスラム国の壊滅について、力強く訴えた。
中東を訪問していた安倍総理は、当初の予定を早め、日本時間のきょう午前4時過ぎに、帰国の途へ就いた。
こうした中、新たな情報も。
関係者によると、後藤健二さんの妻に、去年11月上旬、イスラム国関係者を名乗り、後藤さんを拘束していることを記したうえで、およそ20億円の身代金の支払いを要求するメールが届いていたことが判明。
政府や捜査当局は、発信元やイスラム国との関連について、慎重に調べている。
今回、男が求めているおよそ240億円の身代金。
この要求に政府はどう対応するのか。
今回の事案については、われわれ、人命第一に考え、各国の協力も得ながら、情報収集に当たっております。
今後も人命を確保するうえにおいて、全力で取り組んでいく考えであります。
いずれにせよ、国際社会は決してテロには屈してはならないと、こう考えております。
きょう夕方に帰国する安倍総理。
猶予の72時間。
そのリミットが刻一刻と迫る中、どんな判断を下すのか。
そして、イスラム国はどんな動きを見せるのか。
世界が注目している。
そして、つい先ほどなんですが、人質になっている後藤健二さんが去年10月、シリアに入る直前にその心境を語ったインタビューが入ってきました。
それは、まさに覚悟の入国だったようです。
これからラッカに向かいます。
イスラム国・ISISの拠点といわれていますけれども、非常に危険なので、何が起こっても、私はシリアの人たちを恨みませんし、どうかこの内戦が早く終わってほしいと願っています。
ですから、何か起こっても、責任は私自身にあります。
どうか日本の皆さんも、シリアの人たちに、何も責任を負わせないでください。
よろしくお願いします。
必ず生きて戻りますけどね。
よろしくお願いします。
この動画は、去年の10月に撮られたものだということなんですけれども、シリアの北部のマレアという所、トルコとの国境の町で後藤さんのガイドをしていたシリア人の男性が撮影したものだと。
後藤さんは万が一のことがあったら、連絡してほしいということで、ガイドに妻らの連絡先を書いた紙を残していったようです。
五郎さん、このメッセージなんですけれども、まさに死を覚悟してシリアに入りますという感じですよね。
ただ、思うには、責任は私自身にすべてあるとおっしゃっていますけれども、しかし、一方では日本自身が人質に取られているようなものではないのかという見方さえあるんですね。
そうやって考えると、私自身では済まないという問題に、今なっているっていうことですね。
ですから、このいわゆる戦場の現状を伝えるという、赤星さんね、これ、大変大事な仕事であって、普通は入れない所にこの人たちは命を懸けて入っていく、シリアが今どうなっているのかというのを日本はじめ、世界に向けて伝えてるっていう大変、大きな仕事である一方で、こういうこともある、リスクもあるということですね。
ということですし、やっぱり、僕らが思っている想像以上のことが起きているということですよね、これは。
さて、最新情報を伝えてもらいます。
ヨルダンのアンマンと中継がつながっています。
小島さん。
こちら、私、今、現地対策本部が置かれています日本大使館から徒歩で5分ほどの場所にいます。
こちらは今、午前7時を回ったところです。
つい先ほど、わたくしにっぽんたいしかんをみてきたんですども昨夜から同じ一室だけ事務所らしき部屋が電気をつけているほかは、報道陣の姿もなく、朝のところは閑散としていました。
日本から派遣されている中山外務副大臣も、日本時間のきょう未明には、いったん宿舎に戻っています。
その際に私、少し話をしたんですけれども、情報は官邸に一元化しているということで、この対策本部の態勢も含めて多くを語ってはくれませんでした。
ただ、まだですというような言い方をしていましたので、恐らく大きな進展は今のところ、ないんではないかというような様子は伺えました。
なぜ中山さんはヨルダンに入ったんですか。
このヨルダンという場所は、北はシリア、そして東はイラクと、国境を接しています。
そして、この場所は、シリアでは正常が不安定ということで、日本大使館が閉鎖をしていまして、今、そのシリアの大使館はこのヨルダンの大使館の一部を借りて、臨時事務所を置いている状態なんです。
さらに、この一帯は、西にはイスラエル、パレスチナ自治区、そして南にはサウジアラビアを配置しているほかに、一方でヨルダンはとてもこの一帯としては治安が安定しているということで、こちらにそういった背景があって、拠点を置いたものというふうに考えられます。
小島さんはふだんはフランスのパリに駐在しているんですけれども、フランス人のジャーナリストは、実際に解放されています。
イスラム国に拘束されているときの、待遇、処遇などについて、フランスでしゃべったりしてるんですか?
私もこのジャーナリストの1人を取材をしたんですけれども、その際には、床にじかに寝かせられて、常に次に何が起こるか分からないという、ストレスを抱えていたというような話をしていました。
そして、同じ部屋で拘束されていたというアメリカ人ジャーナリストが処刑をされたと、殺害をされたというようなこともありまして、大変なショックを受けているといった状況で、やはり、拘束されていたときというのは、常に死と隣り合わせということで、恐怖を感じていたというような話をしていました。
フランスは人質が解放された際に、お金を払ったんじゃないかというふうにいわれている。
フランス政府は否定してるんですけども、フランスが、仮に人質解放にあたって、あるルートを持っていたりとか、外交のチャンネルを持っていたりして、直接フランスがイスラム国と話をしたということではないようですね?
そうですね。
いろんな報道がされていますけれども、この人質の解放を巡っては、国防大臣が身代金を持っていき、それをトルコの情報機関が犯人側に渡したんだというような、大変詳しい報道をしているところもあります。
これをすべて含めて、政府当局は否定をしているわけなんですけれども、このフランスのほかにも、いろんな国がこのイスラム国と、なんらかの形でパイプを持っている可能性は否定できないと思います。
これが一つのポイントだと思うんですが。
日本政府が、イスラム国といわゆるルートを持っているのか、外交のチャンネルを持っているのか、このあたりはどうでしょうか。
非常に難しい問題で、今のところ、まだはっきりはしていませんけれども、少なくとも今、期限を切られた状態で、そういったチャンネルを見つけだすというのは大変難しいことだと思いますので、大変厳しい対応を迫られているといったような状況だと思われます。
分かりました。
また新しい情報入りましたらお願いします。
さて、続いては国会記者会館です。
竹内さんです。
お願いします。
竹内さん、今現状なんですけれども、政府の対応はどうなってますか?
政府は現在、アメリカや今、中継のあったヨルダン、そしてトルコなどの関係国や、宗教指導者や現地の部族の関係者などを通じて、情報収集を行うとともに、2人の危害を加えないようにということと、できるだけ速やかに解放するようにということを呼びかけているという状況のようです。
安倍総理大臣は、人命優先、その一方で、テロには屈しないというふうにコメントを出している中で、240億円ともいわれるこの身代金ですよね、これはどうなりそうなんですかね。
今の小島記者のリポートにもありましたけれども、フランス政府も身代金については明快に否定しているわけでして、これはやはり、なかなか支払うともいえませんし、支払わないともなかなか言い難いわけなんですね。
というのは、支払うということになりましたら、それはテロに屈するということになってしまいますし、支払わないと明確にすれば、それは危害が加わってしまうおそれがあるわけですから、ここは非常に大変難しいわけです。
ある政府関係者は、これについて、高度な政治判断であり、最後は総理の判断であるというふうに話しています。
あと、72時間の猶予が与えられているというふうに言われているんですが、どこからが72時間なのかって、これ、政府は把握しているんですか。
これもまた、大変難しい話でして、いろんな情報があって、いつ、明快にこの画像が発出された、どこが起点になる、スタート地点なのかというのは分かっていないわけなんです。
政府がこの映像の存在を把握したというのはきのうの午後2時50分なわけですけれども、政府関係者、これ、外務省の幹部ですけれども、これについては、きのうの午後2時50分から72時間でいいのか、そうではないかもしれない。
ですから、政府は、いつ何があってもいいように、24時間態勢で準備するしかないというふうに話しています。
安倍総理はきょう夕方帰国ですよね。
はい、そうです。
夕方帰国してから安倍総理は会見等を開かれるんですかね?
