【今回のまとめ】
1.ECBのQEのウラで、あたらしいバブルが動き始めた
2.大赤字を出しているボックスが、華麗なデビューを飾った
3.UberやAirB&BのIPOの道がひらけた
4.拓銀、山一が倒産した90年代後半と現在のマクロ経済は酷似
5.次の注目案件はカルト的人気のシェイク・シャックだ
6.ドットコム・バブル当時と同じ投資戦略が勝利の道
欧州中央銀行の量的緩和政策発表のウラで、
新しいバブルが蠢動(しゅんどう)
先週のマーケットで最も注目を集めたイベントは欧州中央銀行による量的緩和政策の発表でした。市場関係者が予想した通り、ことし3月から2016年9月まで、毎月600億ユーロの債券を買い入れることが決まりました。
この発表に隠れて余り注目されなかったのですが、先週、もうひとつ重要な出来事がありました。それは大赤字を出しているクラウド(=つまりインターネットを通じた)サービスの会社、ボックス(ティッカーシンボル:BOX)が、新規株式公開(IPO)で、市場関係者の期待を上回るデビューを飾ったことです。
ボックスとは?
ボックスはクラウド・ストレージをソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)として提供している会社です。
皆さんは仕事でワードファイルやパワーポイントをメールに添付し、社内や社外の取引先などに送付した経験があると思います。
それらのドキュメントに後で変更が生じると、誰が最新のコピーを持っているか、ごちゃごちゃになってわからなくなってしまうことがあります。
いまそれらのドキュメントをクラウドに保管し、誰とそれをシェアするかを詳細に決めてアクセスを許可すれば、関係者全員が最新のコピーを共有できるわけです。
このように文書やその他の会社のデータの保管(ストレージ)と、社内外のコラボレーションは、切っても切り離せません。
ボックスは「上手くコラボレーションするためには、まずドキュメントなどのデータを一か所で保管しなければいけない」という発想からサービスを構築した企業なのです。
なぜボックスのIPOにウォール街が大騒ぎしているか?
さて、ボックスのIPOは調達金額で言えば1.75億ドルと、たいした大きさではありませんでした。でもこのIPOがウォール街関係者に注目された理由は、ボックスが大赤字だからです。
2014年10月末で締めた9か月に、ボックスは1.54億ドル売り上げました。これは前年同期比+80%なので、この会社がものすごく成長していることに間違いありません。
しかし同期間、同社は1.22億ドルの赤字を出しているのです。営業・マーケティング費用だけで同期間に1.52億ドル使っています。言い換えれば、売上高とそれを獲得するためについやした営業・マーケティング費用が、ほぼ一致しているのです。
さらにその上に同社は4,840万ドルの研究開発費を使いました。言い換えれば、同社をめぐるソロバンは、圧倒的な「持ち出し」になってしまっているのです。
ポイントは、同社株のIPOに群がった投資家たちは(それでも全然オッケーだよ)と大赤字を気にせず、同社株を買い上がった点にあります。実際、初値設定11から13ドルを上回る14ドルで値決めされた後、上場初日のボックス株は+66%で取引を終えています。
いよいよ巨大ディールが来る?
大赤字でもぜんぜんオッケーということであれば、次に控えている大型案件が、いよいよ動き出せることを意味します。
それらの大型案件とはUber(ウーバー)、AirB&B(エアー・ビー・アンド・ビー)、スナップチャットなどです。
つまり利益が出ていようが、出ていまいが、そんなことに頓着せず、次々にIPOしていった、1990年代後半のドットコム・バブルのような局面が、いまアメリカの株式市場に訪れようとしているのです。
バブル再来には理由がある
これを読んで顔をしかめている読者の方々も多いと思います。しかしバブルが再来しているのには、ちゃんとした理由があります。いや、もっと踏み込んで言えば、現在の状況と当時の状況とは酷似しているとすら言えます。
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