自宅で昨日の残りのシチューとパンでモーニング。
カレーは二日目からが美味しいと聞くけど、シチューはどうなんだろう。
今日は東京の東の方を回るので、いつも通り都区内パスを購入、750円。
一軒だけど元は取れませんが、複数件回るとあっという間に元が取れてしまう、それでもラーメン一杯分にはなりません。
ビブグルマンのラーメン屋さん訪問シリーズ、三軒目は麺えどや@小岩(江戸川区南小岩)になります。
2010年2月に訪問していますが、自分で書いたレビューを読んでいて食べたくなっての再訪です。
小岩駅南口のアーケード街から小径に入った立地、飄とした佇まいの店構え、何の前情報もなければ間違いなくスルーされることでしょう。
前回同様、ほぼ飾り気のないすっぴんな店内は2007年6月オープン当初から変わっていないことでしょう。
カウンター4席に4人掛けテーブルが2卓の狭すぎず広すぎずの安心できる店内の雰囲気、いいですなぁ。
ご夫婦二人で切り盛りされていますが、挨拶とオーダー復唱以外の会話は皆無、しなくていいのでは無く、する必要がないのだと思う。
こういう所作を流れるような所作と言い、二人共目隠ししても何困ることなく接客をこなし、調理を進めるのではないでしょうか。
メニューはラーメンとつけ麺のみなので、(前回はラーメンを食べたので)今回はつけ麺と伺いましたが、限定メニューがあったので、タンメン(小)730円。
「モヤシと豚バラ肉をラーメンスープで煮込んだだけ」と思われる麺相ですが、食べてみれば底が見えないほど奥深い味わいのスープに思わず目を閉じてしまいました。
ああ、美味しい。
白い和紙に薄い墨で飄々とした雪景色を描いたような味わい、鶏ガラ、豚ガラの煮出しスープと鰹節や椎茸などの和風出汁を別々に取って別々に味を調整し、合わせているようです。
それでいて無化調ではなく魔法の粉をひとさじ入れていて、無化調だからどう、化調入りだからこう、という時代は終わっているのではないでしょうか。
麺は中細のストレート、前回感じたのと同じ「スープが主役で麺が脇役」の配役は変わっていません。
個人的にはラーメンは麺料理だと思っているので、麺が脇役なのは認めたくないのですが、現実、ここにこうして美味しいラーメンとしては存在するわけですから。
美味しかったなあ、ご馳走様でした。
辺りでコーヒーショップかハンバーガーショップを探しましたが見当たらず、駅反対側の一度来たことがあるマックで休憩してから電車に乗りました。
池袋駅で降りて真っ直ぐ向かったのは麺処花田となり@池袋(豊島区東池袋)(ホームページ)、「となり」とありますが麺処はなだの油そば部門、油そば専門店ではありません。
メニューは油そば、辛あぶらそば、辛味噌坦々油そば、ゆず塩まぜそば、そして30食限定の醤油ラーメンとなります。
タイミングよく店主さんの前の席が空いていたのですっと座って、夜のパーティーに向けてのビール550円。
細かいコトですが、ビールなどをお店の人が注ぐと風営法に抵触するんですね、なにのどこが線引きなのは分かっていません。
挽肉とメンマとネギを和えた付き出しがとても美味しくて、これからラーメンを食べる下準備は万端といったところです。
先客も未提供でしたし、そもそも時間が掛かることもあって、15分程掛かってゆず塩まぜそば770円。
※店主さんのご厚意により、標準的な盛り付けと異なる場合がありますので、ご承知おき下さい。
卵黄、挽肉、水菜、刻みタマネギ、青ネギ、刻み海苔、ゆず、辛ネギ、刻みニラ、その下に三河屋製麺の太麺、ドンブリの底にはなんと塩ダレ。
厨房で麺とタレは絡めてあるので(ですので「油そば」ではなく「まぜそば」)、さっと全体を合わせる感じで混ぜてから頂くと、うわぁ、目が開けていられないほど美味しい。
いろいろなトッピング、特に味や香りのハッキリしたニラ、ゆず、挽肉、卵黄が代わる代わる顔を出してきて、これを油そばにせずにまぜそばにしたセンスに脱帽です。
「お客さんによっては『台湾まぜそば』だと言う人もいらっしゃいますが、そうじゃないんだよねぇ」と、確かに台湾まぜそばに似ているけど似て非なるまぜそばです。
麺を半分ほど食べたところで味変を楽しみます。
卓上調味料は自家製りんご酢、自家製焦がしにんにくラー油、魚魚粉、花山椒、一味唐辛子と揃っているので、先ずはリンゴ酢、続けて一味唐辛子。
さらに酸味が加わって、辛さは何倍にもなって、こんなに美味しいなら初めっから合わせても良かったんじゃないかと思うほどです。
麺を食べ終わったところで結構餡が残るので、ライス(追い飯)を追加しては思いましたが、まま、そのまま食べきりました。
スルッと食べてしまってご馳走様、また、食べにきます。
さて、田町にて第三回ラーメン進年会。
基本的に東京、神奈川、千葉のラーメン屋さんの店主さん、ラーメン関係の仕事をされている方、そして単なるラーメン好きが集まる進年会。
関東圏外のお客さんも数人いらっしゃっていて、ちゃんとご挨拶ができて嬉しかったです。
パーティーなので飲み物や食べ物はそこそこ(気が付いたら殆ど食べていない)で、お喋りやご挨拶(する、される)で数時間が終わってしまいます。
ブログに記事をアップするのでそれなりに写真も必要だけど、パーティーの料理を写してアップしても誰の何に役にも立たないし(単なる自己満足)、そんな写真を撮っている時間があったら一言でもお喋りするし、誰かのスナップに収まるし。
この日でしか会えない人も少なくないのですが、今日は数年ぶりにラーメン業界に復帰する人と濃い話しができたし、何人かと旧交を深めました。
いやぁ、楽しい、私達がこんなにも楽しめるのは幹事会の人達のおかげ、心からありがとうございます。
その後は虹会、パーティー(宴会)の二次会には基本的に参加しないのですが、虹会であれば参加します。
というか、この虹会を含めて「ラーメン進年会」だと思っています。
大人の事情で虹会から参加の人もいて、事前に分かっていたので会場を走り回って探し出してお声掛けさせて頂きました。
料理は殆ど食べていませんが赤ワインと白ワインはがぶがぶ飲んでいたのでかなり酔いが回ってきましたが、決して座ることなく、座ったら負け的な、でも座っちゃったし。
会が終わったのは何時だったか分からないけど、近くにいた知り合いと惨事会へ。
この辺りからいろいろなしがらみがあって色々と集まりが別れていき、近くの居酒屋に行ったら別れたグループに遭遇するという。
終電が何時とかどうやって帰るとかそう言う話になっている時間帯で、さくっと飲んでから蒲田へ。
入店したのは何時かよく分からないけど京浜東北線が走っている時間だったはず(写真のタイムスタンプでは23時49分)。
蒲田で降りた方角が悪かったのかも知れないけど、二時までのお店で、軽く一杯、二杯飲んでいるウチに時間になってしまいました。
殆ど料理を食べなかったので無性にお腹が空いてきて、こんな時間に食べたらダメと分かっていてもピッツァを頼んでしまいました。
エネルギーを一滴残らず使って一日終了、子供だったらエネルギー切れで親に抱かれて寝てしまえばいいのですが、大人なので自分で宿を探さなければならず。