可能性はあると思います。
総理は帰国した後、総理官邸に入りまして、現在の状況の報告を受けたり、関係閣僚会議を改めて開くみたいなことも検討されているようです。
そういうことを受けて、国民向けになんらかのメッセージを発する可能性はあると思います。
分かりました。
ありがとうございました。
さて、ここから東京のスタジオにはイスラム情勢に詳しい、国際政治学者の高橋和夫さん、そしてシリアで取材経験もある、報道カメラマンの横田徹さんにも、お越しいただいております。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
改めて、イスラム国を名乗るグループからのメッセージですが
1分40秒ほどの動画の中で、日本の首相へ、イスラム国から8500キロメートル離れているにもかかわらず、お前らはみずから進んで十字軍へと加わった。
女性や子どもたちを殺し、イスラム教徒の家を破壊するために、お前は誇らしげに1億ドルを寄付した。
そして後藤さんを指して、だから、この日本人の命には1億ドルかかる。
さらにイスラム戦士と闘う背教者に訓練を施して、イスラム国の拡大を阻止するため、お前はさらに1億ドルを寄付した。
湯川さんを指して、だからこの男の命にはさらに1億ドル必要だ。
日本国民へ、君たちの政府はイスラム国との戦いのため、かくも愚かな決定を下した。
君たちは今、2人の市民の命を救うために、2億ドルを払うという賢明な選択を政府に迫るよう、72時間の時間が与えられている。
さもなければ、このナイフが悪夢となるだろうというメッセージです。
さて、高橋さん、このメッセージをご覧になって、どういう感想をお持ちですか?
そうですね、ついに来たかと、ついに日本人がこういう場面に遭遇することになったかと、いろいろとイスラム世界と日本ともつきあってきたんですけど、ここまできたかなあと、そういう感じですね。
日本国民へというふうに言ってるのは、非常に恐ろしい気がするんですが、本来、イラク、イランはじめ、イスラム圏というのは、親日的な国、大変多いんですよね?
そうなんですよ。
ヨルダンにしろ、シリアにしろ、日本人として、旅行して、お前、嫌なやつだなと言われたことは、どこへ行っても歓迎してもらえるんですよね。
そういう意味では、日本人と、イスラム国がイスラムの代表ではないですけど、その一部が対立する側に立ったというのは、なんか不吉な気がしますね。
そして今回の殺害警告の大正になっていると見られる日本人お2人なんですが。
まず、こちらの男性、フリージャーナリストの後藤健二さんです。
後藤さんは去年の10月上旬にシリアに入りまして、北部の町コバニなどを取材して、このときの映像も公開していました。
一度、日本に帰国するのですが、その後、10月24日に、もう一度シリアに入っています。
シリア入りを手助けしていた男性によりますと、この方は反対をしたそうなんですが、イスラム国の支配地域に向かい、戻って来なかったと話しています。
さらに、紛争地ビジネスの会社の代表であります湯川遥菜さん。
湯川さんは去年の7月の須恵にトルコからシリアに入りました。
反体制派と共に行動を取っていたと見られていまして、8月16日にシリア北部でイスラム国に拘束されたと見られています。
その直後には、湯川さんの周りを取り囲んで、頭から血を流し、そして、ナイフなどを突きつけられている尋問動画も公開されています。
さて、横田さんにお聞きしたいんですけれども、後藤さんというジャーナリストの方、かなり紛争地帯での取材経験、豊富な方と聞きますが、いかがでしょうか?
私は直接面識はないんですが、紛争地の経験値は非常に高くて、特にシリアに関しては、プロフェッショナルな仕事をしていたと思います。
今回、入ったのはもちろん、イスラム国、シリアの現状を伝えたいとともに、湯川さんを救出に行くんだというふうにおっしゃってた、このあたりの心境はどうですか?
イスラム国に入るということは、本当に帰ってくる可能性は非常に低いものでして、実際、私もイスラム国のラッカに行った際は、その途中、非常に多い検問がありまして、無事に通り抜けるのは、ほぼ不可能に近い状態なんですよね。
実際に、横田さんもイスラム国に拘束された経験があるんですよね?
2013年の9月なんですが、まだイスラム国がISISと呼ばれていた、一つの反政府勢力だったときに、拘束されかけた経験はあります。
拘束っていうのはね、ことば巧みに誘って、誘拐のように拘束するのか、それとも銃とかそういうもので脅して拘束するのか、どっちなんですか?
いろんなパターンがあると思うんですけど、例えば検問で、移動中に捕まってしまうとか、もしくは、地元のコーディネーターと称する人間が巧みに誘い出して、それで私が案内すると、それでイスラム国にそのまま売り飛ばしてしまうということもあると思います。
つまり、シリアに入るんだったら自分が持っているから、自分についてくればいいよっていうコーディネーターが出てきて、そのコーディネーターが実はイスラム国とつながってて、イスラム国に渡しちゃうというようなこともある?
はい、そうですね。
今、横田さんもいろんな所で取材もされていると思いますが、今のそのシリアを中心としたイスラム国っていうのは、いくら報道ジャーナリストの方でも入るべき所ではないというふうにお思いですか。
はい、そうですね。
実際、私が入ったときは事前に許可証というものを発行してもらって、その許可証があったから、無事に入ることができましたし、一切、彼らに危害を与えられるっていうことはありませんでした。
危害は加えられないんですか?拘束されても。
その状況によると思うんですが、許可証もなしで入ってしまった場合というのは、厳しい、少なくとも尋問が、何者なのかということは聞かれると思います。
今、映し出されている、映像なんですけどもね、湯川さんなどは拘束されてずいぶんたっている。
この映像がいつ撮影されたものか分からないんですが、やつれた感じがないんですね。
だからどういう処遇、待遇なのかなっていうふうに僕は思ったりするんですが。
やはり彼らも非常に取り引き材料として扱われるので、食事は十分に与えられると思います。
非常に健康的な顔をしていたのは、私も驚きました。
さて、まず五郎さん。
今回のこのいわゆるビデオメッセージが流れました。
安倍総理大臣の中東訪問と重なった。
当然、それは意識してのものですか。
それは恐らく一番の利用価値があるのはいつなのかと、そして日本の総理大臣が、しかも、空爆に全く参加していない。
日本に対して、これは完全にやっぱり、イスラム国は戦線を広げたと、要するに。
それは自分たちが窮地に陥っているからかもしれない、ということで、一番いいタイミングは何かということを恐らく図ったんでしょうね。
それはね。
日本がいわゆる人道支援のために払ったお金と同額を要求している中で、じゃあ、身代金230億円、40億円、これ、現実的な値段じゃないわけですね。
恐らくだから、むしろ宣伝効果のほうを考えた金額なんだろうと。
それは、その金額を払うはずがないという前提であったんではないかとさえ見方があるんですね、これはね。
ということはどう考えるかですよ。
現実的ではない数字を引っ張り出してきてるっていることは、日本政府がじゃあ払える金額じゃないとした場合に、交渉によって、例えばお金を払うにしても値段が下がるのか、最初からそういう交渉はしないのか、どっちを取るかっていうとこですよね。
それは分かりませんけども、下げるっていうこともありえるでしょう。
そして何よりもやはり、対イスラム国という形で、西側も、これは中東の地も含めて、この包囲網を、なんとか、これは打ち破りたいという、その表れなんじゃないですかね。
パックン、これは夕方、安倍総理大臣帰国しますけれども、アメリカ、イギリスは、一切テロに屈しないんだと。
実際にジャーナリストが殺害されている。
一方でこれは分かりませんけれども、フランスとかイタリアっていうのは解放されてて、ひょっとしたらお金を払ってるんじゃないか。
日本政府はどういう対応を取るんだっていうところですよね。
安倍総理は、アメリカと仲よくしようと、前からそういう動きが見えまして、恐らく、アメリカの思いを重視すると思いますね。
アメリカのメディアは、支払っている国々は、非難ごうごうです。
ということは、アメリカ国民は、例えばアメリカのジャーナリストが殺されても、それはもうテロに屈しないということで、大統領を責めたり、そういうことはしない?
