ゴーストライター #02 2015.01.20


(小田)バイトやりませんか?作家の遠野リサさんがアシスタントを探してるんです。
(由樹)結婚するんです。
(友里子)1年でこっち戻ってくる約束だったんでしょ?遠野リサだよ?いいじゃんちょっとぐらい。
どうせ採用されるわけないんだし。
(由樹)実は私あの…小説書いてて。
(リサ)そう。
頑張ってね。
追悼文の締め切りって今日ですよね?ちょっと考えてみました。
(美鈴)何のアピール?やっぱり何も思い浮かばない。
(神崎)さえてる。
これでいけるじゃないか。
私が書いたんじゃない。
アシスタントの子ね。
やっぱり人が書いたものは出せない。
書けたの。
私は気に入ったわ。
あなたの野心。

そのときは気付いていなかった
いつでも引き返せると思っていた
罪が大きくなる前に引き返すつもりだった
それがさアシスタント正式採用になっちゃって。
(尾崎)えっ?でも断ったんだろ?まさか採用されるなんて思わなかったからびっくりしちゃって。
(尾崎)いやだから断ったんだろ?断り切れなくてつい受けちゃって。
えっ?いや「受けちゃった」って…。
あっごめん。
ちゃんと辞めるように言うからさ。
先生川原さんのことですが勝手に追悼文を書いてきたりしますしお気に障るようでしたら私から話をしましょうか?この際辞めてもらうよう…。
私が話す。
分かりました。

(ドアの開く音)おはようございます。
おはよう。
川原さん。
はい。
あなた書いてみて。
えっ?『小説駿峰』の私の連載続きのプロットを書いて。
プロットって何ですか?あらすじよ。
あっはい。
あっでも先生あの実は私…。
自由に書いていいから。
いやあの…。
あっ…田浦さん続きのプロットを書くってどういう意味でしょう?私が聞きたいわ。
(鳥飼)遠野リサの映画が正式に決まった。
本ができていないのにゴーサインが出たのは遠野リサとお前だからだ。
分かってるな?
(神崎)はい。
(鳥飼)20億の金が動くビッグプロジェクトだ。
(鳥飼)結果を出しても当たり前だと思われる。
もう後戻りはできないぞ。
(神崎)そういうプレッシャーは嫌いじゃありません。
社長とゴルフの予定がある。
お前も一緒に来てくれ。
よろしいんですか?
(坪田)神崎編集長。
(神崎)どうした?大事件でも起きたのか?
(坪田)はい。
何だ?
(坪田)遠野先生が慧陽出版の連載を落としたそうです。
ホントに落としたのか?
(坪田)慧陽の編集者に聞いたので間違いありません。
よりによってこのタイミングとはな。
連載を一度も落としたことがない遠野先生なので今回だけだと思いますが念のためにうちももしもに備えておきます。
小田穴埋め考えとけ。
(小田)いや急に言われても…。
(坪田)頭下げたら書いてくれる作家の1人や2人キープしてないのか?
(小田)いやあ…。
(坪田)連載小説の雑誌なんて全部売り切っても赤字だ。
なのに何でわざわざどこの出版社も作ってる?原稿料払って作家を囲いこむためだ。
この部署は原稿書いてもらうために作家と仲良くなるのが仕事!分かってんだろ?いやこれでも毎日仲良くやってます。
けさだって朝までマージャンやって今夜だって…。
(真奈美)副編集長私やります。
(真奈美)この雑誌なんですけどたまにページ数の調整が必要なときがあるんです。
それでページ数が足りないときに補う短編小説を品川先生にお願いしたいんです。
(品川)こんな大作家の先生方の雑誌に僕なんかがいいんでしょうか…。
嫌なんだ?えっ?あっいや…。
ただいつ掲載できるかお約束できるものじゃないし掲載されなければ原稿料をお支払いできないのですが新人の先生にとってはとてもいいチャンスだと思います。
おっ…。
品川先生頑張りましょ。
はい。
頑張ります。
プロット読んだわ。
はい。
何か褒めるとしたら誤字脱字がなかったことね。
夏実はどうして亮輔に手紙を書いたの?それは…2人を会わせるために。
夏実はあそこで手紙を書くような人だと思ったってこと?いえそれは…。
物語を進めるために登場人物のキャラクターをねじ曲げないで。
はい。
すぐに書き直して。
あしたまで。
先生。
何?あの…私…。
言いたいことがあるならはっきり言っていいのよ。
いえ。
運転すいません。
道が分かれば私が運転するんですけど。
人にハンドルを握られるのは嫌なの。
車も人生も。

