運転をやめることを考えそれに備えていくことが大切だと思います。
寒川由美子解説委員でした。
次回のテーマです。
真冬のこの時期、増えるのがストーブなどの暖房器具の事故です。
時計の8時から4時の振り幅で上げて寄せる…あ〜すげぇ!止まった!実はこの振り幅がスイング作りにとても重要なんです。
そこで今回は8時4時の振り幅と9時3時の振り幅を練習しスイングの基本をしっかりとマスターしましょう。
生徒は…講師はプロゴルファーで…そして…日本を代表するプロゴルファー…トッププロならではのテクニックを教えてくれます。
ユニークな練習法も登場。
さあ皆さんも一緒に今さら聞けない基本を確認しませんか?スコアアップ間違いなしです。
障害物越えのアプローチなどで有効なピッチ&ラン。
その打ち方を確認しましょう。
構え方や打ち方は前回のランニングアプローチとほとんど同じです。
ボールを左足かかとの延長線上に置き目標方向と平行に構えます。
振り幅はランニングアプローチは7時5時でしたがピッチ&ランでは8時4時と少し大きくなります。
もちろん少し振り幅は大きくなりますのでフィニッシュの方では体の回転が少し入ってきます。
ポイントは下半身や体幹を使ってスイングする事。
腕と肩が作る三角形を保ちながら体を回転させます。
この動きだと体幹を自然に使う事ができます。
体幹を使えずに腕の力に頼って振ると腰が引けたフィニッシュになってしまいます。
大山さんと阿藤さんを比較してみましょう。
大山さんは三角形が崩れずに左右対称のスイングをしています。
一方阿藤さんは…。
バックスイングよりもフォロースルーが大きくなってしまいます。
下半身が使えていないため腕の力に頼ってしゃくり上げるスイングになっています。
体重も右足に残ったままです。
下半身や体幹を使う事がスイングを安定させる秘けつ。
今回のレッスンでは下半身や体幹が自然に使える方法をマスターしましょう。
まずは…片足に体重をのせ8時4時のスイングでボールを打ちます。
片足でバランスを崩さずにボールを打てれば体幹がうまく使えている証拠。
阿藤さんが体幹を使えているかどうかこれでチェックです。
やはり小さなアプローチだとどうしても脚を固めて手で何とかしようとする方がとても多いんですね。
ですから下半身と上半身の連動した動きでクラブを優しく扱う練習方法です。
片足。
できる人は片足で。
右足を前にして左足を横から見るとこのようにつま先立ち。
そうするとこれ普通の練習場のマットのあれでもできますね。
練習場でもできますしご自宅で…。
そんなに飛ばさなきゃ…?ボールを打たなくても。
やると上半身とか手に頼ってアプローチをする癖を少しでも軽減できると思うんですね。
片足ショットはあなたの癖を浮き彫りにします。
ふだん腕の力に頼ってスイングしている人はボールをまっすぐ飛ばせません。
阿藤さんうまく打てるでしょうか?こんなような感じで?はい。
う〜ん…。
ちょっと力でいったな。
ボールには当たりましたがしゃくり上げてしまいました。
腕の力に頼ったスイングだとこうしたフィニッシュになりがちです。
悪い癖が出たな。
左足1本でやってみてもらってもいいですか?膝柔らかくしてリズムとるような感じで。
そうそう。
今のはいいですね。
ちょっとこっちが大きい。
阿藤さんどうしてもフィニッシュが大きくなってしまいます。
実はこれはここの股関節の柔らかさがだんだんやってるうちに出てくるんですね。
今まだやっぱり片足になるとちょっと硬くて止まっちゃって何とかしなきゃになっちゃうのでほんとに飛ばさないでパターするぐらいのつもりで…。
そうそう。
こうやったらポーンと。
そんな感じですね。
トーンと止める感じ。
OK。
そんな感じです。
このぐらいですよね。
今度は大山さんのお手本です。
私結構バランスいいんですよ。
片足できたらすごい。
片足でやります。
じゃあ左で。
すばらしい〜。
これはすばらしい。
こういう事ですね?うんこういう事です。
スイングを4時の位置でしっかり止める事ができれば体幹がうまく使えている証拠です。
皆さんもチェックしてみて下さい。
続いて下半身の使い方を身につけるユニークな練習を紹介します。
