マジンボーン 第42話「静かなる激情」 2015.01.20


(ルーク)長官。
(イアン)みんな無事でなによりだった。
(ルーク)ですがメルボルン研究所の損失は大きいですね。
ああまあな。
様子は?
(レナード)シャークはディセントによる石化ですから回復は時間が解決してくれるでしょう。
ですがライノーはケルベロスの攻撃でかなりのダメージを受けてますからまだまだかかりそうですね…。
(レナード)加えてボーンの設備が整っていないので少々苦労してますけどまあなんとかやってみます。
うむよろしく頼む。
(翔悟)ねぇ設備が整ってないってどういうこと?
(ギルバート)前にも言ったでしょう?ロスの研究所は主に魔神とコクーンの研究をするセクションだって。
ボーン研究がメインのメルボルンに比べると設備が十分とは言えないんだ。
あぁ…そうでしたっけ。
(アントニオ)あれ?そういや東尾所長は?ああまだメルボルンに残っているよ。
機器や資料を回収するために数人のスタッフとともにな。
使えるデータが残っているかもしれないのでね。
そうですか…。
(ペルブランド)今日お集まりいただいたのは先にお話ししたとおりレボルトがグリフォンボーンをひそかに持ち続けている件。
そして身にまとうという暴挙まで行っている件について問うためでです。
(ラケルト)グリフォンボーンをまとうだと?方法は定かではありませんがボーンの意志を奪い服従させたよう。
まさかそんなことが…。
(バーリッシュ)レボルトお前はシュトルツ様がご不在のためグリフォンボーンを始まりの魔神におさめられないと言っていたな?
(バーリッシュ)まあ百歩譲ってそれを認めたとしよう。
だがレボルトにグリフォンボーンを使う権限はない。
(レボルト)またその話を繰り返す気ですか?レボルトの評議会議長の職をただちに解くべきです。
(ラケルト)どうかな?えっ?伺いたいものだ始まりの魔神のご意志を。
ラケルト?ボーンを2体まとうとは前代未聞。
それも星の核であるグリフォンボーンを。
それが許されるのも始まりの魔神のご意志。
ご加護がレボルトにあるからでは?
(バーリッシュ)始まりの魔神がヤツをお認めだというのか?さあな。
バーリッシュあなたが言うとおり魔神のご意志を伺えぬので不確かではあるが。
とにかく私はレボルトが議長であることを支持する。
他に支持するものは?
(バーリッシュ)カーバリオまで!?支持者多数で決まりだな。
ラケルト様支持をいただき感謝いたします。
その気持を示してもらおうではないか。
私の願いを聞いてもらいたいな。
願い?私も仲間に加えさせてほしい。
ソキウスと何かたくらんでいるのだろう?まあ簡単に信じられぬのも無理はない。
証明してみせねばな。
ドラゴンボーンの回収をし差し出すというのはどうかな?自らが地球に出向くほどドラゴンボーンが欲しいのだろう?それは始まりの魔神のため。
よく言う。
己の野望のためであろう?グリフォンの件でそれは明白。
なぜ私につこうとなさるのです?グリフォンボーンをまとえるほどの男…のらない手はなかろう。
(レナード)これでも反応なしか。
また違うパターンを…。
あなたも少し休んだらどうです?そこにいてもボーンが回復するわけではないですし。
(タイロン)ですね。
でもいたいんです。
どう?って翔悟君まで?まったく…。
なんだか申し訳なくて…。
えっ?僕の力不足でライノーボーンは…。
力不足って…俺タイロンのおかげで俺は助かったんだ。
タイロンがいなければ今頃…。
僕はただこれ以上人やボーンが傷つくのを見たくなかっただけです。
なのに…。
僕はライノーボーンの声を聞いたことがありません。
こんな僕をどう思っているのか…。
そう気にすることありませんよ。
ボーンが動くためには適合者が必要。
適合者がいなければボーンは無力に等しいわけですから。
つまりライノーボーン自身が活動するために僕を守ったと?ええ共存関係ってやつです。
ただあなたを心配して守ったという単純な理由ではありません。
それちょっと違う気がする。
はい?あのときワイバーンはクルードのおっさんを守って力尽きたんだ。
消えたんだ…。
ライノーボーンもタイロンのことを想って…。
えっ何!?ネポス?
(警報音)ここにドラゴンボーンが。
私1人でいいものを。
(コルウス)レボルト様のご命令でござる。
監視役というわけか。
心外でござりましょうが。
まぁよい。
ん?リーベルト嬢ちゃんか。
元気そうで何より。
(リーベルト)ラケルト様。
雰囲気からしてタダ者じゃなさそうね。
評議会のエクェスってとこですか。
(リーベルト)ああバジリスクボーンの適合者ラケルト様だ。
バジリスクボーン…。
ルークタイロンやっぱ研究所にいたほうがよかね。
やばそうだぜ。
(ラケルト)それはキミたちしだいだよ。
私はムダなことが嫌いでね。
評議会の私にキミたちでは勝ち目はないよ。
私の勝利は必然。
どうあがいてもドラゴンボーンは回収される定め。
なに?ならば戦うなんて時間のムダだろ。
リーベルトお前からも言ってくれないか。
ドラゴンボーンを渡すように。
はいそうですかって渡すわけねえじゃんか!いやだね物わかりが悪いのは。
愚か者が!ルークさんコクーンを。
ああ頼んだぞ。
(3人)着装!
(ダーククロウ)ネポスアンゲリス闇の忍者クロウ参上。
(ダークバジリスク)ネポス評議会バジリスク!
(ドラゴンボーン)いくぞネポス!評議会が相手とは。
大丈夫でしょうか。
その力はいやというほど味わってきた。
(ルーク)クソッただ待つしかないとは。
(ダークパンサー)お待ちくださいバジリスク様。