しないです。
逆に払ってしまったら、そこにモラルハザードが生じまして、この先、アメリカ人がより多く誘拐される可能性が高いというふうに見られてます。
つまりアメリカ人を誘拐すればお金払ってくれるから、さらに誘拐しようという府の連鎖。
日本もそういう局面に今、置かれているというのは、事実なんですけれども、さあ、高橋さんね、今回、日本を敵視した動き、それから230億円以上の法外な身代金要求。
今、イスラム国はどういう状況になっているんでしょうかね?
そうですね。
軍事的にも経済的にもアメリカをはじめとする各国の軍隊の爆撃も受けてますし、特に彼らの資金源である油田地帯に対する爆撃もあって、経済的には苦しくなってると思いますね。
それがこうした法外な要求の背景に一つあると思います。
それからもう一つはやはり、もし彼らが本当に交渉する気がないんであれば、恐らく日本に対して、強いけん制球を投げてきてアメリカ、イギリスに同調しないようという、そういうなんというか、けん制だったと思います。
あと、各地でイスラム過激派っていうのが、残虐な行為を繰り返している中で、イスラム国が主導権取っちゃいたいとか、もっと目立ちたいとか、そういう思惑みたいな、イスラム過激派の中での何か、構想とか競争みたいなもの、働いているんですかね。
ブランドというか、イスラム国ブランドと、アルカイダブランドと、2つの強力なブランドがあって、どっちが派手なことをやるかと、派手なことをやれば、過激な人たちが集まってくると、お金も集まってくると。
自分たちの名声も上がるということで、先日、フランスであったテロには、アルカイダが絡んでたといわれていますから、イスラム国としては、ここでまた大きなことをやりたいなという気持ちはあったと思いますね。
あとね、どう考えても、日本が払っているお金っていうのは、人道支援なわけですよ、難民になってらっしゃる方々のね。
それをイスラム国に言って納得するのかっていう、どうなんですか?
そこのところは分からないですね。
ただ、イスラム国側は日本が出してるお金は、イスラム国の人々を殺すために使われるというような言い方をしていますから、一つは誤解している。
もう一つはあえて誤解しているということなんですけれども、もしかして、誤解しているというところがあるなら、それを説明し続けることに意味があると思いますね。
どちらか分からないですけれど、人命がかかっているんですから、説明してコストはないですから、総理が繰り返しているようになったように、日本のお金は人道支援のためであって、難民のためであって、人を殺すためのものではないんですよということは言う価値はあると思いますね。
ただこれ、赤星さん、72時間という時間が切られている中で、実際、アメリカ、イギリスのジャーナリストが殺害されてる。
非常に緊迫した状況には変わりないんですよね。
そこでこういう説得ができるかどうかというね。
本当に時間がまずないっていうところでしょうし、先ほどパックンさんがおっしゃられたように、これで屈してしまった場合にってリスクっていうのも非常に大きいでしょうし、日本人がこれからターゲットにされることが非常に多くなってしまうということを考えたら、どの選択をすることが一番正しいのかっていうのが僕らではちょっと、分からないですよね。
いわゆるそれで、安倍総理の高度な政治判断ということになるんじゃないかというふうにも、おっしゃってましたけども、それにしてもこれ、五郎さん、非常に難しいのは、お金払っちゃうとイスラム国の資金源になる、なおかつ、赤星さんがおっしゃったみたいに、じゃあ、日本人、お金になるよっていうことになってくると普通に観光旅行に行ってる人が、いわゆる誘拐されて人質になるという、非常に負の連鎖が働くことも確か?
だから今度の場合は、要するに日本としては独自のルートがなかなかありませんからね。
交渉チャンネル?
そうそう。
そうするととにかく各国と協力して、とにかくもう、できる、あらゆる手段を使って、一体どこにいるのかも分からない、誰と交渉すればいいのかも。
というのを早くやろう。
それしか今は手はないんじゃない
ちょっとこちらをご覧ください。
イスラム国の支配活動地域という所なんですが。
イスラム国は、シリアとイラクにまたがって活動をしています。
そしてこのシリアのラッカという場所、後藤さんも、この場所を目指したようなんですが、このラッカを、イスラム国は首都というふうに主張しています。
そしてこのトルコとの国境の辺りにも今、勢力を伸ばしているという状況です。
実際に横田さんも取材に行かれたと思うんですが、われわれはイスラム国イコールテロ組織っていうふうに思うんですけれども、これだけ支配地域を広げていると、ある意味、国の形を成している組織っていうふうに思ってもいいんでしょうか?
実際、私は2012年の3月にラッカに行ったんですが、実際、自分の目で見て、シリアのどの町よりも、非常に平穏だったという。
一般の生活が営まれたというのは驚きでしたね。
あと、実際、クリスチャンも生活しておりまして、ちゃんとイスラム法の下で、税金を納めていれば彼らに保護されるという、それが私は驚きでした。
つまり異教徒であっても、イスラム国が行っている、いわゆるそのイスラム教の戒律だったりとか、イスラム国のいわゆるやっている、いろんな行政に従っていれば、ちゃんと暮らしていけてるんですか?
逆に彼らの保護を受けられるっていうことですね。
そのあたりは本当に、ある意味、頭いいっちゃ、頭いいんですね。
そうですね。
非常にうまくやっていると思います。
だから支持を受けているのではないかと思いますね。
一方でね、例えばわれわれ、実態全く分からないですけど、ナイジェリアのボコ・ハラムなんていうのは、何百人っていう子どもたちや女子生徒を誘拐しているわけですよね。
そういうところとは性質が違うと思ってもいいんですか?
実際、処刑現場とか、そういうのを一切見ることはありませんでしたし、住んでる方からもそういう話は一切聞いたことはなかったですね。
じゃあ、実際に例えば、アメリカ、イギリスのジャーナリストを残虐な行為で殺している、こうやって日本人を誘拐して、72時間以内に身代金を払えという非常に非人道的なことをやっているというのは、実際、イスラム国が支配している地域で暮らしている人たちは知らないかもしれないってことですか?
それもあるかもしれませんし、今、戦争中なので、とらえられた兵士とかっていうのは、そういう扱いをされる、処刑をされてもしかたがないということだと思います。
パックンね、今回のこの映像なんですけども、よく言われてるのが、加工されているんじゃないかといわれていますよね。
影が違いますし、ほかの映像と違って、直接触れてないんですね。
このマスクをかぶった男は。
ですから、いつ撮影されたもので、なんのために最初に2人が撮影されて、あとで彼が差し込まれているのかとか。
疑問が多いですね。
そして、NHKの国際放送ですか、そういうものを使って、これを加工して、インターネットに載せるということになってくると、そういう技術者も相当いるってことですよね?
そうなんです。
今、ボコ・ハラムが話出ましたけど、ほかのテロ組織と違って、このイスラム国、イスラム国家というグループは、広報活動が本当に洗練されてまして、それでやっぱり、ほかの有志を集めようとしてるし、その資金源も、たぶん、ほかと違って、いろんなところからお金が集まってると。
もう、なんて言うんですか、今までと違う脅威は、このグループにはありますね。
しかし、これ、高橋さん、いわゆるフランスなどは、人質になった人が解放された、ここでお金を払ったかどうかというところは分からないんですけども。
なんらかの外交チャンネルをイスラム国と持っている。
日本は持っていないじゃないかと言われている、このあたり、どうでしょうか。
そうですね、イスラム国を承認するわけにはいかないですし、ただ、日本は恐らくトルコとの関係がいいので、トルコの諜報当局がイスラム国となんらかの接触というのはあるはずですね。
トルコからこれだけ人が入るわけですからね。
ですからまあ、情報機関で協力をお願いするとしたら、トルコの諜報当局に日本とトルコは仲がいいんだから、なんとかお願いしますということですよね。
実際、イスラム国にトルコ人がたくさん人質になったときは、お金を払ったという報道はないですけど、釈放されてますから、全く希望がないというわけでもないと思いますね。
これ、いわゆる交渉人のプロみたいな人がいるっていいますよね、よく。
そうですね。
交渉を始めて、ずっとコミュニケーションを始めると、へんな信頼関係が出来上がって、話が続くわけですよね。
ですから、ポイントは、72時間という時間を引き延ばして、引き延ばして、引き延ばすというのが、交渉の一つのポイントになると思いますね。
今、五郎さんもおっしゃいましたけども、ネゴシエーターと言われる交渉人という人と、日本政府がパイプ持ってるかどうかというところで、実際にパイプのある所もあれば、ないところもあるという。
だからそこはやっぱり、ほかの国との協力、それがどのぐらいできるかってい
横田さんにお聞きしたいんですけど、72時間という時間をきってるなかで殺害するというのは、これは本気なんでしょうか。
いや、この動画を配信するっていうこと自体、やっぱり、本気ではないかなと思いますね。
実際、イスラム法学者の先生、私がシリアに行った際にお世話になったイスラム法学の先生などが、実際いるんですが、なかなかそういう方が交渉できないというところが残念だと思います。
そういう人たちと一緒に行ったら、なんとかなる可能性はある?
