NEWS23【集団性暴力で妊娠…悲しみの背景に▽錦織圭 初戦は?】 2015.01.20


男は日本国民に対して、こう呼びかけた。
新たに人質とされたのは日本人と見られる2人だった。
過激派組織イスラム国と見られるグループが日本に対して2億ドル、およそ240億円の身代金を要求した。
今日、動画サイトに投稿された1分あまりの映像。
日本政府と国民へのメッセージとタイトルがつけられていた。
現れたのは黒い覆面姿の男とその前にひざまづかさせられているオレンジ色の服を着た2人の男性。
ハルナ・ユカワとケンジ・ゴトウ、英語で表示されている。
去年8月にシリアで拘束された湯川遥菜さんとシリアを取材中だったフリージャーナリストの後藤健二さんと見られる。
覆面の男は、日本の安倍総理を名指ししてメッセージを読み上げた。
そして、具体的な要求を述べ始める男が要求した金額の意味とは。
中東を歴訪中の安倍総理は17日イスラム国への脅威にさらされているトルコやヨルダンなどに対して2億ドルを資金協力すると表明した。
このとき、安倍総理が述べた2億ドルは男が要求する身代金の2億ドルと重なる。
映像はこれで終わった。
名指しされた形の安倍総理。
訪問中のイスラエルで記者会見に臨んだ。
安倍総理はこのように述べたが、交渉するかどうかについては、答えなかった。
湯川遥菜さんは去年8月内戦が続くシリアで、イスラム過激派に拘束された。
場所は北部のアレッポとされている。
民間軍事会社を設立したばかりの湯川さん。
シリアに来た理由は、会社の実績がまだなく、現場を見ないと実績を積んでいくこともできないというものだったと言う。
湯川さんと行動をともにしていた反体制派のイスラム戦線の幹部は当時の様子をこう話した。
湯川さんが設立した会社の顧問は、今日、取材に対し…一方の後藤健二さんはイラクやシリア、ソマリアなどの紛争地での取材経験が豊富なジャーナリスト。
去年の10月上旬にはシリア北部の町で撮影したとする動画を公開している。
赤十字国際委員会日本事務所によると去年11月下旬、後藤さんの家族からシリアに行ったまま連絡が取れなくなっていると問い合わせがあったと言う。
また政府関係者によると後藤さんの家族には去年の年末までに、犯行グループ側からと見られる身代金を要求するメールが届いていたと言う。
この2人には、接点もある。
去年4月、シリアで取材中だった後藤さんが湯川さんの通訳をしたと言う。
後藤さんは、湯川さんに危険な場所だから出た方がいいとアドバイスしたが、湯川さんは去年5月にいったん帰国した後再び7月には、シリアへ向かったと言う。
ジャーナリストの安田純平さんによると、後藤さんは取材はかなり慎重に行っていたと言う。
しかし、シリアのコーディネーターによると後藤さんは去年10月24日、トルコとシリアの国境の検問所でこう話していたと言う。
残虐行為や激しい戦闘を繰り返し、国際社会にとって大きな脅威となっている過激派組織イスラム国。
今回のように、外国人の人質をひざまずかせ、出身国に要求を突きつける映像をたびたびインターネット上に投稿してきた。
最初は去年8月だった。
冒頭でアメリカを名指ししイスラム国に連日行っていた空爆を強く批判。
そして…彼らは拘束していたアメリカ人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリーさんを殺害その後も…これまでの映像と今回の映像にはいくつか共通点がある。
まずは、場所。
どの映像も場所を特定できない砂漠のような場所で撮影されている。
続いて、殺害された人質の服装。
オレンジ色の服を着せられている。
さらに、全身黒ずくめの男。
イギリス人アクセントの英語をしゃべる戦闘員で、ジハーディ・ジョンと呼ばれている今回もこれまでに映っていた人物と同一の人物の可能性がある。
しかし、今回の映像には今までに見られなかった特徴もある。
それは、人質にしゃべらせていないこと。
今回は人質である2人は一切口を開いていない。
また、72時間という期限つきで身代金を要求したのも、今までになかったこと。
さらに、2人の影の角度が異なっているようにも見えることから、日本政府関係者は、映像が合成された可能性も指摘している。
今回の事態を受け、政府は外務省に緊急対策本部を立ち上げた。
突きつけられた厳しい要求。