先生これ何ですか?実はこれで今から阿藤さんに小さな動きをちょっと練習してもらいたいのでこれを使ってやって頂こうと思うんですね。
1歩前に出て頂きましょう。
で少し下げます。
3mぐらいピン方向にそこにかわいいお花が咲いてると思ってそのお花に水をポンと足を使ってかけてあげて下さいね。
こういう事ですね?いきます。
はいいいですね。
そうすると今しっかりと左にウエイトシフトしましたね。
大山プロにもせっかくだからやってみて頂きましょうか。
やった事あるんですか?ないです。
やってみたいです。
さすがにないですよね。
はい。
いきま〜す。
そうですね。
そうですねきれいにお花にまけて。
乗ってます左に。
どうですかこの格好。
ゴルフの時の格好のように…。
そうですね。
自然にきちっと体が回ってますし足も使ってますよね。
自然にですもんね。
悪い例をやります。
今はきれいに皆さんスッとお花に水をまく事ができましたがよく見られるのはクラブでボールをしゃくろうとするとこのように…。
自分にかかっちゃうじゃないですか!「冷たい!」みたいな。
おっ来た!自分にかかっちゃう!そういう事です。
だからかち上げるようなスイングをしてる人はほとんど皆さん水浴びをしたような…。
あ〜なるほど!そうか。
なので下半身の使い方股関節がどうとか難しいじゃないですか。
もちろんボールを持ってポンと投げるような事でも同じです。
水を少し離れたところにまこうとすると自然と体幹や下半身が使えます。
この練習で簡単に下半身の使い方がマスターできるんです。
いよいよ下半身の動きを意識して8時4時のスイングでピッチ&ランを打ってみます。
まずは大山さんです。
すばらしい。
あ〜すげぇ!止まった!きれいにポーンと上がって少し転がって旗に寄っていくといったようなアプローチですね。
では阿藤さんのアプローチです。
うまく寄せられるでしょうか。
ナイスアプローチですね。
おっすごいじゃん!できた!プロより寄った!できた!すご〜い!阿藤さんの勝ち!いやいや。
できた!できた!できちゃった。
「ゴルフ規則第1章」エチケットに記された「ゴルフの精神」。
レフェリーの立ち会いなし誠実さそして洗練されたマナーなどが掲げられています。
そこでこの番組では「洗練されたマナー」について紹介していきます。
できるだけ速やかにプレーするのはマナーの基本。
例えばこちらのゴルフ場ではハーフ9ホールを2時間10分以内でプレーする事を目安として示しています。
そこで今回はグリーン周りで時間を短縮する方法を紹介します。
その方法とはショットの際クラブを数本持っていく事。
これでプレーが速くなりスムーズに進行できます。
やっぱりアプローチグリーンをちょっと外した時にクラブを皆さん得意なクラブ1本だけ持ってきたりすると状況に適さないクラブの時つい換えに行きたくなったりもしくはキャディーさんに頼んだりしてそこでプレーの時間がかかってしまいますから阿藤さんのように…。
大体はこの界隈だと大体距離はこのぐらいだからこのぐらい持っていきゃ間に合うと。
使うクラブを2本か3本持ってきておくとここに来てから状況によってクラブ選択ができますよね。
ナイス〜!入れ入れ入れ!うわ〜!うまくいきました!すごい!最高最高!でこんなにいっぱい持っててグリーン上でどうすりゃいいんだというのがありますけど。
やはりできればグリーン上に置くのではなくカラーの方に置いて頂きたいと思います。
ですから次のホールに行く動線の方にサッと置きに行きましょうか。
これだと忘れないですね。
はい。
余裕があれば同伴競技者でみんな同じようなところに置いたり。
置き忘れの防止になります。
更にホールアウト後はスムーズに移動できるためプレー時間の短縮にもつながります。
是非実践しましょう。
続いては9時3時のスイングを練習。
これが全てのスイングの基礎となるんです。
先生今まで7時5時8時4時というのをやってきました。
ずっと小さなスイング一生懸命練習して頂いてきたんですがこれもそれも全て気持ちよく大きなショットを打つための基本練習なんですね。
なるほどなるほど。
