1月17日にスイス国立銀行(=スイス中銀)が1ユーロ=1.20スイスフランでフランの上昇を抑え込む、無制限介入を、突然やめると宣言しました。この発表を受けてフランが暴騰し、欧州の個人投資家を中心にFX口座の残高が、あっと言う間に赤残、つまりマイナスになる事態が発生しました。
普通、個人投資家の投資元本が全部溶けてゼロになり、さらに口座がマイナスであれば、投資家個人が追加で資金を入れて損失を埋め合わせなければいけません。
FXCMは、「今回の事件に関し、個人投資家の場合、口座がマイナスになっても追加の資金を入れて損失を埋め合わせることは、要求しません」と宣言しました。
ただし、大口の投資家の場合は、この免除は当てはめられず、投資家が出した損の穴埋めのための追加資金は、きっちり請求するとしています。
今回の措置でネガティブ・バランス(=つまり赤残)になってしまった投資家の90%は債務免除になります。
なお今回の措置は、それぞれの国でFXに関する法規制が違うので、それに従うことになります。FXCMに実際に口座を持っている人は会社側に問い合わせるのが良いでしょう。
風の噂では、今回の事件で赤残になった口座の大部分が英国、もしくは欧州大陸の投資家だったそうです。それはこれらの地域ではレバレッジ規制がとても緩かったからです。
ひるがえって日本を見た場合、「FXのレバレッジは最大25倍にしろ!」という行政指導が行われました。その時は、業者、ならびにFX取引を実際にやっている個人投資家からブーブー文句が出ました。しかし今となっては、あの時のお上の行政指導は慧眼だったと言わざるを得ません。
普通、個人投資家の投資元本が全部溶けてゼロになり、さらに口座がマイナスであれば、投資家個人が追加で資金を入れて損失を埋め合わせなければいけません。
FXCMは、「今回の事件に関し、個人投資家の場合、口座がマイナスになっても追加の資金を入れて損失を埋め合わせることは、要求しません」と宣言しました。
ただし、大口の投資家の場合は、この免除は当てはめられず、投資家が出した損の穴埋めのための追加資金は、きっちり請求するとしています。
今回の措置でネガティブ・バランス(=つまり赤残)になってしまった投資家の90%は債務免除になります。
なお今回の措置は、それぞれの国でFXに関する法規制が違うので、それに従うことになります。FXCMに実際に口座を持っている人は会社側に問い合わせるのが良いでしょう。
風の噂では、今回の事件で赤残になった口座の大部分が英国、もしくは欧州大陸の投資家だったそうです。それはこれらの地域ではレバレッジ規制がとても緩かったからです。
ひるがえって日本を見た場合、「FXのレバレッジは最大25倍にしろ!」という行政指導が行われました。その時は、業者、ならびにFX取引を実際にやっている個人投資家からブーブー文句が出ました。しかし今となっては、あの時のお上の行政指導は慧眼だったと言わざるを得ません。