毎年奇抜なユニフォームデザインで知られる奈良クラブが、今年もインパクト抜群のユニフォームを発表しました。


[奈良クラブ公式]2015シーズン新ユニフォーム発表!【鹿角唐草(しかつのからくさ)】 
http://naraclub.jp/archives/38230
【2015奈良クラブユニフォームについて】

『鹿角唐草(しかつのからくさ)』

2015 奈良クラブのユニホームは「鹿角唐草」
奈良を象徴するものたち・・・鹿から角を、正倉院宝物から色彩イメージと唐草文様を用いた「鹿角唐草(しかつのからくさ)」。2015 年 JFL デビューをする新生“奈良クラブ”のユニフォームです。古来より奈良の鹿は神の使いとされ、その角は勝利、力、成長の象徴としてされてきました。また、唐草は生命力が強く途切れることなく蔓をのばしていくことから「繁栄・長寿」の意味があります。勝利と繁栄のユニフォームで JFL に新しい風を吹き荒らします。

ー戦国武将も使っていた勇壮な鹿角ー

奈良の春日神社の神様はその昔白い鹿に乗ってやってきたというお話はご存知でしょうか。古来より鹿は神の使いとされてきたそうです。
その角は一年毎に生え変わることから、成長や再生、生命力、力を意味する縁起のよい物とされています。その縁起もあり勝利、力、成長の象徴とされ、真田幸村、山中鹿之助、本多忠勝など戦国武将の兜にも、勇壮な鹿角のモチーフが用いられました。
「抱き角」「抱き角に日」「違い角」「抱き割角」「抱き割角に蔦」など武家の家紋にも用いられています。

ー唐草文様は奈良時代ー
唐草文様は蔓草の茎や葉が絡み合って曲線を描く様子を描いた文様です。奈良時代に渡来した様式から、次第に和様式となり、有職文様に用いられるようになりました。
植物の生命力が強く途切れることなく蔓をのばしていくことから「繁栄・長寿」の意味があり、縁起のいい文様とされました。
蔓(つる)が帯のようにつらなっていることから、蔓帯(まんたい)と現され、響きから「万代」を連想し、一族の万代の繁栄、長寿の意味を持つとされ、唐草文様は人々に好まれました。唐草文様の風呂敷が各家にあったのはその意味のおかげではないでしょうか。
※有職文様(ゆうそくもんよう)…平安時代以降公家階級で装束や調度に用いられた文様


【2015シーズンFPホームユニフォーム】

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【2015シーズンFPアウェイユニフォーム】

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【2015シーズンGKホームユニフォーム】

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【2015シーズンGKアウェイユニフォーム】

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過去のユニフォームはこちら。

2011年「蔦蔓文様」

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2012年「霰小紋」

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2013年「大和蹴球吉祥文」

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2014年「立涌×鹿の子」

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