波戸健一
2015年1月26日14時44分
大相撲初場所で５場所連続３３度目の優勝を遂げた横綱白鵬（２９）が２６日、東京都墨田区の宮城野部屋で記者会見した。前夜はモンゴルから来日した親類や後援者らと祝杯をあげ、予定より約１時間遅れて会見場に登場。歴代最多を更新した優勝を振り返り、「この大きな結果を全勝でできるとは考えていなかった。かっこいいね」と赤ら顔で喜びを語った。
１３日目の稀勢の里戦で早々と優勝を決め、大鵬と並んでいた優勝回数を更新。千秋楽まで土付かずを守り切り、１０場所ぶり１１度目となる全勝で、偉業に自ら花を添えた。
中日を過ぎてから本来のリズムで相撲を取れるようになったという。一方、「（優勝を決めた稀勢の里戦は）なぜ、取り直しだったのか。ビデオを見直しても最初の一番で勝っていた。もっと緊張感を持ってやってほしい」と語る場面もあった。
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