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高校生就職内定率 21年ぶり高水準
1月20日 15時32分

この春、卒業予定の高校生の就職内定率は、去年11月末の時点で84%と、リーマンショックの前を上回り、21年ぶりの高い水準になりました。

厚生労働省がハローワークを通じて調べたところ、就職を希望している全国の高校3年生およそ17万5000人のうち、就職が決まっているのは去年11月末の時点でおよそ14万7000人で、就職内定率は84.1%でした。
これは、前の年の同じ時期と比べて4.9ポイントの改善で、リーマンショック前を上回り、平成5年11月以来21年ぶりの高い水準になりました。
内定率はすべての都道府県で前の年より改善し、最も高かったのは福井の93.7%、次いで富山が92.9%、石川が92.1%と北陸が上位を占めました。一方、最も低かったのは沖縄で52.2%、神奈川が70.8%、北海道が74.2%でした。
厚生労働省は「人手不足から大卒だけでなく高卒にも対象を広げて採用する企業が増えたことや建設業や製造業を始め幅広い産業で求人が増えたことで、全国的に内定率が改善した」と分析しています。

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