2015.1.26 19:00

パチンコ台取引詐欺容疑で韓国籍の元社長逮捕 総額約15億円被害か

 パチンコ台を仕入れると偽り、取引先から約6000万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は26日、詐欺の疑いで、東京都台東区の中古遊技機販売「オムコ」(破産)の元社長で、韓国籍の孫陽成容疑者(59)=同区入谷=ら男3人を逮捕した。

 捜査2課は、孫容疑者らが4社と総額約126億円に上る架空の取引をし、約15億円をだまし取って、債務超過に陥っていたオムコの運転資金などに充てたとみて調べている。

 逮捕容疑は昨年2月、パチンコ店から台の注文があったと装い、千代田区の同業会社に、仕入れ代金を払えば売買の利益を得られると偽って、現金をだまし取った疑い。同課によると、3人とも「だましてはいない」と否認している。(共同)