社会のトビラ「森林と林業」 2015.01.21


ではまたね〜!トビラを開けると社会が見える。
よいしょっと。
こんにちは。
「社会のトビラ」こと温水洋一です。
今日のテーマはこちら。
森といえば空気もきれいで気持ちいいですよね。
そして実はこのトビラも森で育った木からできているんです。
みなさん気づいていました?森の木はわたしたちの生活には欠かせません。
そういった木材を生産するのが林業です。
まずは林業のげん場へご案内しましょう。
人が住む住たく地の20倍以上の広さだ。
京都府のほぼ中央に位置する南丹市日吉町は全国でも林業がさかんな地いきの一つだ。
こちらはハーベスタとよばれる木をばっさいする機械。
木をつかんだとたん…。
直けいおよそ27cmの木をわずか6秒で切だん。
そしてアームをすべらせながら長さをはかり一定のかんかくで切りそろえる。
よぶんなえだもご覧のとおり。
う〜んスピーディー!大きな機械が入れない場所はチェーンソーとよばれる機械でばっさい。
ハーベスタよりも時間はかかるが人が入れる場所なら木がどこにあってもばっさいできるのが利点だ。
チェーンソーでしゃ面にたおされた木は先ほどのハーベスタで引きよせられあっという間に利用しやすい長さに。
やはり大型機械は便利便利!そしてこの丸太が運ばれるのが…丸太はさまざまな形に加工され住たくの柱やゆかなどに生まれ変わるのだ。
へえ〜おどろきですね〜!わたしは木はオノでゴ〜ンゴ〜ンと切ってるもんだと思っていました。
しかし日吉町のようにさかんに木材を生産しているげん場は今の日本ではあまり多くないそうです。
その理由をさぐるためにタイムスリップ!今から60年ほど前は木ぞう住たくのじゅ要が高く日本の山では多くの木がばっさいされた。
その後も木材じゅ要が続くと山にはスギやヒノキのなえ木が大量に植えられた。
そうやってできた人工林。
今では日本の森林の4割をしめるまでに。
しかし50年ほど前から安い外国産木材が大量にゆ入されるようになった。
国産材はかかく競争に負け多くの人が林業からはなれてしまったのだ。
人の手が入る人工林では定期的に一定量の木をばっさいする。
これが間伐。
残された木には太陽の光が当たりやすくなり土の中の養分も集中。
根は深くみきは太く成長する。
しかし人の手が入らなくなった人工林では木々はみっ集し細くしか育たない。
根も浅いため台風などが来ると次々とたおれてしまう。
日本の人工林の多くが今こんなじょうたいなのだ。
一方日吉町では多くの人工林で定期的に間伐が行われている。
間伐されるのはどんな木なのか。
ここは樹齢50年の森。
ばっさいするのは細かったりきずがあったりする木。
成長の悪い木を間引くことで残された木はより立派に育つ。
それが森のじょうたいをよくすることにもつながるのだ。
ここでクイズ。
正かいは…毎年日本各地で起こる土砂くずれ。
山がけずれ大量の土砂がしゃ面を下り町をおそう。
その原いんの一つが間伐されていない森にあるといわれている。
間伐をしないと木は細く根は浅いまま。
このため大雨がふると地表の土砂がかんたんに流されてしまうのだ。
なるほど。
林業には木材を生産するだけではなくわたしたちのくらしを守る役割もあるんですね。
でもなんで日吉町では林業がうまくいってるんですかね。
日吉町にある森林組合。
しょく員たちはみな森のせん門家。
山林所有者の代わりにばっさいなどの業むを行っている。
彼らが日吉町の林業のキーマンなのだ。
ここでクイズ。
正かいは…答えは作業げん場の地図の中に。
この森には8人の所有者がいる。
昔は所有者ごとに別々に作業していたが2004年からは森林組合がまとめてやることに。
その結果8つの森をまたいで自由に道をつけることができるようになった。
木のばっさいやはん出がしやすい最てきなルートを選ぶことができるようになったのだ。
これで大型の機械も入れるようになり作業効率がかくだんにアップ。
大はばなコストダウンにつながった。
組合ではこの計画を始める時山林所有者にさん同してもらうため山の中で説明を重ねた。
これがその時にていじした見積書。
地形や木のじょうたいなどからばっさいできる量をてってい的に調さ。
たとえ道をつくったとしても作業の効率化や木材の売り上げなどで十分利えきが出ることをしめし所有者たちをなっとくさせたのだ。
日吉町では林業をこころざすわかい人たちもふえてきている。
木材を生産すると同時に自然も守る。
そのみりょくがわか者たちを引き付けているのだ。
わかい人たちがみりょくを感じる林業のげん場。
すてきじゃないですか!実は林業さい生に向けて日吉町と同じ取り組みは全国各地で広がり始めています。
みなさんの町ではどうなっているのか。
調べてみるとおもしろいかもよ。
地きゅう上のさまざまな場しょを2015/01/21(水) 09:30〜09:40
NHKEテレ1大阪
社会のトビラ「森林と林業」[解][字]

森林が国土の3分の2を占める日本。しかし現在、林業は衰退し、そのため多くの森が荒廃してしまった。京都府のある森林組合の取り組みから林業と森の将来を考える。

詳細情報
番組内容
小学校5年生向けの社会科番組。日本の国土のおよそ7割を占める森林。近年、荒廃が進み、土砂災害などの一因となっている。解決のために不可欠なのが、日本の林業の再生だ。京都府南丹市にある日吉町森林組合は、数少ない成功例として全国から注目されている。作業の集約化、作業道の整備など数々の取り組みを重ねて、林業再生を達成した組合の努力と工夫に迫る。
出演者
【司会】温水洋一,【語り】服部伴蔵門

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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