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国民健康保険 25年度は3100億円赤字
1月28日 16時09分

国民健康保険 25年度は3100億円赤字
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自営業者らが加入している国民健康保険の平成25年度の決算がまとまり、加入者に占める高齢者の割合の増加などを受けて、実質的な赤字が前の年度より増えて3100億円余りになるとともに、半数を超える保険者が赤字となっています。

厚生労働省は、市町村が運営し、自営業者らおよそ3400万人が加入している国民健康保険の平成25年度の決算をまとめました。
それによりますと、加入者に占める65歳から74歳の高齢者の割合が増えたことなどから、市町村の一般会計からの補てんを除いた、国民健康保険全体の実質的な収支は3139億円の赤字で、前の年度より85億円悪化しました。
また、全国で1717ある国民健康保険のうち、半数を超える905の保険者が赤字となっています。
こうした状況を受けて、厚生労働省は、国民健康保険の財政基盤の強化のため、平成30年度から、運営主体を市町村から財政規模が比較的大きい都道府県に移す法案を今の通常国会に提出することにしています。
厚生労働省は「国民健康保険は厳しい財政状況が続いており、財政基盤の強化とともに、さらなる医療費の抑制が必要だ」としています。

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