今夜は予定を変更しまして、日本人拘束情報についてのニュース、お伝えしてまいります。
相手がイスラム国だけに情報も交渉ルートも非常に乏しいんですね。
そのため、日本政府は非常に難しい対応を迫られています。
日本政府の対応について最新の情報を総理官邸前から中継。
総理官邸では、現在も杉田官房副長官や西村危機管理監らが残っていまして夜を徹して対応に当たるものと見られます。
今夜、官邸では菅官房長官が午後9時頃からおよそ40分間外務省の斎木事務次官と会談し、報告を受けた。
斎木次官は官邸を出る際、記者団に対し何も申し上げないとだけ述べたほか、菅官房長官も午後10時頃に官邸を後にした。
政府内ではイスラム国と見られるグループが公開した動画について、別々の映像を合成するなど加工されたものではないかとの見方も出ていて専門家が分析を行っています。
動画をよく見ますと、後藤さんとされる男性とメンバーと見られる男の影が伸びている方向と湯川さんとされる男性の影の方向がずれているようにも見えますし、2人のオレンジ色の服が風に揺れる様子もそろっていないようにも見える。
ただ仮に映像が合成だとしても、2人が拘束されている可能性は高いと見て、政府は関係国などからの情報収集を急ぐ一方、政府関係者は、これまでのところ、ビデオ声明以外に相手側から日本側への接触はないと明らかにしている。
日本政府としては安倍総理が表明した2億ドルの拠出はあくまでも難民を支援するための人道的なものだということを国際社会にも訴え続けながら、解決に向けて全力を挙げる方針。
中東を訪問中の安倍総理は今回の事件について、どう対応しようとしているのでしょうか。
総理に同行中の記者に聞きます。
安倍総理は現在パレスチナからイスラエルのエルサレムに向かっています。
当初は日本時間の明日朝にイスラエルの空港をたつ予定でしたが、日本で陣頭指揮を執るため、これを早めて帰国する方向となりました。
安倍総理に事件の一報が入ったのは日本時間の午後3時前で、その後、自らもホテルの部屋で動画を確認したということです。
今日行われた内外記者会見では、本来、中庸が最善とする総理の中東訪問でのメッセージ、成果を発表する場となるはずでしたが開始は1時間以上遅れ、その間同行スタッフはテロとの戦いを強調するため、慌ただしくスピーチ案の修正を余儀なくされた。
その後、安倍総理はパレスチナのアッバス大統領との会談で人命確保のために情報収集を初めパレスチナ側の支援をぜひお願いしたいと要請し、アッバス大統領もこれに応じています。
今後現地対策本部が置かれたヨルダン、情報収集能力に定評のあるイスラエル、さらに周辺国のトルコエジプトなどとも連携して対応に当たる方針です。
今回の事件を国際社会はどう見ているのでしょうか。
ロンドンから中継。
こちらでもニュースはトップ級で伝えられています。
先ほどのVTRにもありましたようにこれまで欧米人の人質が登場したビデオはアメリカやイギリスに向かって空爆をやめろというものでした。
今回は身代金の要求です。
これについて、先ほどお話を聞いたイギリスの専門家は、アメリカやイギリスといった国々に対して人質殺害による脅迫をしたけれども、それは通用していない、空爆も続いているということを受けて、今度はそうした欧米陣営に連携を表明している国々をこの連携から離脱させるという戦略を始めたのではないかという分析でした。
また、イスラム国は豊富な資金を制圧した石油施設からの原油の密輸などで得ていると見られていますが、一方で、彼らは自らの支配地域ではイスラム教徒によい暮らしをさせることをうたっています。
その支配地域が拡大するにつれて、特にイラクのモスルなどは第2の都市なわけですから、そうしたいわば約束を守るための資金がより必要になってきているとも見られます。
スタジオには、中東情勢に詳しい放送大学の高橋和夫教授、そして中東調査会の高岡豊さんに来ていただいています。
よろしくお願いします。
まずは改めまして公開されたビデオをご覧いただきたいと思います。
まずはお二人に、このビデオで注目された点について伺いたいんですが、高橋さんはどちらを注目されました?やっぱり日本人と見られる方々が着せられている色ですね、あの洋服、あれがオレンジで、アメリカ軍がグアンタナモ基地でイスラム教徒に着せて拷問した色ですよね。
アラビア半島地域、あの辺ではオレンジ色というのはゴミ箱の色なんですよね。
