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米代表 TPP交渉へ法案成立を
1月22日 6時45分

米代表 TPP交渉へ法案成立を
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TPP=環太平洋パートナーシップ協定のアメリカの責任者、フロマン通商代表は講演で、TPP交渉の加速にはオバマ政権と議会が必要な法案を成立させ結束していることを日本などの参加国に示すことが欠かせないとして、議会に速やかな対応を求めました。

TPPについて、オバマ大統領は、20日の一般教書演説で交渉妥結に改めて強い意欲を示し、政府に強力な交渉権限を与える法案の成立に向けて与野党に協力を求めました。
これを踏まえ、21日ワシントンで講演したフロマン通商代表は、オバマ大統領が議会に要請した法案が成立すれば、「政府・議会が一体となって交渉に当たっていることを交渉参加国に明確に示すことになる」と述べました。
そのうえで、フロマン代表は、TPPの交渉は妥結が視野に入りつつあるという認識を示し、「各国から譲歩を引き出すにはアメリカに対する信頼が欠かせない」と述べ、オバマ政権と議会の結束を呼びかけました。
TPPの交渉では、アメリカ政府が強力な交渉権限を持たないままでは日本など参加国が妥結に踏み切ろうとしないと以前から指摘されており、フロマン代表は講演で改めて議会に速やかな対応を求めました。

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