可能性は、
このあと最新のニュースを挟みまして、拘束されている日本人の2人、今後どうなっていくのか、それから夕方、安倍総理が帰ってきます。
安倍総理の対応、それから後藤さんのご家族に身代金のメールも来たようです。
このあと続けていきます。
決断の幕開けなのかなと。
先週、突如飛び出した歌手の高橋ジョージさん、タレント、三船美佳さんの離婚危機騒動。
今、その原因と報じられているのが。
モラルハラスメント。
果たして真相は。
さらに、ミヤネ屋は元夫からモラハラ被害を受け、離婚した女性を取材。
そこで語られたのは、地獄の結婚生活でした。
ここで最新のニュースです。
岸田さん、お願いします。
お伝えします。
イスラム過激派組織イスラム国を名乗るグループに、人質に取られたフリージャーナリストの後藤健二さんが、去年10月、イスラム国の支配地域に向かう直前の様子を映したとされる映像を、NNNが入手しました。
何か起こっても、責任は私自身にあります。
この動画は去年10月、シリア北部のマレアで、後藤健二さんのガイドをしていたシリア人の男性が撮影したというもので、後藤さんがイスラム国の支配地域、シリアのラッカに向かうなどと話しています。
非常に危険なので、何か起こっても、私はシリアの人たちを恨みませんし、どうかこの内戦が早く終わってほしいと願っています。
まあ、必ず生きて戻りますけどね。
また後藤さんは、万が一のことがあったら連絡してほしいと、ガイドに妻らの連絡先を書いた紙を残していったということです。
こうした中、アメリカのオバマ大統領はことしの施政方針を示す、一般教書演説を行い、イスラム国の壊滅に向けた戦いを、アメリカが引き続き主導していく決意を示しました。
オバマ大統領はイラクとシリアでは、イスラム国の前進を阻んでいると述べて、いわゆる有志連合との作戦が成果を挙げているという認識を示しました。
またアメリカのリーダーシップの下、シリアの反体制派への支援や、暴力的な過激主義への対応を強める方針も、改めて表明しました。
その上でオバマ大統領は、時間はかかると認めながらも、イスラム国を壊滅に追い込む戦いは成功すると訴えました。
きょう未明、福岡県大野城市の交差点で、乗用車とトラックが衝突し、トラックが横転する事故があり、男性1人が死亡しました。
横転したトラックが歩道を乗り越え、店舗の駐車場に突っ込みました。
建物の直前で止まっているという状況です。
きょう午前0時40分ごろ、福岡県大野城市御笠川の国道3号の交差点で、乗用車と4トントラックが出会い頭に衝突。
衝撃で、トラックは道路横の信号や、外灯をなぎ倒して横転し、飲食店の敷地に突っ込んで止まりました。
この事故で、トラックを運転していた佐賀県鳥栖市の天本智宏さんが全身を強く打ち、まもなく死亡しました。
乗用車を運転していた福岡県大野城市の31歳の男性は軽傷です。
警察は乗用車とトラックのどちらかが赤信号で交差点に進入したと見て、詳しく調べています。
岸田さん、これ、安倍総理大臣は予定を早めて夕方、帰国ということなんですが、われわれ、国民にどういうメッセージを出すのか、これ、注目ですね。
そうですね。
国民に向けてのメッセージも重要ですし、またこれ、イスラム国に対して、今後どういった交渉を、どういったルートを通じてやれるのか、本当に外交力が試されるところなんですよね。
今のところ、コンタクトも取れていないという話もありましたのでね。
ただ、そのメッセージとして、やはり、人道支援のための資金援助なんだっていうことをきちんと訴えるということはまず一つ、大変重要でしょうし、同時に先ほど、直前の映像ありました、後藤さんですけれども、後藤さん自身は、やはりシリアで本当に人道的な活動といいましょうか、シリアの難民とか貧困の実態を伝えるという仕事をしていたわけですから、そういったことがシリアの人たちのためになることなんだっていうことを、あらゆるチャンネルを通じて、きちんと日本から発信していくということも、大事なんだろうというふうに思うんですよね。
パックン、黒尽くめでナイフ持ってる男は、イギリス人じゃないかっていう話なんですけど、英語聞いたらイギリス英語?やっぱり。
はい。
ジハリ・ジョンと言われている人物ではないかと言われていますけれども、彼は大体この映像の、ナレーターとして、いつも登場していまして、なまりが確かに、ロンドンのなまりであって、大体、どの方なのかも分かってるらしいですね。
分かりました、このニュースは引き続きお伝えします。
そのほかのニュース、お願いします。
ニュースを続けます。
女子高校生に、客の顔に張り手をするなどの接客をさせていた、いわゆるJKリフレの店が摘発されました。
労働基準法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・高田馬場のメイドリフレ、ハニーキャンドルの経営者、有元敬博容疑者と店長の男です。
警視庁によりますと、有元容疑者らは、今月4日、17歳の女子高生に、メイドの衣装を着させて、体を密着させる接客をさせた疑いが持たれています。
店は追加料金を取って、顔に張り手をするなどのサービスをさせていたということです。
また警視庁は、店を摘発した際、働いていた18歳の女子高校生2人を補導しました。
警視庁はことしから、JKリフレなどについて、18歳未満としていた補導対象に、18歳の高校生を加えていて、今回初めて適用しました。
次です。
国内で使用できる子ども用の補助人工心臓の認可を、少しでも急いでほしいと、医師の学会が厚生労働省に、早期の認可を要望しました。
要望したのは、日本小児循環器学会で、先週、大阪大学付属病院で脳死後、臓器を提供した女の子の遺族の要望書も携えて、厚生労働省を訪れました。
遺族はこの中で、海外で20年以上前から使われている、小児用のほじょじんこうしんぞうがいまだに日本で使えないため、娘はその犠牲者になったと訴えています。
学会に対し、厚労省は、優先的に審査するよう努力しているなどと説明しました。
子ども用の補助人工心臓は、海外で使用されている器具が治験を終えて、ことしの夏にも認可が下りる見通しです。
東京では、この冬4日目となる雪が降りました。
先ほどからこのように、細かい雪の粒が降り続けています。
東京都心では、けさ8時前から雪あられが降り、気象庁はこの冬、4日目となる雪を観測しています。
このあとも関東地方のところどころで雪が降りそうです。
気温はやや高いため、雨の交じる所が多く、交通機関への影響は小さいと思われますが、路面が滑りやすいので、車の運転などはどうぞご注意ください。
以上、最新のニュースをお伝えしました。
きょう朝のニュース見て、東京、雪だって聞いてびっくりしたんですけど。
そうなんですよね。
なんか降るなら夕方だみたいな話もありましたけど、朝8時過ぎから10時ぐらいまでですかね。
まだ傘差していらっしゃいますけれども、今はこれ、蓬莱さん、つめたいあめか?2.2度?今?
はい。
ウェザーリポートによりますと、雪が降っているという報告いただいていますから、
場所によっては?
今ですか?
今ですね。
ですから画面上はちょっと分からないですけど、みぞれが降っているという報告、たくさん頂いています。
場所によっては?
このあとなんですけど。
八王子辺り降ってるんじゃないの?
