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ビル・ゲイツ氏「途上国の貧困 15年で改善」
1月22日 20時50分

ビル・ゲイツ氏「途上国の貧困 15年で改善」
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アメリカのIT企業マイクロソフトの創業者で、世界最大規模の民間の慈善団体を率いるビル・ゲイツ氏は、NHKとのインタビューに応じ途上国の貧困の問題は今後15年で大きく改善されるという見通しを示しました。

マイクロソフトの創業者で経営の一線から退いているビル・ゲイツ氏は、日本円でおよそ5兆円の基金を持つ世界最大規模の民間の慈善団体を率いて貧困対策や難病の撲滅などの活動に力を入れています。
ゲイツ氏は21日、ニューヨークでNHKとのインタビューに応じ「課題は山積みだが途上国で子どもの生存率や栄養状態などは大きく改善している」と述べ、国連がことし、2015年を目標に掲げてきた貧困の撲滅に向けた取り組みには一定の成果があったと指摘しました。
そのうえで、「世界は豊かになり富の一部は不公平の解消に役立てられているので、次の15年間はこれまで以上に前進がみられるだろう」と述べました。
ゲイツ氏は銀行がない途上国でも安いスマートフォンが普及すれば家族への仕送りが出来るようになるとして、IT製品の普及が人々の暮らしをよくすると指摘しています。
これについてゲイツ氏は「日本企業は半導体や家電などで革新的な商品を生み出してきた。
最近は韓国や台湾のメーカーに押されているがすばらしい技術力があり世界に力強い貢献ができる」と述べ、日本企業の貢献に期待を寄せました。

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