だから、最大限の侮辱と報復というメッセージを伝えてきたと思います。
高岡さんはいかがでしょうか?映像を見る限り、非常に見にくい場所なんですけれども、フルカーン広報制作機構、イスラム国が使っている報道宣伝部門のロゴが入っています。
この部門は、イスラム国が抱えている幾つかの広報担当部門の中で一番古くて権威があるものと思われますから、このロゴが入っている以上は、イスラム国の公式な映像である信ぴょう性は間違いないと思っています。
正真正銘のイスラム国であるというメッセージも込められていると。
今回のビデオで発表されましたメッセージの全文、こちらにご用意したんですけれどもこの文言の中で、気になる文言、言葉はありましたか?私は今回の戦い、十字軍に日本が参加すると。
十字軍というと、イスラム世界ではとんでもない人たちということで、ヨーロッパから勝手にキリスト教徒を救うとか、聖地を救うとか言ってやってきた、一番中東では嫌われている人なのでこれに参加したという、ですから、明らかに日本政府がアメリカを中心とする有志連合に立ったんだなというのを決めつけてきたんだと思いますね。
高岡さんは、どの言葉に?金銭の要求が出てきたところに注目しています。
イスラム国はイスラム国はその前身となる組織から始めますと2004年頃から外国人の誘拐、処刑を行っています。
その中の活動歴の中で人質の命を救う条件として金銭を挙げたということは、私の記憶の中では初めてなので、そういう意味では今回の展開に何か意図があるとは思います。
身代金ということなんでしょうか、言葉は使っていないですけどね。
何か金銭的な要求を出してきたということは非常に新しいことなので、何を意味するかということについても、まだわからないというのが実態ではあります。
一番気になるのはこのタイミングなんですね。
先ほどのメッセージからも伝わってくるんですけれども、安倍総理の今回の中東歴訪、とりわけエジプトでの演説、2億ドルの拠出を決めたと、これを表明したということが直接関係しているんでしょうか?そう見るべきでしょうか?私はそうかなと思いますね。
人質はずっと押さえていたわけですから、この時期にカードとして切ってきたわけですよね。
安倍総理の2億ドル、それに合わせるように2億ドル欲しいというわけですから、明らかに絶妙のタイミングで、日本のメディアが絶対取り上げるだろうというときにやってきたんだと思いますね。
イスラム国が暴力によって自分の政治的な要求を通す、相手を脅すという行動様式をとっていることがポイントだと思います。
そうなりますと、この自分たちの主義・主張を世の中に広く知らしめるには言論の自由がある程度確立していて優秀な報道機関を要する社会に属する権益であったり、人間が標的になりやすいということがあります。
そうなりますと、ここで人質はあらかじめ拘束しておいて、タイミングとして政治的な出来事があると。
そこから判断して、広報効果、宣伝効果が最大限になるタイミングでこの作戦をぶつけてきたと。
ヘタすると、宣伝に乗せられるようなこともあるかもしれない、伝え方によっては、注意しなくては高橋さんに伺いたいんですが、原油価格の下落とも関係があるのかなと思うんですが、これは先ほどのリポートでもありました、原油によって豊かな生活を約束している、その原油価格が下落している、これも背景には?背景にもあると思います、一日2億円あまりの収入があると言われていましたけれども、1つは、原油価格が半分になっていますからそれだけでも1億円ですよね。
アメリカ軍が油田を爆撃していますからかなり大きな打撃を受けて、金銭面では大変な状況に近づいているんじゃないでしょうかね。
ここでイスラム国が過去にどのようなことを引き起こしてきたのか、少し整理しようと思います。
VTRにまとめました。
イスラム国による衝撃的な映像が最初に公開されたのは去年8月のことだった。
ビデオには、アメリカ人ジャーナリストが黒装束の男に刃物で首を切断され、殺害される様子が映されていた。
アメリカメディアによると、殺害の前にイスラム国は1億ユーロ、およそ138億円の身代金をジャーナリストの契約会社に要求したが、支払われなかったと言う。
さらに翌9月、イスラム国はアメリカによる空爆に反発し、2人目のアメリカ人ジャーナリストを殺害する。
オバマ大統領はイスラム国と戦争状態にあるとして空爆を強化する方針を発表した。
