徹子の部屋 林家木久扇&木久蔵親子 2015.01.21


ジャンボ花絵が訪れた人を楽しませています。
今年の干支「未」がパンジーおよそ9500株を使って、描かれています。
多く訪れる受験生を励まそうと葉ボタンで「合格」の文字も添えられています。
花絵は、春頃まで楽しめそうです。
(黒柳)まあ晴れ晴れとしたお写真ですこと。
これは今年のお正月にお弟子さんたちとお撮りになったお写真です。
中央にいらっしゃる方が林家木久扇さん。
元木久蔵さんだったんですが木久扇さんにおなりになりました。
それで息子さんの林家木久蔵さんでいらっしゃいます。
しばらくお父様は『笑点』のお座布団があのまんまになって不在が3か月続きましたがすっかりお元気です。
ありがとうございます。
どうも。
まあ何といっても喉頭がんということで私も心配しておりましたら…。
ありがとうございます。
お声がね出るようになってもう本当にねおめでたいことだと思っております。
この前は襲名を同時襲名なすったので…。
ダブル襲名しました。
ダブル襲名なすってこちらにおいでいただいたんですけども。
ありがとうございます。
それでそのあと何事もないと思っておりましたらそんなすごいことがあったのでびっくりいたしましたけれども。
あの木久扇の「扇」っていうのはちょっと見ると翁ではなくて扇子の扇ぎ…扇。
扇っていう字なんですはい。
あれはなんか一般公募なすったんですって?一般公募をしましてねそれで「おう」っていうのがなんか言葉の最後であいうえおの「おう」なんですね。
口の中でいっぺんくるっと回して発声するんでとても縁起がいいんで「おう」っていう…。
それで商売柄扇子とつなげまして。
あっそうでいらっしゃいますか。
えっ…随分お声平気ですね。
はい。
こう戻ってねもう本当にありがたいと思って神様に感謝してます。
そりゃそうでしょうね。
色んな方いらっしゃいますけど喉頭がんになると…食道がんはそうじゃないんですが喉頭がんの場合は喋れなくなる方も多くていらっしゃるのでね。
きっとご心配だったというふうに思うんですけど。
どういうことからおわかりになったんですか?喉頭がんだってわかったのはね7月の頭頃…。
去年の?ええ。
空咳が出ましてね。
変だ変だと思ったらうちのおかみさんが私の体のことを大変詳しい人で。
「どうもこれから暑くなるそんな夏なのにね風邪なんか変よ」「耳鼻咽喉科行ってみてらっしゃいよ」って言われて。
おかみさんの言うことはもう従いますから。
で耳鼻咽喉科へ行って診てもらったら…。
鼻から内視鏡を入れるんですね。
そしたら声門の手前に長さが4センチぐらいですかね幅が5ミリのオブラートみたいなものがかかっててそれががんなんですって。
ほう。
これをやっつけてもらったんですけども。
7月の22日から対応を始めましてね放射線で治したんですけど。
あっ手術なさらないで放射線。
9月の15日にはもう治ってたんですよ。
あっ8月の。
8月の15日にはもうねがんが消えてたんです。
えー!それで声が出るのかなと思っていたら声が出ないんでもう焦りましてね。
廃業になっちゃうんじゃないかなと思ってね。
そうそうそうそう。
その間でも本当に『笑点』っていうのはお優しいなと思ったのはいらっしゃらないのにお座布団だけが積んであってね。
とても早くいらっしゃるといいなと思ったらある日突然お座りになったんでね。
よかったよかったと思いましたけどね。
不思議でしたね。
僕がいないのに座布団くれたり取られたりとかしてね。
変な番組だなと思って…。
でも息子さんその間心配だったでしょ?いやー心配でしたね。
本当?本当本当。
やっぱり仕事休んだことない人がやっぱり休んだんでああこれはなかなかのことだなって思いました。
でもあれですね。
ご病気の間はそうすると木久蔵ラーメンは召し上がらないの?何でも食べてよくてですねそれから通院だったんですよ。
あっそうですか。
それで治療はね3分なんです。
その放射線かけるのが。
ただすごいと思ったのは皮膚を焼かないで患部だけ焼くんですね。
だから私は焼け痕…ここただれも何もなくてね。
その技術がすごい。
リニアックっていう機械がねすごいと思うんですよええ。
