観客動員数は? 選手育成は? 岩村&多田野も参加するプロ野球独立リーグの現在とは
THE PAGE 1月25日(日)19時0分配信
日本には日本プロ野球機構(NPB)以外に2つのプロ野球リーグが存在することをご存じだろうか。1つは四国を中心に試合を行う四国アイランドリーグplus(以下四国リーグ)、もう1つは北信越とその周辺地域を地盤とするルートイン・ベースボール・チャレンジ・リーグ(以下BCリーグ)だ。四国リーグは今年11年目、BCリーグは9年目のシーズンを迎えている。今回は設立から10年前後を経た両リーグを育成と集客という面で比較することで、2つのリーグの現状を紹介していきたい。
まずは両リーグの概要から紹介したい。
四国リーグは2004年に設立され、2005年度より公式戦を開始した。四国4県に1チームずつを置いてリーグ戦を行い、途中福岡や長崎、三重のチームが参加することもあったが、このリーグ拡大路線はうまくいかず2012年以降は再び四国の4チームで試合を行っている。リーグの主たる目的である選手育成の面ではリーグ初年度から2人が育成ドラフトで指名され、2006年にはのちにNPBで首位打者を獲得する角中勝也が、ロッテからリーグ初の支配下登録枠のドラフトで指名(7位)を受け、2013年の支配下ドラフトでは又吉克樹がリーグ過去最高となる2位で中日に指名され入団、1年目から新人王を争う活躍をみせた。
一方のBCリーグは2006年に設立、2007年度に初のシーズンが開幕した。初年度は新潟、富山、石川、長野の4チームでリーグ戦を行ったが、2008年シーズンから群馬と福井の2チームが参加し、以降は6チームを2地区に分けて試合を開催している。そして今シーズンは7年ぶりの新加入チームとして福島と、埼玉北部を本拠とする武蔵の2チームが参加、4チームの2地区制で行われる。選手の育成では初年度に唯一指名された内村賢介(楽天→DeNA)がNPBでも結果を出したが、以降は苦戦が続き、初の支配下登録枠での指名となった前田祐二(オリックス)が一軍でも勝利を挙げているのが目立つ程度だ。
最終更新:1月25日(日)21時31分
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