可能性はあります。
2.2度っていったら相当寒いですよ。
相当、寒いですよ、きょう。
もう痛い感じですよ。
え?
痛い感じ。
痛い感じ?
空気がぴーって。
じゃあなんで、東京だけが寒くなってるんですか?大阪は今の気温9度ぐらいあるんですけれども、東京今、北風が入って、冷たい空気がたまっちゃって。
今、気温が上がってないんですね。
今も雨雲、ゆきぐもがかかっているようなじょうきょうなんですが夜までずっとかかりそうなんですね。
ということは、これ、2でん2どですから雨降っても、夜中になると路面凍結したりする可能性もあるということですよね?
ただ、このあと上空、団旗が入ってくるので、夜は、今度雨になりそうなんです。
夕方までみぞれなんですが、夜は雨になる予想なんですけれども。
っていうことは夜になったほうが気温は上がっちゃうってこと?今の2.2度より?
上空の気温が上がるので、降ってくるのが雨に変わる予想なんですけれども、外れるパターンなんです。
はずれるんやったら言わんかったらええやん。
何が外れるパターンや、うんうん、聞いてれば。
ちょっと聞いてください、外れるパターンが、あるパターンなので、東京の方、夜は雨に変わる予想なんですが、心づもりはもしかしたら雪かもしれないと思っていただいたほうがいいと思います。
いずれにしても、天気になるわけじゃなくて、雨になるか雪になるか分からないけど、雨の可能性が高いと?
雨の可能性は高いです。
ひょっとしたら雪になるかもしれない。
という心づもりをしてほしいです。
何%の心づもりやねん?
ちょっと確率は言えないですけども。
かなり。
これ、心づもり大事やんね、岸田さん。
大事ですよね。
降るんか、降るんか思って、何着たらいいか分からないし、あしたの朝何着たらいいか分からないし。
とりあえず厚着したほうがいいと思います。
厚着ね。
全国でいろんな気象予報士の人いるけど、そんなざっくりとしたこといいひと、おらんで。
厚着に決まってるやろ、それ。
あしたね、東京の最高気温、6度の予想なんですけれども、きょうと同じように日中2度ぐらいになる可能性もあります。
可能性やなくて、どっちやねん。
えっと、僕は寒くなると思います、かなり。
あしたも。
2度ぐらいに?
寒くなると思います。
あしたも。
じゃあ、あしたも相当寒くなると思ってください。
東京方面、関東の方ね。
岸田さん。
分かりました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
すごい、これだけさあ、やっぱりデータがさ、出てきてさ、ひまわりも代わってさあ、分からんもんやねんな。
本当、気温が。
あんた責めてるわけやないよ。
心づもりなんていう。
心づもり大切ですよ。
あんた、演歌のタイトルちゃうねんからな、何が心づもりやねんな。
雪の心づもりをしていただいて。
きれいなこと言うて。
気温が本当、1度で変わるか変わらないか微妙なんで、そこってやはり最新の技術でもやはりちょっとずれがあるんです。
ちょっとひててる。
外れじゃなくて、ずれ。
だから、じゃあまあ、またね、番組の後半で、
より詳しく。
お願いいたします。
さあ、ということで、イスラム国72時間という時間を切ってきまして、2人の方、拘束して、240億円余りの身代金を要求しているんですけれども、実は後藤さんに対してといいますか、後藤さんの家族ですか。
メールがイスラム国の関係者を名乗って送られてきていたようです。
後藤さんは去年の10月24日にシリアに入ったと見られていますが、11月の上旬です。
後藤さんの妻に、イスラム国の関係者を名乗って、およそ20億円の身代金の支払いを要求するメールが届いていました。
後藤さんの妻は夫と連絡が取れないということで、先月の6日に予定されていた後藤さんの講演会はキャンセルしたということです。
高橋さん、このあたりの真意はちょっと分からないんですが、これどういうふうに受け取りますか?
分からないですけどね、公表されてない要求ですから、これは本当にお金が欲しいという要求だったと思いますね。
20億円というのも大変高いですけど、1割だと2億円で、これまでヨーロッパ人が解放のために1人当たり払った額が、2億から3億の間っていわれてますから、1割まで値切ってくれば、大体相場かなということになるんで、これはかなり現実的な数字というものを、出してきたと思うんですね。
ということは、この人は本当の交渉人かもしれないということですか?
そうなんですね。
ただ、中東で実際、ビジネスとか、いろんなことをやってますと、よく出てくるんですが、俺に任せてくれよ、俺が本当につながってるんだからという人がいて、その人かなと思うとそうじゃなくて、また俺なんだよ、やっぱりっていう人がたくさんいるんですね。
だから本当に誰が交渉人かというのを見極めるのがなかなか難しいところがありますね。
非常に中東情勢っていうのは、われわれには分かりにくいところがあるんですけれども、例えば、イラン、イラク、特にイランなんていうのはずっと日本のおしんが見られていたりとか、親日的な人が多い中で、こういう過激派という人が出てきた。
そしてフランスでは悲惨なテロがあった。
日本も、いわゆる十字軍に加わったんだと、つまり有志連合に加わったんだと、敵対して見るんだというふうにいわれた中で、ほとんどの人がイスラムの穏健派の方なんですよね。
ここの部分で、日本人が、イスラム教徒の人に対して、どう向き合うかっていうところってすごく大事だと思うんですが。
そうなんですよ。
このイスラム国が代表しているのは、過激な人たち、ほんの僅かな人たちで、大半のイスラム教徒は困ったもんだと思ってるし、人質を取るのがいいと思っていないし、殺したりするのはもっとよくないし。
日本のことに関しては好意を持ってくださっているんですよね。
ですから、この人たちがこんなことするからって、日本人がイスラム教徒全体に対して偏見を深めたりなんかすると、彼らの思うつぼですよね。
だからそこのところは踏みとどまって、冷静に考えていきたいですよね。
ただ、ヨーロッパのフランス、ドイツっていうのは、いわゆる移民で入ってきたイスラム系の人たちを排斥するような動き、いわゆる報復の連鎖ではないですけど、宗教対立のようなものが出てきてますよね、実際に。
そうなんですね。
それは、われわれ、いろんなことをヨーロッパから学んできたんですけれども、この点に関しては、ヨーロッパから学ばないように学ばないといけないですね。
ヨーロッパ人の間違いをやっぱり繰り返すことがないようにというのは重要だと思いますね。
高橋さん、ありがとうございました。
失礼しました。
五郎さん、ひとつ、ひょっとしたら手立てがあるとするならば、こうやって後藤さんのご家族にメールが送られてきた、一つ交渉チャンネルなのかなという?