突き抜けてこっちは出ないんですか?大丈夫なの?ここで止まるの?皮膚は大丈夫なんですね。
中通って患部だけやっつけるんですよ。
すごいですね今の医療はねでも。
それは放射線にしようって皆さんで相談なすって随分お考えになって…。
そうですね。
病院では手術とも言うかもしれないじゃない?抗がん剤っていうのも言われましたけどね。
あれは毛が抜けたりねやっぱりただれができたりなんかしますから。
一応スターですからね。
そうそう。
あっそうですか。
でも本当によかったです。
でも奥様のそういう…何ていうんですかね?よくご存じなんで心配だから早く行ってっていう時に早くいらしたのがよかったですよね。
そうですね。
うちのおかみさんは私の様子を見て何かパッと反応するのが早いんですね。
自分が病弱だったもんですからね。
ですから14年前の胃がんの時もねやっぱりうちのおかみさんが発見してくれてね。
「取っちゃったほうが…切っちゃったほうがいいわよ」って言うんで。
だから2回なったんですよ。
でもそのがんが結局放射線でなくなってよかったと思ったんだけどその時はちょっと声が出なかったんですって?そうなんですよ。
それで焦りましてね復帰できないんじゃないかと思って。
それで私のあの空いてる座布団のとこにね誰か座っちゃったらもう戻れないなと思って。
もうハラハラしながらね見てましたね。
である日奥様が「おはよう」と仰ったんですって?ええ。
毎朝ね僕が起きてくると「お父さんおはよう」って声かけてくれるんですよ。
声が出ない時もね声かけてくれていて癖になってて。
である日…ある日っていってもあれは9月の21日ですか。
僕が起きてきたら「お父さんおはよう」って言ってくれたから「おはよう」って僕は言ったんですよ。
そしたら「あらお父さん声が出たじゃないの」「私ね結婚してからこんなうれしかったことないわ」「お父さん声が出た」って。
「そう?」って。
「あっまた出た」って言って。
ご自分で気がつかないぐらい?ええ。
普通に返事しちゃったんですね。
すごい自然に。
だからそこのところが滑らかになったんですねきっとね。
縮こまらないでね。
はい。
ようございましたね。
傷のかさぶたが取れてねきっと声が出やすくなったんだと思うんですけど。
でもそれにしても奥様が「おはよう」って仰った時に何げなく「おはよう」って仰ったら声が出てるのに…ね。
「声が出た」って言ったら「そう?」ってね。
よかった。
びっくりしたらしいです。
それで「お父さんの声が出たわよ」って言ってお弟子さんたちみんな呼んで「ああ本当だ。
師匠よかったですね」って。
「ありがとう」って。
「また出た」って。
必要に迫られてそれでそういう気分でだんだん出るようになって…。
前へ前へね。
よかったですよねそれはね。
本当うれしかったです。
本当におめでとうございましたね。
ありがとうございます。
皆さん色んな病気してらしてもあそこに戻ってらっしゃってますけども。
特にね…。
何か病気をおやりになって心境の変化はございました?やっぱりね私はねしゃかむきに仕事してきましたけども振り返るっていうことが嫌いな人間なんで。
あまりその家族…特にうちのおかみさんですねとかお弟子さんにねあんまり思いやりがなかったんじゃないかなって。
ひたむきに自分ばっかりでね。
それで気がついて。
もっと丁寧に濃いめに生きなくちゃいけないなと思ってね。
それはもうしたたかに思わせられましたね。
でもようございましたよね。
そういうことって気がつかないんですよね。
だってあまりにお忙しいからどうしても自分中心でいいだろう自分が働いて暮らしてるんだからっていうふうにどうしてもなりますよね。
家にはお金入れればいいんじゃないかってね。
俺がやってんだからってそう思い上がっていたんですけどねそうじゃないって。
やっぱり支えてくれる…こんなにみんなが心配してくれてね。
なんかこう…。
それでわざと…わざとじゃないんですけど明るくしてくれるんですよ周りね。
全然話しも病気の話はしない…。
お弟子さんも随分いっぱいいらっしゃいますね写真で見たら。
そうなんですけどね随分みんな個性が強くてね。
ご飯いっぱい食べますしね。
フフフッ。
困っちゃうんですよ。
そうですか。
ええ本当に。