(神崎)おはよう。
おはよう。
新しいアシスタントよ。
神崎編集長。
川原由樹です。
追悼文を書いた彼女。
野心家なのよ。
今までのアシスタントとは違うってわけだ。
行こうか。
(店長)遠野先生の映画にお力になれるなんて光栄です。
(神崎)早速ですがヒロインの設定をウエディングプランナーにしようと考えています。
実際の仕事内容などを教えていただけたらと思います。
(店長)はい。
よろしくお願いします。
(店長)こちらはファーストレンタルです。
お客さまのサイズに合わせてお作りするドレスです。
トレーンが長いものを選ばれるお客さまが多いですね。
わ〜。
どうぞ。
はい。
(シャッター音)うちの連載の方は進んでるのか?その前に創嶺社の連載があるから。
映画のゴーサインが出たところだ。
遠野リサのマイナス要素を上の耳に入れたくない。
原稿1回落としたくらいで大騒ぎするようなこと?大丈夫なのか?ええ大丈夫よ。

(洗濯機のアラーム音)どうして最後の所で夏実に嘘をつかせたの?その場しのぎの嘘のように思わせておいて実はもっと大きな嘘を隠してたっていうことにしたかったからです。
どうして?2人が5年前に交わしたあの約束のエピソードにつなげたくて。
そうするなら嘘をつく理由をはっきり分からせて。
はい。
約束のエピソードを入れる位置はどうしてここ?それは…。
あっやっぱりもっと後ろに入れた方がいいです。
そうね。
書き直して。
はい。
今夜予定ある?えっ?食事に行きましょ。
歓迎会よ。
ビストロフリエ予約してください。
(美鈴)はい。
あっ…すっすいません。
何?あの私アシスタント続けられないんです。
どういうこと?実家に戻って結婚するんです。
結婚?はい。
そう。
分かったわ。
本当に申し訳ありません。
次のアシスタントが決まるまでしっかりやらせていただきます。
プロットすぐに書き直して。
えっ?あしたまでね。
あっはい。

(美鈴)こんなに早く辞めるだなんて迷惑な話ですけどかえってよかったと思います。
次はまともなアシスタントを探すよう小田君にも言っておきますから。
探さなくていいわ。
えっ?うん。
ごめん。
次のアシスタントが見つかるまでだから。
(尾崎)分かった。
あっそうだ。
来週末俺出張で東京行くから何かうまいもんでも食おうぜ。
あれ?もしもし?んっ?あっ何だっけ?聞いてんのかよ。
今原稿の書き直ししててさ。
えっ原稿?うん。
先生に言われて直してるんだけど全然うまくいかなくって。
で何だっけ?はい。
(丸山)ラミネンス・ドゥ・ガーデンの丸山です。
母がお世話になっております。
あのお母さまの行方が分からなくなっておりまして…。
どういうことですか?あっはい。
(丸山)丸山です。
お母さま見つかりました。
ありがとうございます。

(戸の開く音)・
(元子)放して!放して。
放してちょうだい。
(スタッフ)遠野さん!
(元子)うちに帰るって言ってるでしょ。
(スタッフ)今日はもう遅いですからあしたにしましょう。
(元子)あのね理紗は私がいないと何にもできないのよ。
ねえお願い。
だから帰して。
(スタッフ)お夕飯の支度にしますから。
ねっ?うちに帰らしてください。
お母さんあの家はもうないの。
えっ?家はなくなったから。
他人は黙ってて。
帰らせて。
ねえ。
嫌…放してちょうだいって。
(スタッフ)遠野さん。
遠野さん。
遠野さん。
(元子)もう嫌…放して。
嫌嫌!今母の所なんだけど具合が良くなくて。
はい分かりました。
先生は?3〜4日お母さまの看病で戻れそうにないわ。
これで創嶺社の締め切りは間に合わない。
次の駿峰社の原稿まで落とすことになったら…。
私に何かできること…。
あるわけないでしょ。

