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病院でインフル集団感染1人死亡 広島
1月24日 20時55分

病院でインフル集団感染1人死亡 広島
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広島県安芸高田市の病院で、今月20日から24日までに入院患者と職員の合わせて25人がインフルエンザに集団感染し、このうち入院患者の80代の女性が死亡しました。

インフルエンザの集団感染が起きたのは、安芸高田市八千代町にある八千代病院です。広島県によりますと、今月20日に、病院の職員1人がインフルエンザに感染し、その後、入院患者や職員が相次いで高熱などの症状を訴えていたということで、24日までに入院患者16人と職員9人の合わせて25人がインフルエンザと診断されました。このうち入院患者の80代の女性が23日に死亡したということです。
病院では22日から病棟での面会を制限しているほか、薬の予防投与を行っていて、これ以上の感染拡大の可能性は低いとしています。一方、保健所では病院で現地調査を行い、十分な対策が取られているか確認するとともに、終息が確認されるまで指導することにしています。
病院では「亡くなった方については十分、手が尽くせなかったことは申し訳なく思っております。保健所への報告を密にし、感染の予防と拡大防止に努めていきたい」とコメントしています。
広島県内では、竹原市の病院で起きたインフルエンザの集団感染で今月9日にも入院患者の80代の女性が死亡しています。

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