でもだいぶよくなった時になんだか木久蔵さんが「もう大丈夫?」「もう大丈夫?」って何回も聞いたんですって?そうですよ。
それでね「もう大丈夫。
元気になった」「お父さん元気になった」ってうちのおかみさんが言ったらね「ハワイに行っていいか?」って言うんですよ。
「ハワイって何よ?」って言ったら「ハワイにねカメハメハ大王っていう神様にお祈りしてあらゆる病気を治しちゃう人がいるからその人のとこ行ってお父さんの喉のね病気のこと頼んできてやる」って言うんですよ。
「誰と行くの?」って言ったら「4人で行く」って。
「家族旅行じゃねえか」って言ってね。
で僕がね病気でね通院してるのにねハワイ行っちゃったんですよ。
いらっしゃらなかったの?木久扇さんは。
私は行きませんよ。
だって毎日通院しなくちゃいけないんですからね。
放射線やんなきゃいけない。
じゃあ4人っていうのはどういう4人なの?結婚してるんで。
子供も2人いるんで4人で。
奥様と4人。
そうかそうか。
4人で行ってきました。
でちゃんとお祈り…カメハメハは?カメハメハ大王にお願いして?銅像が立派にありましたし。
あとハワイのもうあの青空を見たらなんか…きっと大丈夫っていうなんか勇気をもらいました。
大丈夫ってあんたが治しに行ったんじゃないんだよ。
僕のことを心配してるんでしょ?頼んでくんなくちゃ困るじゃないかよ…。
これ何してる写真ですか?これ。
これは向こうで…ステーキを食べてる時の写真ですね。
よせよ。
あのサンセットのところで。
人が病院にさ通ってるのにステーキ食うなよ。
これ1時間以上並んだパンケーキですね。
ここもやっぱり並ぶんですか?並びました。
おいしかったです。
おいしかった…。
生クリームがかかってるんでしょ?ホイップドクリームみたいなね。
マカデミアナッツのソースで。
えー。
いやーおいしかったです。
どう思います?えっ?どうお思いです?そんなこと。
マカデミアナッツじゃない。
バカデミアナッツですよ。
人が通院してるのにね向こう家族連れで行ってね。
2〜3分拝んだんじゃないの?であとはずっとステーキ食べたり。
バカデミア…。
バカデミアナッツ。
フフフッ。
食べてたという。
はい。
でも本当のこと言うとそれをしながらちょっとお父様のことも心配?それはもちろんです。
ただなんか能天気でいたほうが周りも能天気でいたほうがなんか…。
くだらなく周りもいたほうがいいんじゃないかなって思うところもあります。
陽動作戦?陽動作戦。
そうフフフッ。
でもまあそういうことで日々に日々によくなっていってらっしゃって本当によかったですけど。
そちらのお嬢さんは小さいのに…。
何年生と何年生でしたっけ?今うちは長女が小学校2年生で長男が小学校の1年生です。
このお2人のお子さんが小さいのにしっかり者で。
勉強もよくできて。
はい。
ね。
すごいです。
ちょっとコマーシャル挟んでちょっとしたプレゼントございますので。
本当かよ。
うんそうそう。
ちょっとコマーシャルいきますね。
よせよ。
プレゼントの前に小朝さんがよくお宅へ遊びにいらっしゃるんですって?はい。
小朝師匠にはもう本当お世話になっておりまして。
もう仕事はもちろんのことプライベートもやっぱりお食事が好きな方なんでご一緒させていただいたりとか。
あっそうなんですか?でお子さんたちは小朝さんにだけは「小朝師匠」って?そうです。
子供たちはどうして小朝さんにだけ「師匠」って付けるんでしょうね?うちの息子のほうが歴史が大好きで小学校1年生なんですけど大河ドラマを見てるんですよ。
この間の『官兵衛』もずっと見てた?そうですそうです。
『軍師官兵衛』を見ててその時に光秀役で。
あっそうだ!明智光秀を小朝師匠出てらっしゃったんでもう尊敬のまなざしなんですね。
小朝さんうん。
で父のことはやっぱりおじいちゃんっていうイメージが…。
僕がじいじで向こうが師匠なんだよな。
そう。
「じいじ」って言って小朝師匠のこと「師匠」って言って。
うちの子供は「じいじ」って言えなくて「じじい」って言ったりする時あるんです。
それでねこの間ね子供の誕生日だったんですよ。
それで「何が欲しい?」って聞いたらね「金の足袋」って言うんですよ。