なんだパンサー。
邪魔をすればシュトルツ様のご息女といえども容赦はせんぞ!すべてはレボルトが仕組んだことなのです。
ほう。
レボルトめはソキウスとともに父からフェニックスボーンを奪いクルード様に父上を連れ去ったという罪を着せたのです。
バッハッハッハッハ!このバジリスクの選択は正しかった。
バジリスク様!?フェニックスボーンを手にしてもレボルトは無事でいるのだぞ?始まりの魔神がその行いをお許しでいるのか。
あるいはレボルトに魔神すら出し抜く器があるのか。
いずれにせよシュトルツ殿にはもう力はない。
歴史とは古来より強い者勝者が作るもの。
風向きはレボルトにある。
弱者よ消えて失せろ!ああ!うっ!パンサー!うわぁ!
(レオボーン)うわっ!う…。
気をつけろ。
バジリスク様のもう一つの能力は…。
リーベルトさん!しっかり!大丈夫か?ドラゴンが危ない…。
リーベルトさん!炎龍拳!バッハッハッハ!遊んでいるのか?ならばこっちからいくぞ。
でやぁ〜!あっ!ああ!ドラゴンは苦戦してますね。
(ジャガーボーン)ハッ!そう都合よくレアメタルにはなれない…。
危ない!うおっ!?よそ見をしている暇はないぞ!レアメタルだと?ドラゴンボーンが変化するというのか。
まさかなありえん。
我が心すでに空間属性なり。
ぜあ〜!どりゃあ!あまりにも弱い弱すぎる。
見よキサマたちの相手はコイツらで十分だ。
アイツらは!ダークマンティスダークスコーピオンダークビーダークスパイダーダークビートル!オウルホークソードフィッシュ!アリゲーターにイーグルまで。
どうなっているんだ?みんなこれまでにクラッシュしてきた連中だぜ。
ありえません。
バッハッハッハッ驚いたか?地球のボーンファイターども。
さあ復活ボーンファイター軍団よかかれ!このままでは…。
消耗する一方だ。
あ〜!バッハッハッハッバッハッハッハッ!心配するのはわかるがすぐに医療班が来る安心しろ。
なぜ戦わなくてはいけないんです?ネポスも地球人も変わらないのになぜ戦っているんです?ネポスと地球人どころかネポスの人間同士でも争うなんて。
こんなこと本当に望んでいるんですか?この宇宙を僕らを創造したという始まりの魔神はこんな争いを本当に望んでいるんですか?何?ちょっと!えっ!?ライノーボーン?僕のせいで…。
いらぬ。
え?我らに言葉はいらぬ。
ライノーボーンの声が…。
言葉はなくともお前の想い意志は伝わっている。
ずっとな。
ずっと…。
お前の優しさに共鳴したのだ。
すべてに悔いはない。
ライノーボーン…。
さぁ行こう仲間のもとへ。
行くってでも…。
あぁこの傷では私も動くことはままならない。
だがあのお方が一緒ならば立つことができる。
(タイロン)あのお方って…。
お呼びだ適合者よ。
(ダークバジリスク)バハハハッ!諦めろドラゴン!ん?お〜っ!
(ダーククロウ)ななんと!?土の魔神!しかしなぜ…。
あれは実体か?そのようで。
ライノ−!僕を呼んだのは土の魔神?あぁ。
お前の意志想いを感じお前を選んだ。
土の魔神が?いくぞ適合者よ。
はい!ハァーッ!マジンボーン!〜
(ライノーボーン)レアメタルライノー!魔神が地球のボーンに力を貸したのか。
復活軍団よかかれ!
(ジャガーボーン)ライノー気をつけろ!ご心配なく。
これはまやかしです。
せいっ!おのれ!この私の幻妖術を破るとは!団体さんは幻だったのか。
僕は戦いたくない。
誰も傷つけたくないんです!バニシングディメンション!おのれ!飛倒三段蹴り!僕への攻撃はすべてあなたに跳ね返る!もう止めましょう。
笑止!我は忍ぞ!火遁!ムダです。
無念…。
クロウ…忍の散り際しかと見届けた!覚えていろレアメタル!うぅ…。
タイロン!
(レボルト)土の魔神までもが力を貸すなどと…。
土の魔神までもとは…。
ヤツらの話は本当だったか…。
火の魔神も地球に力を。
あのときとは話が違う。
火の魔神はクルードとワイバーンの願いによって現れた。
だが今回は完全なる土の魔神の意志。
自らの意志で現れ力を貸した。
魔神たちが地球に味方を始めたということか。
そう考えたくはないものだが…。
どうする?あなたは知りすぎた。
俺とともに行くか。
ここで命尽きるか。
聞けばフェニックスボーンをも手中におさめたとか。
本当か?ええ。
おおっ!まだ力を完全にものにはしておらぬがもう少しだ。
見てみたくなったレボルトお前の野望を。
新たに創る歴史を。
評議会は完全にレボルトが掌握しちまった。
万事休すか。
クルード様とシュトルツ様を探すのだ。
あのお二人の口から真実をネポスの皆に知らせねば。
ボーンも完全に元に戻っている。
それもレアメタルの力?おそらく。
仕組みを解明せねば。
たぶん土の魔神がタイロンの想いに応えたんじゃないかな。
想い?うん戦う相手。
相手のボーンも傷つけたくないってタイロンの優しい想いに応えたっていうかそんな気がする。
(タイロン)よかった…。
リ−ベルトさんご無事で。
無事って…。
その状態のあなたが言いますか?まっタイロンらしいっていうか。
翔悟君聞こえましたよ。
えっ?僕にも声がライノーボーンの声が。
うん。
(ルーク)火の魔神と土の魔神は我々についてくれたということでしょうか?
(イアン)まだ断言はできない。
一時の感情で助けてくれたのかもしれない。
まあ魔神に感情があるかも定かではないがね。
何にせよ地球の適合者が魔神を動かしたのは事実だ。
ともすれば他の魔神たちも…。
2015/01/20(火) 18:30〜18:57
テレビ大阪1
マジンボーン 第42話「静かなる激情」[字]

