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従軍慰安婦の記事巡り朝日新聞を提訴1月26日 18時43分
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朝日新聞が、いわゆる従軍慰安婦の問題で取り消すなどした一連の記事を巡り、大学教授など8700人余りが、「誤った認識が国際社会に広がり、日本国民の名誉が傷つけられた」などと主張して、朝日新聞に損害賠償などを求める訴えを起こしました。
朝日新聞は去年、いわゆる従軍慰安婦の問題で「『慰安婦を強制連行した』とする男性の証言は虚偽だと判断した」としてこの証言に基づく記事を取り消すなどしました。
これについて上智大学の渡部昇一名誉教授など8700人余りが26日、「一連の記事で『慰安婦は日本軍に強制連行された』という誤った認識が国際社会に広がり、日本国民の名誉などが傷つけられた」と主張して、原告1人当たり1万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を朝日新聞に求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。
訴えについて朝日新聞社広報部は「訴状をよく読んで対応を検討します」とするコメントを出しました。