8時4時のアプローチショットの次に9時3時のショットショートスイングを練習する事でここがしっかりできると大きなスイングの軸幹となりますので。
8時4時をマスターしたら9時3時のスイングを練習します。
ポイントは体の向き。
胸がバックスイングでは後ろをフィニッシュでは前を向きます。
このスイングでは体を大きく回すのです。
大きな体の使い方を身につけていきましょう。
今まで練習してきたアプローチショットに関してはあまり大きな体の動きというお話はしてなかったんですね。
次のステップこの9時から3時までいく時には体の面が大きく動いていきます。
なのでちょっとそれを練習していきたいのですがクラブを一回置いて下さい。
バッと両手をぶつからないように上げて頂いて少し足を緩めて下さい。
右の手のひらに左の手のひらを合わせる事ができますか?ばっちりですね。
大山プロもできました。
ここが9時の位置ですね。
はい。
今度はもう一回戻します。
左の手のひらに右の手のひらを合わせていきます。
いいですね!2人とも何かモデルさんのように…。
やった〜。
これは普通じゃないですか?ところが…「え…先生できません」と時々こういう方いらっしゃるんです。
つまりテイクバックする時に体が動かないで手だけで上げてしまうと「手が届きません」ってなっちゃう。
それは無理ですよね。
ですからテイクバックする時にしっかり大きな筋肉を使って…。
これ動かさなきゃ行かないですもんね。
そりゃそうですよね。
まっすぐ向いててこれじゃ…ねえ?でも実際クラブを持って「ボールを見なさい」と言われると…ボール見なきゃいけないって教わるじゃないですか。
ちょっとクラブを持ってやってみるとボールを見る一心でこんなふうになる方いらっしゃるんですよね。
これまさに今この状態。
そしてフィニッシュいく時もボール見なきゃいけない。
これがまさにこの状態ですね。
ゴルフってなかなかボールに当たらないなと思うと体の面を動かす事が抵抗があって難しいんですけれどもこういうイメージ作りをしてこんなに体の面って動いていいんだなというのを練習していくとスタート前にやると体のストレッチにもなってけがの防止にもなりますから是非やってみて下さい。
では実際に打ってみましょう。
体の動きが大きくなるのでスタンスは肩幅程度に開きます。
腕と肩で作る三角形を意識しながら肩を90°回して胸を後ろに向けます。
ポイントは左腕とクラブでL字を作る事です。
阿藤さんのスイングの欠点を見てみましょう。
大山さんと比べると一目瞭然。
9時の位置で大山さんはきれいなL字ができています。
一方阿藤さんバックスイングの時手首の角度が浅くコックが作れていません。
コックができていないため腕に力が入りすくい上げるようなスイングになっています。
これでは飛ばそうと力めば力むほど下半身や体幹がうまく使えなくなります。
これは何でコック使うといいんですか?そうすると体の動きはコンパクトなのにヘッドの動きは十分ですから十分ボールにパワーが伝わりますね。
って事は今まで俺これで距離やってたのがここでショートしてたのがこうなったらちょっと違いますね。
分かりました。
じゃあちょっと打たせてもらいます。
すげえ飛んだ。
今のはどうですか?とってもよかったです。
今リズムも123ってスムーズに振り抜けててどうですか?よかったです。
格好よかったです。
ここで立ってきてるのが。
こんなの初めてです俺こんな立てるの。
初コックです。
コックを作っただけでスイングが変わりました。
上半身の力みがとれ体幹や下半身が使えるようになったのです。
以前の力みがなくなったためクラブヘッドの重さを生かして楽に飛ばせるスイングへと変わりました。
重心もしっかり左足に移動しています。
見て下さい。
ちゃんと芝が取れるようになりました。
やった!ゴルファーの憧れボールの先のターフがとれるスイングへと大変身しました。
今回はプロでも難しい50ヤードから70ヤード前後のアプローチです。
これからお二人には距離感を養うゲームをして頂きたいと思います。
俺にやれって言うんですか?俺です。
俺にやってほしいんです。
ああしなきゃいけないこうしなきゃいけないいろいろ確かに言いました。
