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NHK国際放送 検討会が中間報告1月20日 14時45分
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NHKの国際放送の在り方を検討する総務省の有識者会議が開かれ、インターネットを活用した24時間ニュースの配信や、受信料収入に占める国際放送関係費の割合を今後3年間で5%に増やすことなどを提言した中間報告を取りまとめました。
この有識者会議は、海外への情報発信を強化する観点から、NHKの国際放送について、実施体制や財源などを幅広く検討するため、去年8月に総務省に設置されたものです。
20日開かれた7回目の会合で中間報告が取りまとめられ、この中では、今後考えられる海外情報発信強化の方向性として、テレビ国際放送「NHKワールドTV」ならではの強みや特徴を打ち出し、「アジア情報を発信する、信頼できる代表的な国際放送」という世界的な評価の確立を目指すことを掲げています。また、インターネットを活用した24時間ニュースの配信を試験的に行うことや、受信料収入に占める国際放送関係費の割合を、平成26年度のおよそ3%から、今後3年間で5%に増やすことなどを提言しています。
出席した高市総務大臣は、「中間報告に盛り込まれた内容については、NHKなどと連携しながら取り組みを進めたい」と述べました。