(岡野)あれ?もしかして俺も呼ばれてるの知らなかった?いえ知ってましたよ。
(一同)ナイスショット!
(村木)ハハハ。
『探偵御厨屋恭一郎』シリーズ口コミで広がって異例の60万部だって?
(岡野)ええ。
過去のシリーズも売れ始め累計350万部突破いたしました。
無名の作家の書き下ろしなんてまず売れない。
これだけの数字は異例中の異例だな。
(岡野)5年かかりました。
(村木)このままサポートしてやってくれよ。
鳥飼と神崎が遠野リサを育て上げたように。
(岡野)はい。
あ〜そういえば遠野先生今度は創嶺社の連載を落としたらしいですね。
そうなのか?締め切りはあしたかと。
それが創嶺社にはもう連絡入ったらしい。
てっきり神崎の耳には入ってると思ってたよ。
すぐ確認します。
ああ。
今日は鳥飼の独走だな。
(岡野)ええ。
(岡野)ファー!バーディー狙いにいったな。
ハハ…。
ちょっと力みましたかね。
(鳥飼)ゴルフも一緒で社内でも先頭で走ってるやつが転ぶのを今か今かとみんな待ち構えている。
いいか?最年少役員になるには絶対に転ぶわけにはいかない。
(神崎)はい。
お前にとって最大の武器は遠野リサだ。
その遠野リサが転べばお前も転ぶ。
彼女のことはお前の手の中に全て収めておけ。
申し訳ありませんでした。

