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国会前で集団的自衛権に反対の集会1月26日 22時23分
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通常国会が召集され、国会前では26日夜、集団的自衛権の行使容認に反対する人たちが集会を開きました。
国会前には、ルポライターの鎌田慧さんや、日弁連=日本弁護士連合会の憲法問題対策本部の弁護士など、主催者の発表でおよそ2500人が集まりました。
今国会では、新年度・平成27年度予算案や、安全保障法制の整備などが焦点となるとみられます。
集会では、政府が去年7月に閣議決定した集団的自衛権の行使容認について、鎌田さんが「大勢の犠牲者を出した戦時下の反省をどぶに捨てようとしている」などと訴えました。
集まった人たちは、国会に向け、「憲法9条を壊すな」とか、「戦争する国づくりは絶対に反対」などと声を上げていました。
参加した20代の女性は「集団的自衛権の行使容認についてもう一度、真剣に考えたいと思い足を運びました。国会でしっかり議論してほしい」と話していました。