11時になりました。
ニュースをお伝えします。
アメリカ政府の高官は、イスラム過激派組織イスラム国のメンバーと見られる男が、日本人2人を殺害すると脅迫する映像が公開されたことを受けて、日本の立場を支持するとともに、日米で情報を共有し、連携を強化して対処していく考えを示しました。
国防総省のヘルビー次官補代理は20日、アメリカを訪れている自民党の河井元法務副大臣と会談し、イスラム国のメンバーと見られる男が、72時間以内に身代金を支払わなければ、拘束している日本人2人を殺害すると脅迫する映像が、インターネット上に公開されたことを巡って、意見を交わしました。
この中で河井氏は、安倍総理大臣が、国際社会は断固としてテロに屈せずに、協力して取り組んでいく必要があると述べたことなどを伝えました。
これに対しヘルビー次官補代理は、同盟国として、アメリカは日本の立場を支持すると述べたということです。
その上で、情報の共有を一層進め、連携をさらに強めて事態に当たっていくと述べ、日米で連携を強化して対処していく考えを示したということです。
会談のあと、河井氏は記者団に対し、アメリカ側からは、身代金の扱いについて特に話はなく、事件の真偽についてもまだはっきりとした考え方は示されなかったと述べました。
ロシアのショイグ国防相は、国防相としては15年ぶりにイランを訪問して、安全保障分野で協力を深めることで一致し、ウクライナ情勢を巡って欧米と対立が続くロシアとしては、中東の大国、イランとの関係強化をアピールするねらいがあるものと見られます。
イランを訪問したロシアのショイグ国防相は20日、テヘランでデフガン国防軍需相と会談しました。
この中で両国は、互いの国の港に艦船を寄港させるなど、軍事交流を拡大し、安全保障分野で協力を深めることで一致しました。
会談のあと、ショイグ国防相は、両国には共通の脅威があり、これに対抗するには協力が不可欠だ。
イランとの長期的な協力を推進すると述べました。
これに対し、デフガン国防軍需相は、テロや地域の不安定化、アメリカによる介入への対応などを巡って、認識を共有したと述べ、成果を強調しました。
ロシアの国防相がイランを訪問するのは15年ぶりで、ロシアとしては、ウクライナ情勢を巡って、欧米と対立が続く中、中東の大国、イランとの関係強化をアピールするねらいがあるものと見られます。
しかし、ロシアとイランの安全保障分野の協力を巡っては、5年前、すでに合意していた高性能の地対空ミサイルシステムの売却を、ロシアが取りやめたいきさつがあり、イラン側の不信感は完全には払拭されていないと見られます。
全国の天気、雲の様子です。
日本列島には、西から雲が広がってきています。
西日本や東日本では、雨や雪の降っている所があります。
きょうの天気です。
2015/01/21(水) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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