大阪の教職員組合が国旗国歌条例に関する団体交渉に応じるよう大阪市に求めていた問題で、大阪府労働委員会は「不当労働行為だ」として、市に交渉に応じるよう2度目の命令を出しました。 大阪市は2012年、行事などで教職員に君が代の起立斉唱を義務付ける国旗国歌条例を制定しました。 これに対し、教職員らでつくる労働組合が起立斉唱を強制しないよう団体交渉を求めましたが、市は拒否。 大阪府労働委員会が不当労働行為として交渉に応じるよう命じていました。 しかしその後も対応は変わらず、組合側は改めて府労委に申し立てを行い、26日再度、不当労働行為が認定されました。 この問題では中央労働委員会も不当労働行為と認定、市側が不服として裁判を起こしています。 (01/26 12:01)