しかし、イスラム国の矛先はアメリカに協力するほかの国にも及んでいく。
イギリスが空爆に参加することを非難し、ジャーナリストや人道支援をしていたイギリス人2人を殺害。
キャメロン首相は、殺人者たちを見つけ出し、裁きにかけると空爆参加の意向を改めて表明した。
去年8月以降、殺害ビデオが公開されたのはアメリカ人、イギリス人の5人に及んでいる。
いずれもジャーナリストや人道支援を行っていた人々だった。
今回、日本はどう対応すべきなのかそして、こちらには各国の対応をまとめたフリップがあります。
VTRにもあったんですが、アメリカやイギリスは要求に応じず、人質が犠牲になったケースがあります。
一方で、フランスやスペインなどは人質が解放されるケースもあって、フランスのオランド大統領は身代金は支払っていないと会見で述べているということなんですが、身代金を支払ったのではないかと憶測を呼ぶケースもあったということです。
この辺がなかなか難しいところだと思いますね、今、佐々さんもああいう言い方をされていましたけれども、安倍総理は人命を盾にとって脅迫することは許し難いと言っていますけれども、一方で、人命を第一にする、テロには屈しない、難しい対応だと思うんです。
これをどう政府の対応を見てもらえるか、高橋さんから。
アメリカ、イギリスの人質は、確かに犠牲になっているんですけれども、アメリカ、イギリスは捕まえてもお金にならないと、実は捕まえた人の大半は、アメリカ、イギリス人じゃないんですよね。
その分犠牲は出ているけれども、アメリカ、イギリス全体としても安全になっているという議論もありますし、それからまた、人質の身代金を払うからテロリストのような組織が大きくなるんだという議論をアメリカ、イギリスは、ヨーロッパ大陸諸国に対してしているんですよね。
この段階で、日本政府がこの額を支払うというのは非常に国際的には難しいと思いますね。
それから場所、今、安倍総理がおられるイスラエルはテロリストとは絶対に妥協しないという一番強硬な国です。
そこで総理は交渉するともしないともおっしゃいませんでしたけれども、やはり難しいなと思いますね。
タイミングがやはりどうですか、日本政府の対応は難しいと思いますけどね。
特に報道での扱い方も含めまして、イスラム国がテロリズムという行動様式を採用している以上、自分たちの主義主張、要求事項を世界中の報道機関に繰り返し報道させることが、実は金銭的な要求だったり政治的な要求だったりよりも重きを置いているということが言えると思います。
そうなりますと、イスラム国の主義主張や要求事項を聞く聞かないは別にして、繰り返し世界中にたくさん時間をとって報道されるということも対策として考えておくべきところだと思います。
政府としては何らかの形で話し合いをすると思うんですが、そもそも外交チャンネルというのがここにあるのかどうか、どうなんでしょうか?イスラム国、あるいはイスラム国に合流しようとする外国人はほとんどがトルコを経由して、シリア、イラク方面に流入しています。
そうなりますと、トルコというのは政府の一部なり、あるいはそれに近いところの機関というのが何がしかイスラム国と、それに近しい人たちと意思疎通する可能性があります。
現にトルコも、今年の6月にモスルで領事館の館員たちが拉致されましたけれども、それについては脅迫や公式発表をするまでもなく、イスラム国から解放されているという実績があります。
そういう経路は可能性の1つとしては挙げられます。
日本としては、アメリカやイギリスみたいに交渉もしないとか、身代金は絶対に払えない、それはなかなか言える立場じゃないんですよ。
その難しさがあると思うんですね。
先ほど官邸中継で、総理は2億ドルの拠出は人道的なものだと訴えることで、これから交渉していくんじゃないかという話がありましたけれども、こういった話は通じるものですか?それはわからないですけど、やってみる価値はありますよね。
イスラム国側のメッセージは明らかに十字軍に参加して、日本のお金が武器弾薬に使われると誤解しているようなところもありますからね。
それも解いていく努力は必要でしょうね。
イラクで日本人が3人、人質になった場合にもあの人たちはNGOの方で戦争に行ったわけじゃないと繰り返し訴えて釈放につながった例もありますから、希望がある限り努力するべきですよね。
