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教職員に「君が代」の起立斉唱を義務付ける条例をめぐり、大阪府労働委員会は大阪市に対し、労働組合との団体交渉に応じるよう２度目の救済命令を出しました。

大阪市では、市立学校の教職員に「君が代」の起立斉唱を義務付ける条例が２０１２年に成立しています。おととし、府の労働委員会は、起立斉唱を強制しないことを求めた大阪教育合同組合との団体交渉に応じるよう市に命令しました。しかし、市はその後も団交を拒否したため、府労委はあらためて不当労働行為を認定し、市に対し団交に応じるとともに再発防止を約束するよう命じました。橋下市長就任後、大阪市が府労委から不当労働行為を認定されたのは、これが９件目です。組合側は、「橋下市長が行ってきた組合弾圧の結果が連続して問われている」と話しています。