そうですね。
ただ今、高橋さんのお話でもし本当に金が目的ならば、むしろ表に出さないで、裏で来るっていうね、むしろそういう、これを表に出したっていうことは、逆に金が一番の目的じゃないのかもしれないという、だからもっと厄介になるという。
自分たちのいわゆる存在意義だったり、PRだったりすると。
相手の陣営をかき乱す。
パックンね、いわゆる有志連合というものが組まれて、イスラム国には空爆が行われている。
空爆が効いているっていう情報もあれば、その空爆が効いていないっていう情報もあって、よく分からない。
じゃあ、オバマ大統領はどうしていくのか。
地上戦まで踏み込むのかどうか。
でも、徹底的に壊滅するって言ってるわけですよね。
それ、どうなんですかね、アメリカ国民は。
アメリカ国民としては、地上戦は絶対嫌なんですね。
戦争に疲れたというのは事実なんですけれども、イスラム国に立ち向かわないというのも、許せないんですね。
ですから、強い姿勢を見せながら、その地上戦を避けるという、非常に微妙な路線で進むしかないんですね。
赤星さんね、いわゆる72時間という期限が区切られてて、なおかつ、かつてアメリカ、イギリスのジャーナリストが殺害されている事実。
このまず72時間という時間をいかに延ばしていくか。
そこですよね。
たぶん、この72時間では、たぶんほかの国との交渉っていうのが、いろんな話を聞くことっていうのも実際、難しいと思いますから。
まずはこの72時間をどれだけ引っ張るかによって、いろんな案が出てきたり、いろんな協力を得られたりっていうのができると思うので、まずそこですよね。
そして、安倍総理大臣なんですが、きのうイスラエルでこういうふうにコメントしたわけですよね。
われわれは、人命第一に考え、各国の協力も得ながら、情報収集に当たっております。
今後も人命を確保するうえにおいて、全力で取り組んでいく考えです。
いずれにせよ、国際社会は決してテロには屈してはならないと考えておりますとコメントしています。
これは、五郎さん、至極当然のコメントで。
そして、過去に、こういう事件のときに、日本政府っていうのはどのように対応したかということですが。
2004年です。
2004年の10月にイラクで香田証生さん、当時24歳がアルカイダ系組織に拘束されるという事件がありました。
犯人側の要求は48時間以内に自衛隊のイラク撤退でした。
当時の小泉総理はテロを許すことはない。
テロに屈することはできないとしまして、この要求の4日後に遺体で発見されています。
過去にもこういう事件は、これ以外にもあったんですが、五郎さん、一つ、人命は第一であるっていうことはだいぜんていにおいて、このときに言われたのが、人命も大事。
だけど、そういう危険な所に入っていった責任ってどうなんだ。
で、人の命は地球より重いんだって言った総理大臣もいた。
ここの部分ですよね。
そうですね。
これは自己責任という問題、あるんですけど、今、大切なことは自己責任論を論じるということも、それはありますけど、とにかくやっぱり救出するということが、非常に大事なことですからね。
しかも限られた時間ですから。
それにとにかく全力を挙げるっていうことじゃなければいけないと思う。
で、総理大臣の談話というか、意思表明にしても、かなりやっぱり、考え抜かれたところがあって、どっちを先に順序するかというのは非常に大事なんですね、あれね。
しかし、テロに屈しないっていうことは世界に対するメッセージですから、これもはっきり言わなければいけないっていうんで、この路線でとにかく当面は、各国の協力を得て、もう救出に全力を挙げるということを、やっぱりやってほしいと思いますよね。
その救出に全力を挙げるっていうことはもちろん大事。
じゃあ、そこに交渉の、いわゆるパイプ、それから、じゃあお金ってなったときに、今度、アメリカ、イギリスは日本に対してなんて言ってくるかっていうところもありますよね。
それは、決していい反応はないと思います。
お金で解決すると、それがやっぱり次につながると、あと資金源になる。
でもお金以外の解決策はありうると思いますね。
例えば、実際に今戦ってるイラク政府軍の捕虜、取ってるイスラム国の捕虜との交換はどうかとか、日本が外交ルートを通して、あちこちの国の協力のもとで、解決することは、一応可能性としてはあると思いますね。
赤星さん、これ、日本を、ひとつイスラム国が敵国だと見なしたという中で、各国で、いわゆるシリアから帰ってきたりとかシリアに行ったことないんだけど、インターネットを見て、いわゆる、洗脳されちゃってっていう、ホームグロウンテロリストってよく言われるじゃないですか。
じゃあ日本にもこういう危険性が増してきたのかっていうね。
本当に正直、僕ら、日本人に対して、日本はこういうことがなかったわけじゃないですか。
ちょっと遠い感じは確かにあった。
正直、あったんですよね。
でも本当に、それが距離が近づいてきているのかなと感じると、やっぱり恐怖しか感じないですし、逆に言うと、日本の国に対しても、かなり大きな意識をイスラム国がしてるのかなという気がしてるので。
まず、お2人の人命を、どうやって日本は守っていくのか、救出していくのか、どういういわゆる解決策、72時間というふうに向こうが切ってきた時間の中で、やっていくのか、そして安倍総理大臣が夕方帰ってきて、どういうメッセージを出していくのかということなんですが、しかし、五郎さん、いったらもう、国境なくなっちゃてるわけですよね。
国境なくなっちゃってるから、ロシアとウクライナも国境なくなっちゃってる。
なんかすごくおかしなことになってきた。
これはね、今の問題、どう解決するっていう話じゃないんですけども、やっぱり日本的なものの考え方っていうのは、いかなる宗教が違っても、それを共存するという考え方なんですよね。
私は今こそ、こういういろんな宗教を認め合いながらやっていくっていう日本人の古来からの考え方。
これはすごく私は大切だと思うんですね。
なかなか、しかしそれは、今、現実に行われていることはそれと全く逆のことですね。
非常に寛容じゃなくなっています。
みんなね。
とにかくこれは、日本政府の対応というのを、われわれ、国民は、固唾を飲んで見守るしかないというじれったさっていうのは、すごくあるんですよね。
ただ、今われわれは非常に難しいと、それは総理大臣だけじゃなくて、われわれ自身も非常にこういう難しい二律背反というか、相矛盾することを同時にやらなければいけないという難しい局面にわれわれ、自身も立たされていると。
なんとかお2人が無事で日本に帰ってきていただきたいなという思いですね。
さて続いてはこちらです。
三船美佳さんと高橋ジョージさんの離婚の原因と報じられた、モラハラ・モラルハラスメントということばなんですが、これ、ことばとか態度による精神的な暴力行為ということばなんだそうです。
今回、このモラハラの被害を受けまして、実際に離婚を経験した女性にインタビューすることができました。
三船さんと高橋さんの最新情報を含めてご覧ください。
最初は仲よしで、徐々に無視ですとか、暴言を吐く度合いが増えていったっていう形ですね。
ミヤネ屋のカメラに、元夫によるモラハラ被害を語る一人の女性。
お前頭悪いなとか、人格を否定するようなことを、話しかけるの禁止、一番最後には近寄るのを禁止とか言われて。
夫のいる側がしびれてきたり、震えてきたりするんですよ。
夫からの罵詈雑言に精神を切り裂かれ、彼女は離婚を決意。
どこにでもある夫婦の幸せな日常は、ある日を境に、地獄へと変わった。
決断の幕開けなのかなと。
今がほんとに幸せです。
ここまでやってきた夫婦なんだから。
先週金曜日、突如、報じられた歌手の高橋ジョージさん、タレント、三船美佳さんの離婚危機騒動。
母親として、人として、人間として、しっかりとゼロからスタートを切りたいっていうふうに思ってます。
離婚したい妻。
まだ家族の、夫婦げんかの延長だと思っていただくと、もう一回、夫婦としてやり直せたらいいなっていうふうには思ってますよ。
やり直したい夫。
結婚16年、おしどり夫婦といわれた2人に、何があったのか。
その原因として、スポーツニッポンが報じたのが、そう、モラルハラスメント、通称モラハラ。
モラハラとは、ことばや態度により、相手に苦痛を負わせる精神的な暴力行為のこと。
記事によると、美佳さんは、結婚生活においてジョージさんから毎日のように。
人間として価値がない。
生きている資格もない。
などと、人格を否定するかのようなことばを浴びせられていたといい、これが、離婚を決意させる原因となったというのです。
この報道に対し、ジョージさんは。
さすがにそれはないな。
と、完全否定。
そしてきのう、女医でタレントの西川史子さんがイベントに登場。
番組で共演し、プライベートで交友もあるジョージさんについて。
ジョージさんってそういう人じゃないんで、かわいそうかなって思いますね。
だめになってきたときも気付いてくださったし、すごく繊細な方なんで、たぶん奥様のお気持ちも、繊細に気付く人だと思うんで。
西川さんは、友人の立場から、ジョージさんのモラハラを否定しました。
近年急増しているという、夫から妻へのモラハラ。
今回、ミヤネ屋は、元夫からモラハラ被害を受けていたという大阪市内在住の女性に取材を行いました。
当初からモラルハラスメントというのはあったんですか?