(ドアの開く音)
(美鈴)おかえりなさい。
おかえりなさい。
ただいま。
お母さま大丈夫ですか?ええ。
創嶺社の吉野編集長が「お大事に」と。
そう。
あっ先生。
プロット書き直しました。
はい遠野です。
(原口)最近の大樹君のご家庭での様子ですが何か変わったことはありませんか?反抗的な態度は続いていますが特に変わったことは…。
何かご迷惑をお掛けするようなことがあったんでしょうか?
(原口)実はですね先日行われました実力テストなんですがうちのクラスで数学と英語のテストがみんな100点という異常な事態が起きたんです。
で調査をしましたところ誰かがパソコンから試験問題のデータを盗みだしクラスの生徒たちにメールで送っていたことが分かりました。
大樹がやったんですか?
(原口)いえ大樹君は否定しています。
先生は大樹だと…。
みんなが100点を取った中大樹君だけ0点でした。
(大樹)おっどうしたの?遠野リサ。
おかえり。
原口先生から電話があって学校に行ってきた。
あっそ。
「どうだ。
一番頭がいいのはこの俺だ」「すげえだろ」とでも言いたいわけ?何でみんな俺を犯人扱いするのかな?いったい何がしたいの?俺がやったって証拠は?はいなし。
分かってる。
私を困らせるためにやったんでしょ?証拠は?はいな〜し。
自分が何をしたか分かってるの?俺は何も悪くないよ。
遠野リサが育てた結果がこれだから。
待ちなさい。
大樹!
(元子)《理紗私はあなたを特別な人間に育ててきたつもりよ》《あんな男と結婚して養ってもらって何が幸せ?》
(元子)《あなたまだ21よ?》《結婚式の日にしか主役になれないような平凡な女にするために私はあんたを産んだんじゃない!》《お母さんが育てた結果がこの私よ!》《もう助手席はうんざり》
(元子)《助手席?》《ずっとそうだった》《私の人生なのに運転するのは全部お母さん》
(小田)遠野先生の原稿の様子どうですかね?あっ川原さんに聞くのもあれなんですけど。
あっ私は分からないです。
そうですよね。
あっ小田さん。
あの私次のアシスタントが見つかったら長野に帰ることになりましたから。
あっそうですか。
お疲れ。
(小田)あっ。
あっうちの塚田です。
あっ。
(小田)遠野先生のとこのアシスタントの川原さん。
ああ原稿持ち込みの。
小田からいい原稿だって聞いてます。
あっありがとうございます。
あっそうだ。
これから品川先生とご飯なんだけどよかったら一緒にどう?川原さんも。
あっ…。
結婚?はい。
あっそうなんですか。
小田が川原さんと本作りたがってたので川原さんもそうなのかなって思ってました。
まあ今でもそうしたいと思ってるんですけどね。
小説書くのやめるってことですか?はい。
本当は小説書くことなんてずっと忘れてましたし。
どういう意味ですか?結婚決まって部屋の整理してたらたまたま10年くらい前に書いた小説が出てきて。
読んだら結構面白くってああ私にも夢があったなあって。
ちょうど結婚したら人生決まっちゃうんだろうなって思ってたときだったしちゃんと納得したかったんだと思います。
納得?結婚した後自分には他の人生があるんじゃないかって思わないように。
そっか…。
納得できたんですか?はいもちろん。
1年間小説だけ書いて最後に遠野先生のアシスタントまでやらせてもらってやっぱりうん…小説家だけで食べていけるのって宝くじに当たるより難しいじゃないですか。
新人賞取ってもそれっきりの人多いって聞きますし。
あっ品川先生はもちろん違うと思いますけど。
(品川)あっ…いっ今はただ小説を書いていられればよくて…。
賞金500万円頂いて3年は何もしなくても生活できますし。
えっ会社は?辞めました。
マジか。
だっ…駄目ですか?駄目ですよ。
どうして相談してくれなかったんですか?えっ?
(真奈美のため息)
(神崎)悪いな遅くに。
私も話があったから。
すみません。
何?あの次のアシスタントのことなんですけど。
まだよ。
悪いわね。
あっいや今日彼が来るので状況説明できたらなと思っただけで。
・彼が来るの?ごめんなさいねせっかく2人でデートだったのに。
いえ。
こんなすてきなお店私たちじゃね。
(尾崎)うん。
あっ由樹がお世話になりまして。
ハハ。
こちらこそ。
恐れ入ります遠野先生。
本日のお飲み物…。
ごめんね断れなくて。
(ソムリエ)今日は白ワインですと…。
う〜んおいしい。
(尾崎)うん。
プロポーズの言葉って何だったの?
(尾崎)えっ…。
(尾崎)まあ…平凡だけど「楽しくてあったかい家庭をつくろう」って。
すてきね。
できそうでなかなかできないことよ。
残念ながら私にはできなかったけど。
先生は才能ある方ですから。
才能ねえ。
はい。
東京にはよく来るの?数カ月に一度仕事で。
結婚前に彼女が東京に来て心配じゃなかった?まあ1年だけですし。
もっと東京にいたくなるかもしれない。
(尾崎)それはないですよ。
どうして?由樹は東京で1人でやっていくようなタイプじゃないんで。
ふ〜ん…そうなんだ。
なあ?うん。
彼女もそう思ってると思う?あなたにプロポーズされたとき思ったかもしれないわ。
自分には他の人生があるんじゃないかって。
由樹は分かってますから自分には才能がないってこと。
才能ねえ。
才能があったら賞だって取ってるだろうし由樹だってそれを認めるのつらかったと思います。
つらかった?はい。
彼女のことよく分かってるのね。
私は彼女のことよく知らないけど分かってることが1つだけある。
彼女は今書くことが楽しくてしょうがないはずよ。
ごちそうさまでした。
(尾崎)ごちそうさまでした。
じゃあここで。
遠野先生。
勝手なことを言い申し訳ありませんが今日で由樹辞めさしていただけませんか?ちょっと。
いいわよ辞めても。
(尾崎)ありがとうございます。
あなたが求めてる女はあなたが運転する車の助手席ににこにこ座ってる女。
あなたが決めた行き先に黙ってどこへでも従うような。
由樹先生に最後のご挨拶だ。
先生短い間でしたがありがとうございました。
じゃあね。
行こ。
由樹!原稿今から送ります。
ホントですか?あっありがとうございます。
品川先生今回は残念ながら掲載には至りませんでした。
あっ僕は小説が書けさえすればそれで…。
ホントにそう思われてるんですか?あっ…はい。
バカなのか。
《彼女は今書くことが楽しくてしょうがないはずよ》・先生。
来ると思ってた。
連載読みました。
やっぱり先生はすごいなって思いました。
あのプロットがあんなふうに小説になるなんて感動しました。
あなたが書いたのよ。
先生のアドバイスまとめただけですから。
私は先生みたいなせりふ書けません。
何もないところから作ったのはあなた。
それがなければ私のせりふも生まれなかった。
目を閉じて。
想像してみて。
あなたはプロットだけじゃなくて小説まで書くの。
その小説…川原由樹の小説は読んだ人の心を動かすの。
誰だって自分が思い描いた夢をかなえたいと思う。
いくら才能があっても夢をかなえられない人がいる。
なぜだと思う?目の前のチャンスに気付かずに通り過ぎるからよ。
目を開けて。
どの道を進むか決めるのはあなた。
由樹。
やっぱり東京に残ることにした。
私小説書きたい。
ごめん約束守れなくて。
(尾崎)小説書きたければ書けばいい。
結婚したって書けるだろ?遠野先生のとこで書きたいから。
(尾崎)あの女に唆されたのか。
由樹変わったな。
ううん。
変わってないよ。
俺が知らなかっただけって言いたいのか?いいかげん目覚ませよ。
由樹が小説家なんかになれるわけないだろ?やっと決められたことだから。
小説家目指すって。
後悔はしない。

