東京都立葛西臨海水族園(江戸川区)で相次ぐクロマグロなどの連続死について1月26日、最後に残っていたハガツオが死んだことでクロマグロ3匹だけになったと報告した。
「大洋の航海者:マグロ」水槽には昨年11月1日にクロマグロ69匹、スマ52匹、ハガツオ38匹の計159匹が周遊していたが、12月上旬から個体数が減少。今年1月19日にはスマが全滅し、水槽にはクロマグロとハガツオだけになっていた。
同園は1月20日、病理検査を依頼していた研究機関からウイルスの検出があったと報告している。提出した3検体(クロマグロ:2検体、スマ:1検体)すべてからウイルスが検出されており、ほかの研究機関の検査結果を踏まえ、ウイルスの特定とともに死亡原因を検証するとしている。
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