【レビュー】
パナソニックのスマートフォン機能内蔵デジタルカメラ「LUMIX DMC-CM1」がいよいよ国内でも発表された。発売は3月12日で、価格はオープンプライスだが、実売想定価格は12万円前後。すでに、ドイツ、フランス、イギリスでの販売が開始され、米国での発売も発表されていたが、ようやく国内でも発売されることになる。
CM1は、1.0型の高感度MOSセンサーと「28mm F2.8 LEICA DC ELMARITレンズ」、そして画像処理エンジン「ヴィーナスエンジン」を搭載しながら、厚さ15.2mmを実現した高級コンパクトデジカメだ。
なんといっても、LTE通信機能を内蔵し、OSにAndroidを搭載した点が特徴だ。これまでもAndroid搭載デジカメはあったが、1インチセンサーや単焦点レンズ、ハードウェアの画像処理エンジンを搭載し、「デジタルカメラ」としての機能に徹底的にこだわった製品は多くはなかった。「高級コンパクトデジカメ」に当てはまる製品としては初めてと言っていいだろう。
私は昨年11月13日にフランスで発売されるのに合わせて現地で購入し、それ以降使っているが、高級コンデジとスマートフォンが組み合わさったCM1は、デジカメの使い方を一新させるほどのインパクトがあった。
そもそも、CM1の外観はスマートフォンにもデジカメにも見える。撮影時は、横に構えてスライドスイッチを操作するとカメラが起動し、沈胴式のレンズがせり出す。シャッターボタンを押せば撮影が行われる。ここまでは普通のカメラだ。
撮影後は、本体を立てに持ち替えて本体下部のホームボタンをタッチするかスライドスイッチを操作すれば、今度はAndroidのホーム画面になって、スマートフォンとして利用できるようになる。
搭載されているのはAndroid 4.4(KitKat)。ホーム画面はシンプルで、素のAndroidに近く、派手さはない。スマホアプリを使えば、撮影した画像をTwitterやFacebookに投稿したり、画像編集アプリで補正したり、さまざまな活用ができる。
(1) | CM1はどんなカメラか |
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(2) | CM1の魅力 |
(3) | 自由な発想で作られたカメラ |
(4) | 問題は価格か |
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