最初は仲よしで、ごはんも一緒に食べて、また一緒に通勤して、どこに行くのも一緒で、手をつないでっていう形だったんですよ。
Aさんは31歳のとき、5歳年下の男性と職場内結婚。
結婚当初は、どこにでもいる仲のよい夫婦だったそうですが、Aさんが仕事を辞め、長男を出産し、半年が経過したころから、夫に変化が。
誰のおかげで飯が食えてると思ってるのとかですとか、主婦は楽でいいなとか、お前、頭悪いなとか、そういう人格を否定するようなことが増えてきましたね。
仕事のストレスからか、Aさんに暴言を吐くようになった夫気付けば夫が決めた禁止事項によって縛られる生活が始まったといいます。
俺は外食が嫌いだから、外食は禁止。
携帯はいらないから禁止って言われて、お友達なんかも、俺は友達に会いたいのに会われへんとか、我慢して、仕事やってるから、お前は友達と会うのはおかしいやろって言われて、徐々にそういう交友関係も切っていきました。
その後、夫が定めた禁止事項は、さらにエスカレート。
一番最初は、俺が寝る前に話しかけるなって言ってこられたんです。
なんで?って言ったら、仕事で気が立ってるから、早く休みにつきたいから寝る前にちょっとでも話しかけられたら、睡眠が取れなくなるから話し掛けるの禁止って言われたんで、分かったって言って。
で、次は新聞を読んでるときに、ごちゃごちゃ話し掛けられたら、新聞の内容が頭に入らないから、新聞を読んでる途中に話しかけるのは禁止って言ってきて。
徐々に夫との会話が制限されていき、唯一、話しかけるのが許されたのは、夫がたばこを吸っているときだけ。
そして最終的には。
廊下を歩いてるときに、後ずさったんですね。
あ、のけてくれたんだなと思ったら、もう1回通ろうとしたときに明らかに避けてっていう感じだったので、どうして避けるのって聞いたら、俺は人と1メートル以内に近寄るのが嫌な人間なんやって言ってこられたから、そこからもう1メートル以内に近寄るのをやめて、気を遣って生活するようになったんですよ。
妻に対し、まるで子どものいじめのような行動を取る夫。
なぜAさんはそこまでされて、離婚を切り出さなかったのでしょうか。
子どもが小さい間は、離婚に踏み切る勇気がなかったんですね。
今はストレスがいっぱいあるから、仕事がうまくいってないから、こういう状況だけれども、ずっと支え続けてあげたら、いつか幸せな夫婦になれるときがくるって、どこかポジティブに思い込んでしまってたんですね。
だから辛抱の先には幸せがあるってずっと思ってたんですけど、結局、それはなかったっていう。
いつかまた幸せな日が戻ってくると信じていたAさん。
しかし、精神はすでに限界を迎えていました。
精神的なことで動悸が起きるっていうのも初めて知ったんですね。
夫が帰ってくると、どきどきどきどきしたり、玄関がちゃってする音が鳴ったり、車の音が、自分の家の車の音って分かるじゃないですか。
その音がしたら、どきどきどきどきってしてきたり。
最後のほう、夫のいる側がしびれてきたり、震えてきたりするんですよね。
普通の生活が困難なほど体調を崩したAさん。
カウンセラーのアドバイスもあり、結婚7年目で別居を決意。
そしてその1年後、離婚しました。
周りの方々に対しては優しい人です。
子どもも、お父さんは優しい人って言っています。
今でも優しい人だと思っていると思います。
妻っていう弱い者を対象にして、ストレスのはけ口にする、実は弱い人だったのかなと思います。
ここから日刊スポーツの柳田さんにも加わっていただきます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
赤星さん、今、話を聞いていると、これいじめですよね。
奥さんよく耐えられたなっていうことが本当に、一番のあれですね。
もちろん、高橋ジョージさんは、このモラハラに関しては否定されてるわけですけれども。
柳田さん、三船さんと高橋さんの裁判なんですが、これ、3月3日、決まったということですか?
そうですね、3月3日に、東京家庭裁判所で行われます。
これね、親権というのは、あんまりジョージさんも争う?
そうですね、離婚そのものをしたくないということですね、ジョージさんは。
ということですよね。
どうなんですかね。
芸能人の方々って、これ、あんまり裁判したくないと思うんですけど。
まあそうですね。
何件か過去にあって、実は三船敏郎さんも離婚裁判されてるんですけども、最近では、2012年に高嶋まさのぶさんと、みおんさんのこれは大きな騒動になりまして。
当然、傍聴席には取材陣も集まるわけで、このとき17人の傍聴席に425人が傍聴を希望したと。
もちろんだからいろんなことが全部聞けちゃうわけですよね。
本当かうそか分からないけど。
それを、やり取りが全部報道されることになるわけですから。
一つ、初めて知ったのは、調停があるわけですよね。
裁判の前に、調停で2人が会えないんですってね。
会えないんですよね。
実は、本当、交互に会ってという形なんですね。
ですから高橋さんとしては、1回、三船さんと会って話したいと。
それが一番の目的なんですよね。
さて、今回、モラハラということばなんですけど、その実態について、いろいろお話を聞こうと思います。
NPO法人結婚生活カウンセリング協会の大塚ガクさんと中継がつながっています。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
モラハラということば、今回のことで注目されたんですけれども、相談、多いんですか?最近は。
ーそうですね、数年前から、モラルハラスメントということばが徐々に浸透していきまして、それに比例して、相談件数のほうは増えてますね。
そのモラハラというのは定義があって、ちょっとご覧いただきましょうか。
モラルハラスメント、これ、精神的なドメスティックバイオレンスの一種のことで、自分本位な考えから相手の人格、考えを否定する。
もしくは非難するといったことばや態度による暴力が日常的に行われていることを指します。
これ、大塚さん、つまり夫婦間だけじゃないということですか?このモラハラは。
そうですね。
夫婦間だけではなくて、精神的距離の近い例えば恋人どうしとか、友人関係とか、親子、あとは嫁姑とか。
嫁姑。
そういう関係にも現れますね。
いわゆる、上司と部下ということになってくると、パワハラっていうことになってきますね。
そうですね、上司と部下だと、その立場を利用してということになるので、パワーハラスメントになりますね。
今のVTRなんか見てますと、大変、ひどいんですけども、実は、高橋ジョージさんは否定されています、もちろん、その上で、奥さんはモラハラだと思ってて、ご主人はそう思ってない、気付いてないっていうパターンって多いんじゃないかと思うんですが。
いかがでしょうか。
そうですね。
加害者の方で、精神的なものが原因と思っている、強く持っている方の場合、自覚されてない方が結構多いですね。
なんか、酔った勢いで軽い気持ちで言ってて、それがモラルハラスメントだと分かってないっていう人も多いでしょうね。
そうですね。
感情に任せて、いってみればマイルールの下でコミュニケーションを取って、相手をコントロールしようとする、意識が働くわけではなく、無意識的にやってしまうことも結構多いので。
モラハラのパターンというのがあるらしいんですが。
まず1つ目が、モラハラの典型的な理論であります、お前が間違ってるというふうな自分が正しい、自分が一番という思いから行われるもの。
そして、2つ目が、精神的な原因ではないもの、例えばこの浮気であったり、お金に関して自分に後ろめたいことがある。
さらに3つ目が、女性から男性へのモラルハラスメント。
これは例えば、自分に後ろめたいことがあるということは、お前も一緒なことをやろうみたいなモラハラですか?これは、大塚さん。
そうですね。
いわゆる自分の非を隠そうとして、相手にも同じような同様な非があるかのように持っていくという感じですね。
で、なかなかこっちは出てこないのかもしれないですけど。
女性、つまり例えば、分かりやすく言うと、奥さんから旦那さんへのモラハラっていうのも多いんですか?
そうですね、やはり、女性のほうが感情的な生き物ではあるので、その感情に任せて、例えば、仕事面とか給料面とか、そういうものに文句をつけていって、それがエスカレートしていって、モラルハラスメントに発展していくというパターンですね。
すごく難しいのは、五郎さんね、亭主関白、鬼嫁、これとモラルハラスメントの境目。
相手側の受け取り方もあるけど。
亭主関白には、少しちょっと、かわいさもあるというか、なんか、無理に虚勢張ってるなっていう感じがあるんだけど、これは本当になんと言うかね、いじめですね、これはね。
恐らく大塚さん、これは極端な例を今、VTRでご紹介して、大変精神的につらいめに遭った方にお話をお伺いすることができたんですけれども、ちょっとしたことで、追い込まれていって、ちょっとしたことばの積み重ねで、はい、離婚ということもあるわけですよね?