金の足袋って変なこと言うなと思ったらドラマで秀吉がね金の足袋履いてたんですよ。
それでドラマにのめり込んでるもんだから小学校1年生でね金の足袋って。
金の足袋売ってないよね?売ってないですね。
売ってないですよ。
あれ秀吉じゃないと作れないっていう…。
そうですよねはい。
で「ない」って言ったらね今度「甲冑が欲しい」って。
甲冑ないよね?この間のクリスマスプレゼントは「甲冑が欲しい」って言われたんです。
でクリスマスプレゼントで甲冑をインターネットで調べたんですけどさすがにAmazonでも子供用の甲冑セットは売ってないんですね。
でも和服はこんな…可愛いね写真。
そうですはい。
でも随分2年生と1年生なのに大きいわね背が。
そうですかね?ちょっと大きいように…。
向こうのお嬢ちゃんが2年でしょ?そうです。
で息子のほうは僕が七五三の時に着てた…。
あれちょっとグラデーションであれなんですけど金なんですよ。
金?じゃあいいじゃない。
もう秀吉になりたくてしょうがないんです。
金なんですね。
そうですか。
さてプレゼントっていうことございますので。
はい。
上のお嬢様は絵がお上手ということで。
はいこれを…。
おじい様にプレゼントということでございます。
でこっちのほうはなんかおじい様に関係のあるようなもんでございますがちょっとご説明いただいて。
おじい様これお嬢さんからのプレゼント…。
ハハハ…!上手よね。
驚いたね。
2年生ですよ。
こっちはラーメンてんぐっていってね私のラーメンのあれだよね。
絵本。
あのほら…。
キャ…キャ…キャ…キャラ!キャラクターうん。
キャラクター。
それでこれはなるとマークなんです。
上手ねでも。
こっちは私なんですよね。
そうなんでしょうねきっと。
でも面白いんですよ。
それでもっと大きな絵を描いてくれてね。
「じいじ早くよくなって」って言ってね家の壁に貼ってってくれたりして。
そうですか。
でも可愛い。
上手ですよね。
ありがとうございます。
整然としてますよ絵がね。
普通2年生ぐらいだとまだぐちゃぐちゃですよね。
もっと驚くまいことか次はお手紙でございます。
これ1年生ですよ?はい。
息子のほうですね。
こんなにしっかりした子がいるんですかね?読ませていただきます。
いいですか?はい。
「じいじへ」「じいじいつもありがとう。
僕はじいじが大好きです」「僕が変な歌を歌うとじいじが面白い言葉をつけてくれます」「僕は笑ってしまいます」「僕は」…「じいじがやる」…「かっぱが大好きです」ごめんなさい。
「僕はじいじがやるかっぱが大好きです」「でもばあばは」…「ばあばに止められて最近見れません」どんな顔…?顔なんですか?かっぱをね…「かっぱをやって」って…。
べらべらべらべらべらべらべらべらべらべら…。
やるんですよ。
そうすると大喜びでね。
それがまだ…治療後はちょっと声があれだったんで…なかなか出なかったんでやっちゃ駄目って言われてたんです。
奥様がね。
あっそうか。
「僕はじいじがやるかっぱが大好き」そりゃ面白いわね今のね。
私も見たいと思います。
徹子さんがむせて…。
そう。
すごい面白い。
「ばあばに止められて最近見れません」「じいじは怒っても怖くありません」「じいじが病気になった時はとても心配しました」「でも夏休みはじいじと一緒にいられてうれしかったです」「絵日記を手伝ってくれてありがとう」「あとじいじのラーメンもじいじとおんなじくらい大好きだよ」ちょっと字お見せします。
こんな…1年生ですよ皆さん。
こんな字書ける?普通。
考えられない。
上手ですよね。
しかもじいじと同じくらいじいじのラーメン…。
こんなラーメン好きだって言ってくれる子がいるなんていいじゃありませんかね。
ハハハ…!ねえ。
うれしいですけどねいつもけなされてるからあんまり本気にできないんですけど。
じゃあこれお手紙差し上げ…。
ありがとうございます。
いいお手紙ですよね。
小学校1年生ですよ。
字はね立派なんですよね。
立派。
ありがとうございます。
お嬢さんの絵も立派。
ねえいいお孫さんでね本当に。
やっぱり子供がいると孫があっていいですね。
それがね1時間ぐらいはいいですけどねだんだん時間が経ってくるとねもううるさいし駆けずり回るしね何か買ってくれって言うしね。