あと1点、フランスで起きたああいうテロの後、いよいよ脅威が拡大しているんですけれども、今回のこれとの関連はあると見ていいんですか?フランスの事件で犯行声明を出したのはアラビア半島のアルカイダと呼ばれる団体です、アルカイダとイスラム国は昨年の初めに絶縁して以来、敵対的な関係にありまして、世界中でイスラム過激派の支持者やファン層の関心や人員だったりお金だったりという奪い合う、特に威信や名声の獲得合戦をやっているとお考えください。
そうなりますとフランスの事件でアラビア半島のアルカイダに世界の注目が集まる、いわば名声が上がっている状態ですから、名声の獲得合戦では、イスラム国がここで自分たちに再び世界の注目を引き寄せるという作戦ということもあり得ます。
ただ、長期的にはイスラム過激派という限られたパイの奪い合いをしているわけですから、イスラム過激派の全体的な流れとしては資源の奪い合いが高じて、かえって混乱、衰退が生じてくるんではないかと私は考えます。
関係はあるということですね。
最後に、2人の人質に加えまして日本に与える影響ってどんなことが今回考えられますか?安倍総理としては、中東にアクティブ、積極的な外交と言っていたわけですが、具体的には何をするのかという議論があった中でこの事件が起こって、やっぱり出鼻をくじかれたという感覚を、総理としては中東外交を華やかに終わりたかったのに、結局はイスラエルの旗の前で日本は敵じゃないと言わざるを得ないという非常に矛盾した立場に追い込まれてしまったなと思いますね。
また新しい情報が入り次第、お伝えしてまいります。
ここからは「23TODAY」、今日も注目のニュースとスポーツを続けてお伝えします。
世界の上位1%の富裕層が世界の富の半分以上を保有するようになる、そんな衝撃的な見通しが発表されました。
国際NGO、オックスファムによると世界の上位1%の富裕層が持つ富は2009年には世界全体の富の44%だったがその後、その割合は上昇を続け、2014年には48%に達したとのこと。
このままいけば2016年には、1%の人が持つ富が残りの99%の人が持つ富の合計を上回ることになると推定した。
この報告は、世界の政財界のリーダーが一堂に会する世界経済フォーラムのダボス会議が21日からスイスで始まるのを前に発表されたもので、オックスファムは、格差は急速に広がり続けているとして世界のリーダーに具体的な行動をとるよう促している。
新体制の狙いについて、このように述べた民主党の岡田新代表。
代表代行には蓮舫氏と長妻氏、政調会長に細野氏、そして、国対委員長に高木代表代行が内定したことを明らかにした。
民主党はあさって両院議員総会を開き、新執行部を正式に決定する方針。
昨日午後7時前、佐賀県神埼市の長崎道上り城春トンネル出口付近で、乗用車が逆走し、車5台が絡む事故が起きた。
この事故で乗用車を運転していた福岡県八女市に住む88歳の男性が重傷を負ったほか、福岡市の会社員の男性が軽傷。
現場に駆けつけた警察官に対し乗用車を運転していた男性は、どこから長崎道に乗ったかわからない、覚えていないなどと話していたとのことで警察は回復を待って詳しい状況を聞く方針。
事故のため、長崎道上りは交際相手の女性に対し、性行為をしている動画を使って脅し、交際を強要しようとしたとして日本年金機構目黒年金事務所の副所長、片岡伸児容疑者が警視庁に逮捕された。
片岡容疑者は去年10月などと脅した上、去年11月、過去がリークされたら困るよねなどとメールを送り、交際を強要しようとした疑いが持たれている。
取り調べに対し片岡容疑者は、メールを送ったことは間違いないが、動画は見せていないと容疑を一部否認している。
史上最多優勝へ、横綱・白鵬は過去9戦負けなしと相性のよい碧山との一番。
最後は意表を突くかたすかしで無傷の10連勝。
自身の持つ連続2桁勝利を48場所に伸ばし、偉業達成に弾みをつけた。
錦織圭選手が悲願の四大大会初制覇への第一歩を踏み出しました。
全豪オープンテニス初戦、元世界9位を相手に進化した姿を披露です。
大歓声に迎えられた錦織圭。
4大大会初制覇への第一歩。
相手は元世界ランク9位の強豪、アルマグロ。
第1セット、第1ゲーム。
強化を続けてきたサーブでポイントを奪う。
しかし、相手の強烈なバックハンドの前にいきなりブレークを許してしまう。
先にリードをされても慌てない。
第4ゲームでブレークバックに成功。
