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【戦後70年談話】安倍首相、「侵略」「反省」の表現を改める考え

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ABE SINZO
Japanese Prime Mininster Sinzo Abe answers questions during a press conference at his official residence in Tokyo, 12 September 2007. Shinzo Abe resigned after voters deserted his scandal-plagued government and an emboldened opposition refused to back his ambitious reform agenda. AFP PHOTO/Toru YAMANAKA (Photo credit should read TORU YAMANAKA/AFP/Getty Images) | TORU YAMANAKA via Getty Images

「侵略」「反省」の表現再検討 首相、戦後70年談話で

安倍晋三首相は25日のNHK討論番組で、戦後70年の今年出す「安倍談話」について、「今まで重ねてきた文言を使うかどうかではなく、安倍政権としてこの70年をどう考えているかという観点から出したい」と述べた。戦後50年の村山談話と60年の小泉談話がともに使った「植民地支配と侵略」や「痛切な反省」、「心からのお詫(わ)び」などの「キーワード」をそのまま継承することに否定的な考えを示したものだ。

首相は番組で、過去の談話を「全体として受け継ぐ」との従来の説明を繰り返し、「先の大戦に対する痛切な反省と同時に、戦後70年、自由と民主主義を守り、人権を尊重し、法を尊ぶ国をつくってきた」と強調した。新談話では「日本は世界にどのような貢献をしていくのか、どのような世界をつくっていくのかという、未来に対する意思をしっかりと書き込んでいきたい」と述べた。

そのうえで「今までのスタイルを下敷きとして書くことになれば、『使った言葉を使わなかった』『新しい言葉が入った』というこまごました議論になっていく。そうならないように新たに出したい」とも主張。キーワードを新談話でも同じように使うかについての問いには、「そういうことではございません」と明言した。

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(朝日新聞社提供) 

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