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三井物産新社長 異例の抜てき
1月20日 17時24分

三井物産新社長 異例の抜てき
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大手商社の三井物産は経営トップの若返りを図るため、54歳で執行役員の安永竜夫氏を社長に昇格させる人事を発表しました。32人を飛び越える異例の抜てきで、現在の三井物産になって最も若い社長となります。

三井物産はきょう開いた取締役会で、飯島彰己社長の後任に執行役員の安永氏を昇格させる人事を決定しました。
安永氏は昭和35年生まれで54歳。経営企画部長をへて、おととし4月から鉄道システムの海外展開などを担当する執行役員を務めています。
三井物産は、幅広い人材を経営トップに起用しようと去年6月、代表取締役以外の役員も社長に就任できるように定款を変更していました。安永氏は、幹部の名簿上で32人を飛び越える異例の抜てきとなり、三井物産が昭和34年に現在の形になって、最も若い社長ということです。
安永氏を後任の社長に選んだ理由について、飯島社長は「社長在任中も今と同じように体力と気力を維持できると期待され、強い決断力もある」と述べました。
また、安永氏は「打診を受けたときは頭が真っ白になったが、最後は飯島社長の『天命と思って受けろ』ということばで決意した。若さを生かして時代を切り開きたい」と抱負を述べました。

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