ハハハ…!もう出金が多くてね嫌になっちゃう。
そうなんですか?ここでこぼしたってしょうがないけど。
ぼやいてもしょうがない。
それで話は違うんですけど子供たちも喜ぶと思うんですけど。
木久蔵さんは変わったペットをお飼いでいらっしゃる?あっ僕ですね。
はい。
あっそうそう。
木久蔵さん。
はい。
ちょっと変わったペットを飼ってます。
あっ!これ?置物じゃないの?これ。
置物じゃないです。
本物?本物のフクロウです。
えー!はい。
こんなにおとなしくこんなとこ入ってるんですか?はい。
もうところ狭し。
なんか猫と感覚が似てましてなんかそういう入れそうなところ積極的に入るんです。
なんでこんな置物と同じ格好になってんでしょうね?なんでですかね?ずっとこうやってんですか?いやまあしばらくじっとしててまた飛びたい…遊びに行きたい場所が何か所かありまして。
例えば薄型テレビの上とか好きなんですよ。
薄型の上にも乗れるんですか?はい。
変わってますね。
部屋の中で?部屋の中を飛んでます。
で僕の落語の稽古をこう見てくれてるのが今フクロウなんです。
あっそう。
ちゃんと聴いてる?ちゃんと聴いてます。
間とか覚えが悪いとちゃんと首振ったりしますし。
本当に?ええ。
僕の調子が悪いとこうやってカカカカッてかいたりとか。
しまいには飛んで逃げてったりとか。
本当に?はい。
すごいですね。
なんか他のお写真もありましたけどね。
本当に…。
何ていうフクロウなんですか?これは。
モリフクロウっていう種類で。
モリフクロウ?これですこれです。
怖い。
もう本当にフクロウらしい。
かみついたりしないんですか?もう下手なところうちの父よりも頭いいかもしれないんで。
よせよ!甘がみとかもしてくれる…。
全然痛くないんで。
あっそう。
真夜中にホーホーホーホー言ってねこの人のお嫁さんが「私嫌だわ。
森の中に住んでるみたいで」。
ハハハ…!ホーホー言うの?言いますね。
それちょっとね。
朝起きてから言ってくれないで夜中も言う?午前3時頃。
夜行性なんで。
あっ夜行性なんですか。
午前の3時頃ホーホー言われてごらんなさい。
お父様の木久扇さんは絵がお上手っていうことでは有名で。
ありがとうございます。
随分昔のね古い建物やなんかをたくさん緻密にお描きになってらっしゃるのを見せていただいたんですけど。
ご病気の時も随分絵を描いてらしたんですってね?結構仕事しましたね。
それでやっぱり喋れないから僕がいたっていう証拠に何か残さなくちゃってちょっと焦りもありまして結構仕事しました。
そうですってね。
なんか落語協会の…。
落語協会のカレンダー描きましてね。
もう完売したんですけど。
あっそうですか。
この表紙は私の羊なんで。
本当だ本当だ。
可愛いですね。
結構評判よくて。
全部羊ですね。
雲みたいのもね。
へえー。
羊がボールになっててね。
「たまげるほどの幸せ」っていって球を蹴ってるんですが。
なるほど。
いっぱいいますね。
はい。
へえー。
それからお扇子の上にも乗ってるし。
雲の間に羊が入ってて寝てるという。
可愛いです。
こんなのお描きになったりとかですね色んなのをお描きになったんですよ。
それから落語の寄席入門っていう…。
はい。
『元気になる学校寄席』っていう本を出しましてね。
この写真はね僕が病気の最中の写真なんですよ。
そうなんですよ。
闘病中の時に父写真撮影はやってたんです。
あっそうなんですか?声は出ないんですけども写真ですから動作はできますからね。
まだ治療を始めて数日なんで本人が治るかどうかわからない状況で。
不安な時に。
でもそういう時にはこういうものを作っておいて残そうというお気持ちがきっとねおありだったんだと思います。
今ご覧になるとねまた別の思いでしょうけども。
でもそういうものをお作りになったりなんかして。
じゃあ随分なんか時間潰しにはいい…。
はい。
あとこれ黒柳さんに差し上げようと思ったんですけど。
今度新製品で木久蔵ナポリタンっていうのを出します…。
木久扇ね。
あっ木久扇ナポリタン。
はい。
ラーメンじゃないの?ラーメンじゃない。
これはねオリンピックに備えてね日本土産として買ってもらおうと思って。
ちょっといいですか?見せていただいて。
