2014/12123456789101112131415161718192021222324252627282930312015/02
【意味の無いランキング】

PCパーツやBTOPCを購入する前に価格.comconeco.net
の様な価格比較サイトや自作PC系雑誌で製品を調べる事も
多いと思いますが、

大抵人気ランキングと称したランキングがあり、中にはそれを
参考に購入してしまう人もいると思われますので、

今回はランキング性質について小話をひとつ。


【ランキングの性質】
以下にどうしてランキング見ても意味が無いのか、という性
質を書きます。

【情報操作を受けている】
近年ステマと言うネット上でネット工作企業一般人振りを
して情報操作を
している事が問題になりましたが、

PCパーツ系のランキングでも同様に情報操作がされている事
ランキング上位に入っている製品で直ぐに分かります。

VGAを例に上げますが、基本的にVGAミドルクラス頂点
してロー方向ハイクラス方向に行くにしたがって販売数
って行きます
。(ローからミドルクラス性能で避けられ、ハイ
クラス
5万円を超える物は価格が問題で数が売れません。)

だから本来売れ筋の上位に来るのはミドルクラス帯VGA
なるはずですが、

ランキングを見てみると7万を超えるハイエンド帯の物が上位
5位内にあったり、ローエンド帯でも4世代~7世代前で実店舗
で見かけることが不可能で、

尚且つ知識があったら間違いなく避ける物が20位内に入って
います。

不自然である事が分かりますね。

尚、注目度満足度経由したり所持していなくても書ける
為元から信用できません


【ランキングの集計の範囲が狭い】
上記の不自然な売れ筋ランキングにも関係あることですが、
基本的にサイトの売れ筋ランキングと言うのは、

そのサイトに登録してあるネット店舗購入した時に集計され
る様になっている為、登録していないネット店実店舗での
販売は集計されません

更に、誰もが価格比較サイト経由して購入しているわけでは
無い
ので、ランキング極限られた範囲での集計に過ぎない
事が分かります。

つまり販売の絶対数少ない事も売れ筋ランキングがおかし
くなる原因となっている訳です。


別の例を上げますが、アメリカゲーム会社Steamのランキ
ング
全体のシェアの例に上げる者をちらほら見かけますが、

大元のSteam ハードウェア & ソフトウェア 調査の直ぐ下の文
を読むと、顧客どんなPCとソフトを利用しているか集計して
おり、その集計はオプションで匿名と書いてあります。

つまりこの集計結果は、Steamのゲーム購入した中でも、
ンケート
答えた極小数の集計結果に過ぎません。

だから、全体のシェアなんて分かる訳が無いわけです。


更に例を出しますが、日本の家電製品の売れ筋ランキング
BCNランキングですが、

POSデータ提供店を見るとPCパーツについて言えば、大手の
TukumoArkOne's中小辺りの店殆ど参加していない

BTOを販売しているTake One等の大手ネットショップ等も入っ
ていない
為、殆どあてになりません

以下に続きますが、BCNランキングに別の問題あります。


【集計が単体ではない】
上記したBCNランキングの続きですが、家電製品の場合、
品として完成した物
一つの商品として集計できますが、

PCの中でも、PCパーツ集合体であるショップブランドBTO
の場合、BTOPCを購入するだけでパーツの方集計されて
しまう
為、

消費者意図して購入した訳ではなくても集計に加算されて
しまいます。


何が問題かと言うと、基本的にパーツ単体で購入する場合、
殆ど調べて自分の意思で購入する為、店員に騙される事を考
慮してもある程度売れ筋である事は変わりませんが、

BTOPCを購入する消費者知識が薄い事も多く、勧められる
ままに店の売りたい物買わされる事も多いからです。

意図せず購入している集計が混ざっているデータ売れ筋の
集計
としてのデータ的価値は全くありません

例えば、Geforce GTX750Tiローミドル帯のVGAで、搭載
すればゲーム出来るPCにはなりますが、ゲーミングPC
にはならない性能の低いVGAです。

しかし、ゲームの推奨モデルとして搭載している店があり、勧
められるままに購入してしまう人がいます。

知識があれば避ける様な構成のPCでも売れてしまうので、
参考になりません。

後、同様な理由としてGeforce安価に大量に仕入れる事が
できる契約をしている会社が参加しているので、元々信用で
きない
と言う事もあります。


【唯の広告】
これは雑誌や広告企業系サイトの話ですが、広告主製品
宣伝する為だけのランキングバイアスがかかっている為、

唯の広告であり、売れ筋としてランキングしている物は、売れ
筋の物
ではなく、売りたい物でしかありません。

一般消費者を騙す提灯ライターの話】で説明している様な記
事を載せる所の情報を信じられると思えませんよね。


サイト毎のランキング性質を調べ、参考になるか考える必要
もありますが、PCパーツ機能や性能の知識から選択できる
様にして、惑わされない様に心がけると良いと思います。



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