そうですね。
やはり被害者ご本人の方の、いわゆる、ラインですよね、ラインを越えた瞬間がやはりモラルハラスメントという感覚になっていくと思います。
それは例えば、あなたの言ってることはモラルハラスメントよ、そのことば気をつけてねっていって、ああ、そうだ、そうだったって言って、夫婦関係がもう一回修復する例っていうのもあるんですか?
そうですね、それは、加害者の方の持っているレベルによるんですけれども、強めで持っている方だと、それがまた、油に火を注いで、倍返し以上のものが、被害者の方の攻撃に加わっていくというものになってしまいます。
もうそうなってくると赤星さん、逆に言われへんようになりますよね。
逆ギレされるわと思ったら。
で、結局、我慢、我慢している方のほうがたぶん多いと思うんですよ。
だから、相当言われて、いや、それぐらいのレベルじゃないよって思ってる方も、さっきのVを見た人でも感じてる人はいると思うので、なかなか言えなくて、我慢するしかないという状況になってしまいますよね。
これ、大塚さん、自分は今、夫婦関係のみならず、いろんなところでモラハラを受けてるな、例えばなんだろう、ママ友の中のそういうこともモラハラになるんですかね?そういうので、悩んでいらっしゃる方ってどうしたらいいんですか、解決策として。
そうですね。
やはり、基本的に自分が正しい、自分が一番という発想が強いので、加害者の方は、なので、まずその言い分を認めてあげる。
いわゆる、イエスマンであるかぎり攻撃しないんですね、自分の言い分に対して。
だけど1メートル以内に近づくなって言われて、なかなか難しいですよ、今の場合ですと、夫婦でいて。
そうですね。
ですけど、初歩的な対応でいうならば、いわゆるそこから始めて、そのあとは何か言われたこと、何かこれからやることに対して、いちいち相手に、加害者の方に確認をちゃんと取っていく、これでいいよねと、それで、イエスをもらったうえで行動を取っていく。
なんか被害者側が気を遣うというのもおかしな話だなと思うんです。
例えば、大塚さんのようなところに相談に行くっていうのも一つの手段なんですか?
そうですね、やはり、モラルハラスメントといっても、原因の種類ですとか、タイプですとか、レベルによって対応策が少し変わってくるので、ちゃんと解決したいということであれば、ご相談来ていただくのが一番いいとは思います。
大塚さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
でもこれ、モラハラはジョージさんは否定されてるんですが、なんらかのやっぱり、三船さんとしてはジョージさんと別れたい離婚原因があって、ジョージさんは夫婦げんかの延長っておっしゃってるんだけれども、着々と三船さんは離婚に向かって突き進んでいったっていう。
裁判になったら、公になるということですけど、それもあって覚悟の上だと、この間、会見でおっしゃってましたね。
赤星さん、表情が全然違うもんね。
違うんですよね。
だから本当、理由はモラハラってなってますけど、それ以外にもいろいろあると思いますし、もちろん、16歳で結婚されて、やっぱり、分かんないですよ、みんな友達とかが自由な時間があったときっていうのは、夫婦生活をされてたわけですから、いろんな思いがあるとは思うんですよね。
なんか開放的な顔されてますが。
パックン。
私、一番大事なのは、夫婦でもそうですけども、やっぱり、愛情と信頼。
それが一番大事じゃないですか。
それ、自信があるんですか?五郎さん。
ご自分に。
今、言いきりましたけど。
今、一般論ですけどね。
一般論なんだ。
みんなそれはね、いや、三船さんと高橋ジョージさんの夫婦関係分かりませんけれども、震えてる人、いっぱいいますよ。
自分、大丈夫かな。
なんか気付いてないときに、そんなん言うてるんじゃないかなとか。
そうなんですよね。
僕も以前、何回か仕事をしてるんですけど、ものすごい仲よさそうですし、いっつもラブラブぶりを見せてるから。
パックンとこも着々と奥さん、動いてる可能性あるで。
今、見てると思うんです。
そんなこと言わないでくださいよ。
赤星さん、結婚するのこわなるでしょ?
本当、そうなんですよ、そこなんですよ。
あー、こわっ。
俳優の松坂桃李さんが、主演映画の公開直前イベントに登場。
さあ、綾瀬はるかさんとの熱愛が報じられた松坂桃李さん、イベントに登場しました。
日刊さんはお2人がつきあっているということなんですが、何を語ったんでしょうか。
熱愛と、どーんと報じました。
1月1日。
柳田さん、改めて聞きますが、自信は?
もちろんですね。
100%?
もう100%。
柳田デスク率いる、ニッカンスポーツが元日に報じた、松坂桃李、綾瀬はるか熱愛。
超人気者の2人に浮上した熱愛報道。
あれから早20日。
ついに、松坂桃李が語った!松坂さんが登場したのは、主演映画、マエストロ!の公開直前イベント。
イベント終了後、待ってましたと報道陣から質問が。
松坂さん、綾瀬さんとおつきあいしてるんですか?
報道陣からの核心をつく質問に、松坂さんの答えは。
綾瀬さんとおつきあいしてるんですか?
お友達です。
お友達?ともだちからこいびとになるかのうせいは?
お友達でございます。
お友達。
まだ恋人じゃないんですか?
お友達でございます。
出ました。
お友達発言。
そういえば、先週木曜日、綾瀬さんも、松坂さんとの関係を、お友達と断言していた。
となると、当然、気になるのが。
もう100%です。
2人の交際に絶対の自信を見せていたこの人の心中はさぞかし。
と思ったら、
きょうの日刊さんなんですが。
これ、大きく、友達、友達お友達ですと報じて、3連発。
恋人とは認められず、ファンに支えられていることを自覚したとの配慮と思われるということなんですが。
お2人ともお友達と言ってますが。
そうですね、事務所の方針どおりの発言かなという感じですね。
まだおつきあいは?
もちろんあって。
そうですか。
改めて、僕らも取材したんですけど、やっぱりつきあってますね。
いつごろになったら明らかになるでしょうか?
たぶんこれは半年とか1年たてば、展開があるんじゃないかなと思うんですけどね。
そうなってくると、スポニチさんはどうされるんですか?もし。
それを見てみたいですね、反応を。
柳田さんとこ、大丈夫ですか?奥様とは?
なんとか。
僕ね、1人知り合いでおったんですよ。
とりあえず奥さんとしゃべるときに、ごめんねって、最初につける。
ごめんねおはようとか、ごめんねいただきます、ごめんね、いってきます、ごめんねただいまって、ごめんねってつけると、けんかにならへんと。
すっごい、気遣ってますね。
それ。
のの哲学ってありまして、そうなの?とこういう感じで。
全部?
そう、全部。
ああ、疲れたなって。
ああ、疲れたの?こう言われればね。
ーくりかえすぱたん…繰り返すパターン。
疲れたの。
こう言っちゃだめなんですよ。
だから逆に奥さんが、ああ、本当一日子育てで疲れたわ、疲れたの、そうそうそう。
ごめんね、疲れたの?じゃなくて、
ごめんね疲れたの?じゃなくて。
ごめんね疲れたの、ごめんねとのを、つけよう。
そうそうそう。
マックスじゃないですか、それ。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
じゃあ、蓬莱さん、ごめんね、お天気なの?そこいらないでしょう、そこの関係は。
1週間のお天気ですが。
北海道はあした、午後から雪となりそうです。
そのほかの地域は東北、北陸、そして。
気温は上がりますね。
でも
西日本はここまで暖かくない2015/01/21(水) 13:55〜15:50
読売テレビ1
情報ライブ ミヤネ屋[字]
▽殺害予告に日本政府“強い憤り”テロに屈せず戦い貢献へ…訪イスラエルが影響かNNN総力最新生情報です
詳細情報
出演者
宮根誠司
川田裕美
パックン
赤星憲広
橋本五郎ほか
番組内容
▽殺害予告に日本政府“強い憤り”
テロに屈せず戦い貢献へ…
訪イスラエルが影響か
NNN総力最新生情報です
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/
ジャンル :
情報/ワイドショー – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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