流れを取り戻した錦織が第1セットを奪う。
続く第2セット。
相手の動きを見透かした完璧なドロップショット。
互いに一歩も譲らない激闘。
迎えた第8ゲーム。
デュースを繰り返すこと9回。
勝負強さを見せた錦織がブレークに成功する。
そして第2セット、錦織のセットポイント。
決まったか?わずかにアウト。
勝負の行方はタイブレークにもつれ込む。
ここで一気にギアを上げた錦織。
タイブレークを制し、このセットも奪う。
第2セットの激闘を制した勢いそのままに錦織が完璧なプレーを見せる。
そして、圧巻は3連続サービスエース。
すると会場からは…この声援に応えるように、ストレートで勝った錦織。
4大大会初制覇へ、好スタートを切った。
あと私、詳しいことわからないんですけれども何かすごく強く、さらに強くなっているようにも見えましたよね。
安心して見ていられるような感じになってきましたね。
気になる2回戦はどんな相手なんですか?膳場さん、次がクロアチアのイワン・ドディグ選手、29歳。
現在世界ランクは86位なんですが、ダブルスを得意としている選手で、去年のウィンブルドン準優勝まで進んでいるんですね。
そして錦織選手とは、今まで3勝1敗、1回負けていると。
錦織選手自身もサーブもネットプレーも非常によくて嫌な相手なんですと警戒感、高めているようでした。
どうなるんでしょうか。
注目の2回戦、22日木曜日の予定です。
アジアの頂点を決めるサッカーアジアカップ。
連覇を狙う日本はこのヨルダン戦を引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。
試合開始早々、いきなり日本にチャンス。
香川から乾。
先制点かと思いきや、これがラインを割っていたとの判定でゴールならず。
それでも前半24分、乾から岡崎、最後は本田。
今度は文句なし。
絶好調・本田の3試合連続ゴールで先制点を奪う。
日本はヨルダンの鬼気迫る守備に追加点を奪えない。
そんなこう着状態に終止符を打ったのは、この男。
エース・香川真司がW杯前の去年6月以来半年ぶりの復活ゴール。
両エースの活躍で、グループリーグを3連勝した日本。
準々決勝はUAEと対戦する。
天気予報です。
現在、日本列島は雲と雲の切れ間で晴れのエリアに入っていますね。
熱がどんどん大気中へ逃げていくので日本人人質情報、日本政府の対応について総理官邸前から最新情報です。
その後の取材で政府関係者は、要求された2億ドルの身代金の支払いについて安倍総理は消極的な考えだと明らかにしました。
政府関係者は今夜、取材に対し相手側から日本側に連絡がないことを明らかにした上で映像で要求された2億ドルの身代金の支払いについて、総理は消極的だと語った。
また、複数の政府関係者が安倍総理が表明した2億ドルの支援はあくまでも難民支援などの人道的な目的のものだといろいろなメディアを通じて訴えていくと語っていて、国際社会の協力を得て解決を目指す考えを強調しています。
中東を訪れている安倍総理はこの後、ヨルダン、エジプト、トルコの首脳と電話会談を行い、協力を求めることにしています。
では、また明日の夜に。
2015/01/20(火) 22:54〜23:53
MBS毎日放送
NEWS23[字]【集団性暴力で妊娠…悲しみの背景に▽錦織圭 初戦は?】

“紛争鉱物”排除せよ テレビ・携帯に使用?▽錦織圭悲願の優勝へ4大大会今年の初戦!全豪OP1回戦に登場
▽岸井・膳場が伝える重要ニュース

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お知らせ
※番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。
番組内容
メインキャスター膳場貴子が最新のニュースをお届けします。
出演者
【アンカー】
岸井成格
【メインキャスター】
膳場貴子
【キャスター】
古谷有美(TBSアナウンサー)
蓮見孝之(TBSアナウンサー)

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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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