でも大事なのは感覚感性なので今グリーン上に特別に距離の目安をつけました。
あんまり何ヤードとかどう打つを気にしないで大山プロと戦って下さい。
そんなあ!ここは勝てるチャンスですよ。
パターと違いますよ。
距離はおよそ50ヤードと70ヤード。
プロでも難しい中途半端な距離です。
しかもライは難しい左足下がり。
2人はどうやって打ち分けるのでしょうか。
私先攻でいきます。
まず右の一番遠いやつから。
あ〜やっぱ駄目だ。
あ〜やっぱ駄目だ。
ダフってる。
失敗です。
お願いします。
やっぱいってますねちゃんとね。
格好いいですね。
いきましたいきました。
ちなみに何ヤードですかあれは。
分かんないです何ヤードか。
もう感覚ですね。
いいかげんであんなに行っちゃうの?じゃあピンです。
これはいいんじゃないですか?あ〜これいい感じ。
これはいいんじゃないですか?あ〜これいい感じ。
あ〜ナイス。
お〜スピンかかってます。
ナイスショット!すばらしい。
ナイス。
すばらしい。
当たり前じゃないですかプロなんですから!でもうれしい。
でもねもしかしたらと思ったんですけど。
ちょっとやっぱり緊張しますね。
私一番右の奥はこれでフルショットでいいだろうと思ったんですよ。
だけど上げてるうちに大きいかもしんないとかそんなふうに打ってみたんですよ。
上げてる途中とか下ろしてる途中で迷いとか何かを考えたりするのはよくないですね。
思い切って打つ?アドレスに入る前から大体これぐらいで打つというのを決めて。
それは決めるんですか?私はいつも素振りの時点で大体これぐらいで打とうというのを決めてます。
それでセットアップに入った時点で同じスイングをする事だけ考えてるのでその間に大きいから小さく緩めようとかそういう事は一切考えてない。
スイングの最中に迷いがあるとミスショットの大きな原因になります。
打つ前の素振りで振り幅を決めあとはそのとおりに打つ事に集中しましょう。
最後のピンは9時3時でいいと思ってコック使ってみるかと。
やったらよくはないですけどちゃんとのっていきました。
そういう事ですね。
何ヤードでこれぐらいとかあまり私は決めないんですけど大体その時の感覚風だったり傾斜だったりそれを自分で感じ取った方がいいと思います。
それ試合でも同じですか?試合でも同じですね。
アマチュアの皆さんはある程度の目安になるものは作った方がいいと思います。
ただそれを素振りの時に決めたら打つ時にはもう頭は切り替えてやろうとした事をただ実行する。
そういうふうにしっかりと切り分けて。
俺みたいに迷うとダフってみたりしちゃうからいけないですね。
分かりました。
アマチュアの方はクラブごとに9時3字のスイングでどのくらい飛ぶのか把握しておきましょう。
それが目安にできるとこうした中途半端な距離も怖くなくなります。
今日はピッチ&ランの練習をしてきたわけですけれども阿藤さんいかがでしたか?自分が怖いです。
こんなに自信を持ってしまっていいんだろうかと。
だんだんだんだん9時3時までいきましたからもうちょっとかなみたいな。
そういうふうに思いました。
大山プロいかがでした?私はたらいの練習がすごい面白かったです。
すごい参考にもなります。
ああするとちょうど自分の重心が自然に前に打つという事が体感してもらえたらよかったと思います。
(テーマ音楽)2015/01/21(水) 10:15〜10:40
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出演者
【ゲスト】プロゴルファー…大山志保,【講師】日本女子プロゴルフ協会副会長…伊藤佳子,【生徒】阿藤快,【語り】多比良健
ジャンル :
スポーツ – ゴルフ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
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映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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