どこにでもいる普通の高校生・竜神翔悟は、謎の敵「ダークボーン」に襲われる。翔悟は地球の運命をかけ、「ボーンカード」を手に「ボーンファイター」として戦う。

詳細情報
番組内容
#42『静かなる激情』
翔悟たちはロサンゼルスの研究所に移動し、石化したライノーボーンの修復を見守っていた。ライノーボーンの損傷は激しく、完全に回復するか不明。一方、ネポス・アンゲリスではペルブランドとバーリッシュが、怪しい行動をとるレボルトについて、議会で評議会議長の解任を訴える。だが、評議会の一人ラケルトは、レボルトを支持し、ドラゴンボーンの回収に向かう。
出演者
【[声]】
 竜神翔悟:KENN
 ルーク:立花慎之介
 アントニオ:吉野裕行
 タイロン:安元洋貴
 ギルバート:三瓶由布子
監督・演出
【シリーズディレクター】宇田鋼之介
【キャラクター原案】村田雄介
【CGキャラクター原案】石川ヒデキ
【アニメーション制作】東映アニメーション【シリーズ構成】村山功
【脚本】村山功
音楽
【OP】「センセーション・シグナル」
 歌:ぐるたみん 作詞:ぐるたみん/ゆうゆ
 作・編曲:ゆうゆ
(EXIT TUNES)

【ED】「リプミー」
 歌:LUI FRONTiC 赤羽 JAPAN
 作詞:プールイ 作曲:竹内亮太郎
 編曲:竹内亮太郎、楠野功太郎
(UNIVERSAL J)
ホームページ

http://www.ani.tv/majinbone/

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

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