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 日本フードサービス協会が発表した2014年の外食売上高(全店ベース)は、前年に比べて0・2%減った。減少は3年ぶり。若者のアルコール離れに悩む居酒屋が6年連続で減ったうえ、日本マクドナルドの低迷でファストフードが落ち込んだことが響いた。

 マクドナルドでは、仕入れ先だった中国の食品工場で使用期限の切れた鶏肉を使っていた問題が7月に発覚。同業者も含め客足が落ち、ファストフードは2・1%減った。パブを含む居酒屋は5・0%減。12月は衆院選があって地方を中心に忘年会が自粛されたといい、7・0%減と不振が目立った。

 好調だったのは、客単価が2千円に満たないファミリーレストラン(3・2%増)と、同2千円以上のディナーレストラン(4・0%増)。ともに3年連続で伸びていた。

 全体を月ごとにみると、消費税率が8%になった直後の4、5月は前年を上回った一方で、夏以降に苦戦した。協会は、台風など天候不順で客足が遠のいたことに加え、「増税をきっかけとした消費の冷え込みが、下期にじわじわと効いてきたようだ」という。