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首相「写真の信ぴょう性高い」救出に全力
1月25日 10時45分

首相「写真の信ぴょう性高い」救出に全力
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安倍総理大臣は、NHKの「日曜討論」で、インターネット上に投稿された、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された湯川遥菜氏が殺害されたとみられる写真について、信ぴょう性が高いという認識を示したうえで、同様に拘束されている後藤健二氏の早期解放に全力を尽くす考えを示しました。

この中で、安倍総理大臣は、イスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された湯川遥菜氏が殺害されたとみられる写真を持った後藤健二氏の画像がインターネット上に投稿されたことについて、「まさに痛恨の極みだ。残念ながら、今の時点で、画像の分析をしているが、信ぴょう性は高いと言わざるをえない」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は、「ご家族のご心痛、察するに余りあり、ことばもない。このようなテロ行為は言語道断で許すことのできない暴挙であり、強い憤りを覚える。強く断固として非難し、後藤健二さんに危害を加えないよう、直ちに解放するように求めたい」と述べました。
そして、安倍総理大臣は、後藤氏の安否について、「現在進行中の出来事で、つまびらかな事は言えないが、われわれはさまざまな情報に接しているところであり、後藤さんの救出・解放に関係各国としっかりと連携を取りながら全力を尽くしたい」と述べました。
また、安倍総理大臣は、投稿された画像に、ヨルダンで拘束されている「イスラム国」の関係者とみられる人物が釈放されれば、引き換えに後藤氏が解放されるという音声が付いていたことについて、「今、事態が動いている状況なので答えは控えたい。われわれは、人命第一の観点から、ヨルダンとも緊密に協議・連携しながら対応に当たっていきたい」と述べ、ヨルダンなど関係国と緊密に連携し、後藤氏の早期解放に全力を尽くす考えを示しました。

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