(神崎)《うちの連載本当に大丈夫なのか?》《本当は全然書けない》《穴をあけて申し訳ないけれど今の私じゃ絞りだそうとしても何も出てこない》《川原さんに書かせたプロットよ》《何で書かせた?》《見てみたかったのよ彼女がどれくらい書けるか》《でも今は彼女に打ちのめされてる》《私が言うことをどんどんスポンジのように吸収するの》《書き直してきたものは私の予想を超えてて伸び代がとてつもなく大きい》《だったらこのプロットを基にして小説を書けばいい》《バカなこと言わないで》《このプロットは2人で作ったも同然だろ?》《彼女はうまく育てればすぐにでも1人でやっていける子よ?》《新人で本出したってどうせ売れずにすぐ消えていく》《ゆっくり育ててやればいい》《自分のプロットが役に立てば彼女だって喜びを知れる》《いいじゃないか》《彼女が骨組みを書いてリサが肉付けし完成させる》《やるかやらないかハンドルを切るのは遠野リサだ》
(美鈴)先生慧陽出版の佐藤さんがおみえです。
(佐藤)『小説駿峰』の今月号いや〜いい意味で遠野先生らしくない展開で大変面白く拝読させていただきました。
うちの連載もよろしくお願いします。

そのときは気付いていなかった
ご安心ください。
遠野リサは持ち直しました。
もしかしたら新たな境地を開くかもしれません。

いつでも引き返せると思っていた
罪が大きくなる前に引き返すつもりだった
いつ戻れる?あしたの朝一番で戻ります。
じゃああした次の連載の打ち合わせをするから。
はい。
私は引き返せると思っていた
『ゴーストライター』を期間限定で無料配信
2015/01/20(火) 21:00〜21:54
関西テレビ1
ゴーストライター #02[字]

小説家への夢か、結婚か。天才作家に導かれ、人生の岐路にゆれる若き才能。彼女の決断の先に待つのは幸福か、それとも後悔か…。

詳細情報
出演者
遠野リサ(女流小説家): 中谷美紀 

川原由樹(リサのアシスタント): 水川あさみ 

小田颯人(文芸雑誌編集者): 三浦翔平 

塚田真奈美(文芸雑誌編集者): 菜々緒 

岡野慎也(単行本編集長): 羽場裕一 

坪田智行(文芸誌副編集長): 水橋研二 

尾崎浩康(由樹の婚約者): 小柳友 

遠野大樹(リサの息子): 高杉真宙
  ●  
田浦美鈴(リサの秘書): キムラ緑子
  ●
出演者2
遠野元子(リサの母親): 江波杏子 

鳥飼正義(常務取締役): 石橋凌 

神崎雄司(文芸雑誌編集長): 田中哲司
番組内容
 遠野リサ(中谷美紀)は、川原由樹(水川あさみ)を正式にアシスタントとして採用する。由樹は、婚約者の尾崎浩康(小柳友)にそれを報告し、すぐに辞めることを約束する。
 あくる日、リサは、やってきた由樹にいきなり連載中の小説のプロットを書くように言い渡す。有無を言わさぬリサの口調に、由樹は辞めることを切り出せないまま引き受ける。
 神崎雄司(田中哲司)は、プレゼンしていたリサの小説の映画化が決まり、
番組内容2
出世に手応えを感じる。そんな矢先、これまで一度も締切りを落としたことのないリサが、別会社の連載を落としたと報告が入った。
 映画化する新作の取材のためウエディングサロンへ向かったリサは、助手席に座る由樹に対し、提出したプロットのダメ出しをして書き直しを命じる。サロンで合流した神崎に、差し替え前の追悼文を書いた人だと由樹を紹介するリサ。さして気にした様子のない神崎は、リサに原稿を落とさないように
番組内容3
念を押した。
 由樹は、書き直したプロットをリサに渡し、アシスタントを続けられないことを告げる。リサは一瞬の沈黙の後了承するが、再びプロットの書き直しを命じ、代わりのアシスタントを探す手配をしようとする秘書の田浦美鈴(キムラ緑子)をなぜか制した。
 その夜、執筆中のリサのもとに、母親の元子(江波杏子)が入所している施設から元子がいなくなったと連絡が入り…。
スタッフ
【脚本】
橋部敦子
(『僕のいた時間』『フリーター、家を買う。』『僕の生きる道』シリーズ他) 

【編成企画】
増本淳
(『リッチマン、プアウーマン』『コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐』『大切なことはすべて君が教えてくれた』他) 

【プロデュース】
小林宙
(『あすなろ三三七拍子』『遅咲きのヒマワリ』他)
スタッフ2
【演出】
土方政人
(『あすなろ三三七拍子』『謎解きはディナーのあとで』『ジョーカー 許されざる捜査官』他) 

【主題歌】
androp「Ghost」 

【オープニングテーマ】
三浦大知「Unlock」 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
共同テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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