ありがとう存じます。
あっこれさっき女の子が描いた…お嬢さん描いたのと同じ顔の…。
そうですねはい。
私のオリジナルです。
闘病中のお昼ご飯はこのパスタの試食ばっかりだったんですよ。
これお作りになるのに?一生懸命やってまして。
でもこれなんか「ああ、昔懐かしいナポリタン」って書いてありますけどおいしいの?よく洋食がありますね。
洋食の隅っこに…。
ついてる。
ついてるあの味というか感じを出しましたんです。
ラーメンと同時にこれも売れるといいっていうお感じなんですか?そうなんです。
2月の半ば頃になったらね販路がはっきりするんです。
いいですか?拝見して。
どうぞご覧ください。
でもさラーメンまずいから買ってみようっていう人が多いっていうの相当あれおかしいよね。
でも逆効果っていうのがあるんですよ。
すごいですねこれ。
はい。
あらすごい。
これはお湯の中に入れて?これ半生なんで3分でもうゆで上がります。
あっそうなんですか。
こっちがトマトソープ…。
トマトソース。
ソース。
はい。
ソープじゃない。
ソープじゃせっけんだ。
これじゃあこれに1個ずつこういうふうにして食べると。
お野菜入れたりなんかしてね。
そうです。
ありがとう存じました。
じゃあこれ売れるといいですね。
でも細くておいしそうな麺ですねこれ。
結構試食してみたらおいしくていけるんじゃないかなと思っております。
でもご病気中にこれの試食もなすってたんですか?一生懸命食べてました。
あっそう…。
あっそういう喉頭がんの時でもこういうつるつるしたもの召し上がって何でもなかったんですか?大丈夫だったんです。
でもおそばとか食べにくいとかってよく伺いますけど何でもなく?ええ大丈夫でした。
でもとろろそばにして食べました。
つるつると?やっぱり闘病中なんで体力つけるためにやっぱり「食べ物しっかり食べてください」とは言われるんですね。
なるほど。
そりゃそうでしょうね。
でもそういうものも召し上がれたしこういうもののおいしくないだおいしいだって何回も何回も召し上がったのはよかったですよね。
ええ。
テイスティングしましてね。
結構だから…一生懸命色んな動きをやってたんです。
ただ通院してるだけじゃなくて。
お声が出ないからちょっとねそこのところはね。
通っていく時間がもったいないなと思ってね。
でもあれですよね?おいしくないからどんなおいしくないか食べてみようってみんなが思うんでラーメン売れてるっていう話でしたけど。
そうですそうです。
これはおいしいって言っちゃうとどうなんでしょうね?そうするとねちょっと競争力がないですからねやっぱり「まずい」から出発したほうが…。
本当に何よりでございました。
息子さんもね本当によかったです。
どうもありがとうございます。
ありがとうございました。
ありがとう。
チャンネルはどうぞそのままで。
2015/01/21(水) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 林家木久扇&木久蔵親子[字]

〜がん闘病中にアノ商品の新作を考案!〜林家木久扇さん&林家木久蔵さん親子が今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
落語家・林家木久扇さんと長男で弟子の林家木久蔵さんが親子で登場!
◇番組内容
昨年7月、喉頭がんによる休業を発表し、その後見事復帰を果たした木久扇師匠。2000年に胃がんを患った時は、点滴を打ちながら仕事を続けた師匠だが、今回は“噺家の命”声を奪われてしまった。落語家を廃業する事になるかもしれない不安と闘った日々を明かす。また、傍で見ていた息子・木久蔵さんの心境とは。
ほか、がん闘病中には新作落語ならぬ“新作○○”を考案!まずいと評判な(?)アノ商品の新作について語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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日本語
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