観光雑誌やキー局などで金沢あるいは石川が取り上げられることが多くなりましたが、定番以外の、少しはずれた観光コースを何回かに分けていくつかご紹介しようと思います。
「町家・古民家で金沢お泊り」
一度金沢に来た人には、二度目はぜひこのような町家宿泊をおすすめします。
・『菊乃や』 金沢市主計町にある旅館。町家と和風旅館の中間的存在というのもいいです。
・『東三』 金沢市東山三丁目にあるところから命名。一棟貸しです。
・『あかつき屋』 金沢市暁町にある町家ゲストハウス。
・『ポンギー』 金沢市六枚町にありますが、主として外国人向け町家ゲストハウスです。
「心しずまる癒しの金沢プレイス」
パワースポットブームが去り、癒しプレイスが注目されていますので、一人あるいは二人でおもむくとよいところをピックアップしました。
・鈴木大拙館
鈴木大拙が生まれた本多町にあり、清水をたたえ、かつ波のないたプールが人気。入館しなくても、本多の森からのぞける一角があります。
・寺島蔵人邸
上級藩士の屋敷あとをこんにちまで保全した家屋で、縁側に座って望む庭園の風情が落ち着きを与えてくれます。
・白鳥路
金沢地方裁判所の裏手を通る道で、散策に好適です。夏は蛍も出るので、市内では希少な蛍観察場所として最近知られるようになっています。
・尾山神社裏手
金沢城と橋がかかっていたという裏手は、蒼古な雰囲気があり、街中で驚くほどの静寂もあります。来年度にはその「鼠門橋」が架橋される予定です。
・金沢城址旧金大理学部植物園
・大乗寺墓地群
寺町台の後方にある大乗寺は一帯が夥しい墓地で、これほどの墓の群落は珍しく、また静謐で、歩けば心が洗われる場所でもあります。
「職人の手ほどきで作るマイ工芸」
金沢は伝統工芸の町、その中には職人が手ほどきをし、おしえてくれるところがあり、工芸体験ができるというわけです。
・加賀水引 津田水引
・九谷焼 光仙窯
・加賀毛針 目細八郎兵衛商店
・加賀人形 中島めんや
・加賀友禅 毎田染画工房(富裕層向けツアーのみ)
・加賀象嵌 宗桂会館
・加賀仏壇 石川県立伝統産業工芸館
・金沢漆器 能作
・金箔貼り 箔一、箔座、さくだ、今井金箔
「金沢のソウルフードめぐり」
金沢の人たちは何を食べ、守って来たかを知る満腹のコースです。
・『第七ギョーザ』のホワイトギーョーザ
6人以上でないと予約ができません。二人三人だと、並ぶのを覚悟せねばなりませんが、話のネタにはなります。
・『宇宙軒』の豚バラ定食
グルメな東京人に最も人気のある店で、「これは東京にないよね」がその理由です。今日の販売目標数字が書かれた紙が貼ってあるというのもユニークです。
・『チャンピオンカレー』の金沢カレー
・『グリルニュー狸』の黒い焼き飯
やや郊外にありますが、市民に人気があり、週末ですと、少し並ばなければなりません。
・『グリルオーツカ』のハントンライス
かつては映画館街だった近くにあり、今では若い人たちがよく行っているようです。
・『白山そば』のそば
JR金沢駅構内で営業をしているそば店です。3月にリニューアル・オープンの予定だそうです。
・『むさし』のかつ丼
今はなき『ぶんぷく』のかつ丼に最も近い味と見た目のかつ丼を出す店です。かりに木製の器であれば、見間違うほど。
時間があれば、この続きは近日中にアップします。